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Sonyヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1の面白実験

Sonyヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1の面白実験を行ったサイトがあるので

ご紹介したいと思います。


と言っても、残念ながら実験中の映像とかが有るわけではないのが残念ですが、

私が気になっていた事と言うか、是非やってみたいと思っていた事なので

実験の実行は非常に嬉しいものでした。


Impress watchさんの記事
 「3Dヘッドマウントディスプレイ ソニー「HMZ-T1」をさらに色々と試してみた」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/ggl/20111116_491168.html#title2


実験内容は、ヘッドマウントディスプレイのHMZ-T1を装着して、

PS3用タイトルのグランツーリスモ5(以下、GT5)をプレイし、

フェイストラッキング機能を使ってみたらどうなるのか?という実験です。


何故この実験が深いのか?との説明には、

まずGT5のフェイストラッキングからの説明が必要ですね。


GT5にはフェイストラッキングと言う機能が設けられており、

Moveやビデオチャット等に用いるUSB式のカメラCEJH-15007を接続する事により、

プレイしている人の顔の角度をゲームが認識する様になります。


顔の角度をゲーム側が認識して何をするのか?と言いますと、

顔を左に向けると、画面表示が車正面よりも左側を、

右に向けると、画面表示が車正面よりも右側を、、、

と言った具合に、普段私達が実際に車を運転している時に交差点進入などで行う首を振っての

通常視野角以外のエリアの目視確認操作をより自然な形で行うための機能です。


一人称視点でプレイするゲームにおいては、

コントローラーのスティックで視点操作を行う事が殆どなのですが、

GT5の様に両手が非常に忙しく動く様なゲームでは、

この様なフェイストラッキング技術に期待がかかるものです。


GT5では、このフェイストラッキング機能が実装されており、実際に利用する事が可能です。
#すべてのゲームモードで利用出来ないので注意してください。

私もGT5を購入して、すぐにこのフェイストラッキング機能を使ってみました。

思っていた以上にちゃんと顔の角度を認識してくれて、画面表示を変化させてくれるものの、

この機能には大きな問題がありました。

それは、ディスプレイそのものが物理的に移動しない事に起因する問題です。


確かに顔を右に向けると、画面は顔を動かした分だけ画面表示を右にずらしてくれます。

しかし、当然ですがディスプレイそのものが右にズレてるくれる訳ではないので、

画面を確認するには顔を右に向けつつ眼球だけはディスプレイを確認するために

必死に左方向に視点を残す必要が発生するために、

パラドックス的な身体の動きを強要される事となり、

この機能や画面のリアクションは表示に面白くて興味深いものでありつつも

実際には全く使えないと言って過言ではない”単なるお遊び”と化してしまう訳です。

#これなら、これまた実際に実装されている複数PS3を接続する事で達成した、
#マルチモニター表示機能の方が全然実用的ですね。難易度は別としてw


そんな”残念感”を感じた事のある人が、この


ソニーのHMZ-T1を見た瞬間に想像する事は似たようなもんだと思いますw


左に顔を向けて、向けた角度だけ、ディスプレイが左に移動するこのマシンなら!!


実験結果は実際に

http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/ggl/20111116_491168.html#title2

こちらを読んでもらうとして、、、


うーん。なかなかうまくいかないものですねw

”楽しそうだ”と勝手に妄想していたのですが、パッと思いつく様な事には

それなりの障害が発生するってもんですね。


impressさんの記事の中には

HMZ-T1のイルミネーションを認識してくれる様にプログラムを対処してくれれば、、

とありますが、顔認識の大きな要素である目の様な模様を

ディスプレイ部分に付けてやればうまく機能するんじゃないか?と思うんですが、、、


それでダメなら、プリントアウトした顔なんかを貼りつけてやれば、、、


せっかくの実験なんで、もうちょっと頑張って欲しかったもんです。

まぁプリントアウトした顔を貼りつけた時点で、

このカッコイイフォルムのHMZ-T1は台なしになる訳ですが、

人前に曝されてプレイする訳ではないし、どうせプレイしている本人からは見えないですからねw


さて、同記事にはゲーマーが気になる、表示遅延などについても実験がされています。

一部のサイトの記事では、リニアな反応が求められるゲームでは利用出来ないと

紹介されている事もありましたが、私自身がソニーストアでGT5をプレイしてきた時には、

全くプレイが出来ないと感じるほど酷い表示遅延は起こっていませんでした。

ハイスピードリンクという難易度は低いコースだったものの、

普通に2周を走りきってしまいましたけどね。

まぁオンラインのイベントなんかで入賞を狙う様なレベルのプレイが出来る人ならば

その違いがハッキリ分かるんでしょうが、少なくとも私には、、、 ^^;;


ちなみに今回の記事でも表示遅延に関して明言は避けられております。

フェイストラッキングと表示遅延、両方もうちょっと頑張って実験して欲しかったです。


あれ?そう言えばImpressさん!

このコーナー恒例の実験したアイテムのプレゼントは??(笑)




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