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ハインツ・グーデリアン
ハインツ・グーデリアン Heinz Guderianの生まれ変わり、もち冗談です。 ドイツ軍マニア、ミリタリー好きです。
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2010年04月12日
Flakpanzer 38(t)
対空戦車38(t)     Flakpanzer 38(t)

WWUの半ばとなると制空圏を失い出したドイツ軍にとって、連合軍の戦闘爆撃機(ヤーボ)の攻撃は重大な脅威となっていた。
急場凌ぎとして4号戦車の車体に20mm 4連装対空機関砲38型を搭載した対空戦車が計画されたが、ヒトラーは20mm 対空機関砲では威力不足として37mm対空砲搭載車に変更するように命じた。
対空戦車の配備が遅れることを避けるため、ヒトラーは急場凌ぎとして計画した4号対空戦車のさらに急場凌ぎとして38(t) 戦車の車体に単装型の2 cm Flak 38を搭載した車両を急ぎ開発するように命じた。 
生産を急ぐため、車体は38(t) 戦車より改造されたマルダーIII対戦車自走砲M型の車体がそのまま流用された。
1943年11月より生産が開始され、11月に50両、12月に37両、1944年1月に41両、2月に13両の合計141両が完成した。
生産された大半が西部戦線に送られ、SS第12装甲師団「ヒトラーユーゲント」などに配備された。
圧倒的な連合軍の航空攻撃の前に本車の単装型の2 cm Flak 38では火力不足であり、対空対地戦闘に戦い続ける中、1944年8月ごろまでには大半が失われた。
本車とイギリス空軍の戦闘爆撃機ホーカータイフーンが一対一で対決した場合、本車は20mm 対空機関砲1門なのに対し、ホーカータイフーンは20mm 機関砲4門とロケット弾4発を搭載していた。
ホーカータイフーンの火力の前に本車の乗員はなぎ倒され、吹っ飛ばされたであろう光景は容易に想像がつく。
ホーカータイフーン一機の火力は軽巡洋艦による片舷斉射に相当したといわれるくらい強力で、このような戦闘爆撃機が大挙して押し寄せてくるのだからドイツ地上軍はたまったものではない。
激戦の中、本車を始め多数の車両、兵士がヤーボの餌食となった。
本車の戦闘室周囲の鉄板上部は、ヒンジにより外側に倒れる仕組みになっており、地上射撃も可能だった。
対空射撃を行う場合はそのままの状態で全周射撃が可能だった。
携行弾数は榴弾が720発、徹甲弾が320発の計1,040発であった。
暫定的な車両ながらノルマンディーという最も苛烈な戦闘に投入され、ヒトラーユーゲントなどの若き兵士たちと共に戦った本車は、微力ながらよく戦ったと評されるべき車両であろう。

<38(t)対空戦車>

全長:    4.61m
全幅:    2.15m
全高:    2.25m
全備重量: 9.7t
乗員:    4名
エンジン:  プラガAC 4ストローク直列6気筒液冷ガソリン
最大出力: 150hp/2,600rpm
最大速度: 48km/h
航続距離: 200km
武装:    112.5口径2cm対空機関砲FlaK38×1 (1,040発)
装甲厚:   8〜20mm






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