2016年05月31日
出産・育児への行政サポートを手厚くしないと日本は滅びる!
今すぐには「子供」欲しくないけど、いつかは…。
子どもを持つ“いつか”を意識しつつ、妊娠・出産のリミットに怯える人もいることでしょう。中には、頑張って妊活しているにも関わらず子宝に恵まれず、意を決して里子をもらい育てることにした人だっています。その前の段階として「不妊治療」に数年間、数百万円を費やした結果ダメだった方も少なからずいるはずです。
そこで今回は、少子化対策と不妊治療についてお話ししていきたいと思います。
【少子化対策】
日本の未来がかかっている大事な問題だというのに、国が行っている少子化対策といえば「子ども・子育て支援法」という屁のツッパリにもならない程度の法律を作ったことと待機児童解消加速化プランを数年前に掲げたことくらい。
全く話にならない!
おまけに、「さんきゅうパパプロジェクト」なる、パパが産休を取得することを促進するプロジェクトを立ち上げた?ものの、肝心の企業側に制度を浸透させられていないため、「理想」のまま大した実現性を見いだせないまま。。。
困ったもんです...
【不妊治療】
そんな国の手抜きの政策はともかく、子供が欲しくてもなかなかできない...そんな夫婦は必死で不妊治療を行っています。しかしこれには多額の費用がかかるとともに、精神的且つ身体的な苦痛と忍耐を伴います。不妊治療に対する補助は全くといってない始末。
出生率がなかなか上昇しない現状において、「日本の未来は危うい」。今こそ本気で子供の数を増やしていかなければならないのに国は何をやっているんだ〜!そう思っている人も多いはず。不妊治療を国民健康保険の対象にしたり、結婚・子育てしたくなる国創りにもっと力を入れないと!
「女性が働きやすい社会を」みたいな主張も、少子化対策にとっては本当に何言ってんだって感じですね。仮に、女の人が働きやすくなればなるほど子どもなんか欲しくなくなるに決まっています。働く女性たちが「安心して」「経済的負担少なく」子供を預けられる仕組み作りを何とかしないとどうにもなりません。
そもそも、パートで働く女性たちは、家計のために働かざるを得ないという人がほとんどです。もちろん働きたい女性は働けばよいのですが、家計のために働かざるを得ない人たちが多いという現状を踏まえて、女性の仕事を補助する前に、女の人が働かなくても子育てができるよう、旦那の給料を3割増にする方がよっぽど少子化対策になると思うのです。
それに加えて、子供ができないカップルのためにもっと深く突っ込んだ不妊治療対策も行っていくべきだと思うのです。
【苦しい家計】
日本は今、共働きしなければ貧困に陥ってしまう、そんな国になってしまっています。
【それでも子供が欲しい】
それでも子供が欲しい人たちのために、国と企業は一体となってサポートしていく必要があるのではないでしょうか。「子どもが欲しくてもできな人たち」の中には意を決して不妊治療を行い、治療の初期段階で人工授精をやり過ぎ、妻の体に負担をかけてしまったと悔やむ人たちもいます。
妊活の末に40代で出産した芸能人の成功例に振り回され、「私もまだイケる!」と根拠のない自信を持たされた挙句、妊娠に失敗...なんて話はたくさんあります。残酷な話ですが、不妊治療は35歳くらいをひとつの区切りと考えて取り組んだほうがいいと思います。「不妊症が必要かな」と思ったら、20代でもすぐにお医者さんに行ってほしいのです。
いずれにせよ、そんな方たちのために、経済的負担を軽くしてあげる本気の「不妊治療補助」と、子育ての経済的負担を軽くしてあげる本気の「子育て支援」が今すぐにでも必要なのではないでしょうか。
【余談ですが】
男性にとって、子づくりのためのセックスと性欲でするセックスは全く別物です!
子づくりのためには排卵日を狙い撃ちしなければなりません。一方、子づくりじゃなかったらとっくにセックスレスになってしまいます(笑)
【最後に】
すべてに気力が沸かなくなってしまった人たちのために、ドキュメンタリー映画『すべては愛からはじまる』を紹介したいと思います。これは、「ひとりで母親になる」決意をした41歳未婚の女性が、家族や友人たちに支えられ母親になった軌跡を自ら記録した1本です。恵まれた家庭に育ち、それなりにデートも重ねてきたけれど、結婚・出産には至らなかったという監督。。。ある日監督は叔母に、シングルマザーになる相談をしました。その時叔母が監督にかけた言葉がステキです。
「過去のことを言っても仕方ない。あなたはステキな人生を懸命に送ってきたんだから」
生き方は人それぞれです。女優の山口智子さんのように子供を持たない決断も立派でしょう。インドの70代女性のように高齢で出産する決断をすることもまた立派です。全てはその人の意思によるもので結構だと思います。多様な生き方をチョイスできる社会であって欲しいと心から願うとともに、日本国には結婚・出産・子育てをもっともっとサポートしてもらいたい。そう願わずにはいられません。
子どもを持つ“いつか”を意識しつつ、妊娠・出産のリミットに怯える人もいることでしょう。中には、頑張って妊活しているにも関わらず子宝に恵まれず、意を決して里子をもらい育てることにした人だっています。その前の段階として「不妊治療」に数年間、数百万円を費やした結果ダメだった方も少なからずいるはずです。
そこで今回は、少子化対策と不妊治療についてお話ししていきたいと思います。
【少子化対策】
日本の未来がかかっている大事な問題だというのに、国が行っている少子化対策といえば「子ども・子育て支援法」という屁のツッパリにもならない程度の法律を作ったことと待機児童解消加速化プランを数年前に掲げたことくらい。
全く話にならない!
おまけに、「さんきゅうパパプロジェクト」なる、パパが産休を取得することを促進するプロジェクトを立ち上げた?ものの、肝心の企業側に制度を浸透させられていないため、「理想」のまま大した実現性を見いだせないまま。。。
困ったもんです...
【不妊治療】
そんな国の手抜きの政策はともかく、子供が欲しくてもなかなかできない...そんな夫婦は必死で不妊治療を行っています。しかしこれには多額の費用がかかるとともに、精神的且つ身体的な苦痛と忍耐を伴います。不妊治療に対する補助は全くといってない始末。
出生率がなかなか上昇しない現状において、「日本の未来は危うい」。今こそ本気で子供の数を増やしていかなければならないのに国は何をやっているんだ〜!そう思っている人も多いはず。不妊治療を国民健康保険の対象にしたり、結婚・子育てしたくなる国創りにもっと力を入れないと!
「女性が働きやすい社会を」みたいな主張も、少子化対策にとっては本当に何言ってんだって感じですね。仮に、女の人が働きやすくなればなるほど子どもなんか欲しくなくなるに決まっています。働く女性たちが「安心して」「経済的負担少なく」子供を預けられる仕組み作りを何とかしないとどうにもなりません。
そもそも、パートで働く女性たちは、家計のために働かざるを得ないという人がほとんどです。もちろん働きたい女性は働けばよいのですが、家計のために働かざるを得ない人たちが多いという現状を踏まえて、女性の仕事を補助する前に、女の人が働かなくても子育てができるよう、旦那の給料を3割増にする方がよっぽど少子化対策になると思うのです。
それに加えて、子供ができないカップルのためにもっと深く突っ込んだ不妊治療対策も行っていくべきだと思うのです。
【苦しい家計】
日本は今、共働きしなければ貧困に陥ってしまう、そんな国になってしまっています。
【それでも子供が欲しい】
それでも子供が欲しい人たちのために、国と企業は一体となってサポートしていく必要があるのではないでしょうか。「子どもが欲しくてもできな人たち」の中には意を決して不妊治療を行い、治療の初期段階で人工授精をやり過ぎ、妻の体に負担をかけてしまったと悔やむ人たちもいます。
妊活の末に40代で出産した芸能人の成功例に振り回され、「私もまだイケる!」と根拠のない自信を持たされた挙句、妊娠に失敗...なんて話はたくさんあります。残酷な話ですが、不妊治療は35歳くらいをひとつの区切りと考えて取り組んだほうがいいと思います。「不妊症が必要かな」と思ったら、20代でもすぐにお医者さんに行ってほしいのです。
いずれにせよ、そんな方たちのために、経済的負担を軽くしてあげる本気の「不妊治療補助」と、子育ての経済的負担を軽くしてあげる本気の「子育て支援」が今すぐにでも必要なのではないでしょうか。
【余談ですが】
男性にとって、子づくりのためのセックスと性欲でするセックスは全く別物です!
子づくりのためには排卵日を狙い撃ちしなければなりません。一方、子づくりじゃなかったらとっくにセックスレスになってしまいます(笑)
【最後に】
すべてに気力が沸かなくなってしまった人たちのために、ドキュメンタリー映画『すべては愛からはじまる』を紹介したいと思います。これは、「ひとりで母親になる」決意をした41歳未婚の女性が、家族や友人たちに支えられ母親になった軌跡を自ら記録した1本です。恵まれた家庭に育ち、それなりにデートも重ねてきたけれど、結婚・出産には至らなかったという監督。。。ある日監督は叔母に、シングルマザーになる相談をしました。その時叔母が監督にかけた言葉がステキです。
「過去のことを言っても仕方ない。あなたはステキな人生を懸命に送ってきたんだから」
生き方は人それぞれです。女優の山口智子さんのように子供を持たない決断も立派でしょう。インドの70代女性のように高齢で出産する決断をすることもまた立派です。全てはその人の意思によるもので結構だと思います。多様な生き方をチョイスできる社会であって欲しいと心から願うとともに、日本国には結婚・出産・子育てをもっともっとサポートしてもらいたい。そう願わずにはいられません。
タグ:子供・育児
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