2022年09月19日
CoreプロジェクトでのAPPマイニング
スマホアプリによるAPPマイニング
ローンチ前の期待のL1ブロックチェーンCore Public Chainを中核に置くCoreプロジェクトですが、2022年12月12日までスマホアプリによる先行APPマイニングを実施しています。Coreチェーン・ベースレイヤー通貨COREのハードキャップは21億枚で、その25%に当たる5億2500万枚を先行APPマイニングにより無料で配布する計画です。マイニングと言っても、ノードマイニングのようにコンピューティングパワーで演算を行っているわけではなく実質的にはエアドロップです。しかしながら、このCOREマイニングアプリは非常によく練り込まれたAPPなのです。CoreチェーンのAPPマイニングはBitcoinチェーンのPoW(Proof of Work)におけるノードマイニングをモデル化した設定になっています。
ブロック生成は10分ごとに1ブロック生成、1ブロックあたりの報酬は5,000CORE、全ユーザー(つまりマイナーです)のハッシュ量に対する自ハッシュの比率をブロック報酬に乗じたものが各ユーザーの1ブロック当たりの獲得CORE、最大150ブロック採掘済みブロックが貯まるまで(10min*150=1,500min=25hour)マイニング継続、「受給」ボタンをタップすると採掘済みブロックを回収し残量リセット。
無料でエアドロップする理由
CoreチェーンはBitcoinチェーンのようなトラディショナルなブロックチェーンを目指すプロジェクトです。Bitcoinが13年前に失敗した十分な分散化の確保を、スマホによるAPPマイニングという形でより広範かつ確実に分散化を獲得するという手法を選んでいます。ベース通貨COREを総発行数21億枚の25%を2年間かけて毎日5,000CORE×144ブロック=720,000枚生成・配布し5億2500万枚を世界中の先行APPマイニングに参加するCOREマイナーに行き渡らせる計画です。実際に本日現在で4億6336万枚を既に生成配布済みになっています。APPマイニング終了期日の2022年12月12日以降はノードマイニング(PoW/DPoS)での生成のみに移行し1日当たりの生成量は86,400枚に激減しますので、今後10年近い期間APPマイニングで生成されたCOREが総流通数の過半数を占める状況が続き、また希少性も担保されるという形になります。この構図はつい最近でも別の大きなブロックチェーンで見られることができました。Ethereumのマージです。Ethereumでは従来のPoWでの生成量をマージによって13,000ETHから1,600ETHに激減させました。希少性を確保し価格の上昇を狙ったのが大騒ぎをしたマージの本質です。
MetaMaskでCoreチェーンに接続する
COREアプリおよびCoreプロジェクトについては別サイト BTCs=CORE / BTC3.0 を参照
APPマイニングによる無料エアドロップは「MainNetローンチでWithdrawalになったら売られまくって価格維持できないんじゃないの?」という先入観が育っています。L2サブチェーンやdAppsのユーティリティトークンは、実際ほとんどが価格維持に失敗する状況があります。
さて、Coreプロジェクトのベースレイヤー通貨COREはどうでしょうか。
私は価格維持については「成る」と考えており、大いに自信があります。
理由はこうです。
MainNetローンチ時、CoreチェーンのCORE生成量は最大で5憶2,500万枚(APPマイニング割当ハードキャップ)です。2022年第3四半期のローンチと言われていますので実際には4億7,000万枚程度だと思われます。そして、APPマイニングは2022年12月12日までで終了しますが、毎日720,000枚を生成し続けます。一方MainNetローンチするとノードによるブロック報酬(実際は少し意味合いが違うのですがここでは省略します)として毎日86,400枚が生成されます。よって、仮にMainNetローンチがAPPマイニング期限までずれ込んだとしてもノードによる生成CORE量は6,307,200枚でしかありません。
CorePublicChainのコンセンサスアルゴリズム、Satoshi PlusではValidatorノードになる為には最低10,000COREをDepositする必要があります。TestNetでも見られる通り、最低Depositでの運用は危険なので、その5倍から10倍をDepositすることになります。EthereumのBeaconチェーンではValidatorノード数は2万ほどです。このDepositは言ってみればロックアップとして働くCOREです。Coreチェーン内に留まって、新たなCOREを生成するために必要なCOREです。更に、Satoshi PlusはDPoS(Delegate Proof of Stake)ですから、先行APPマイニングをしてきたCOREマイナーはローンチ後COREホルダーとして保有するCOREをこのValidatorにDelegateしてステーキングに参加することが可能です。上で述べたように、APPマイニングが終了すると毎日720,000枚生成されていたCOREは僅か86,400枚しか生成されなくなりますが、それはこのDPoSの報酬として生成されるのです。ゆえに、ほとんどのCOREホルダーは保有するCOREをDelegateして(これも言ってみればロックアップとして機能します)しまうと想定できます。希少なベースレイヤー通貨としてCOREは動き出すとみて間違いないでしょう。
もちろん、利益確定をするCOREマイナーは存在するでしょうが、その売り圧はValidatorを目指すノードやプールによって買われてしまい、それも恐らく買い圧の方が高いのではないかと想像できるのです。
以上から、現在本年12月12日までスマートフォンAPPでの無料マイニングで獲得できるCOREは高い確率で価格維持に成功すると考えられます。国内ではなぜか知名度が低く、APPマイナーは限定的ですが、中国・米国を始めとする世界ではアプリの総ダウンロード数5,900万回、有効マイナー数1,000万以上の大規模なプロジェクトに成長しています。
なんといってもAPPマイニングは無料かつ手軽ですから、まだ期間は残されているのでぜひご参加ください。
COREマイニングアプリdownload: https://www.btcs.love/invite/4iseq