2011年06月08日
任天堂 Wii U を考えてみる。(6/8 14:15一部訂正)
任天堂はE3でWii Uの発表を行ったのは、先ほど書いた記事の通りです。
あれから様々なサイトやブログを見てみたのですが、
多くの人が非常に好意的で、イノベイティブなコンソールだと歓迎している様です。
しかし、私が天邪鬼な性格だからかもしれませんが、
私にはどう見てもイノベイティブなコンソールにも見えないですし、
チャレンジングな提案にも見えません。
正直言って、もっと新しい何かを提案してくれるマシンが発表されるものと期待していただけに
本当に残念に思います。
コアなハードゲーマーに訴求するための準備もしたコントローラーと言う事ですが、
その部分においても、さほど追い風になる様な構造の様には思えません。
もちろん少し想像をすれば、FPSの時にはレーダーになってくれたり、
武器の入れ替えをタッチパネルで行ったりと、様々な使い方が出来る様に思えますし、
それから少し進化させるだけで、透視装置や、アクティブソナーとかになってくれますし、
さらには、普通のTVとコントローラーでは表現できない様な
細かな謎解き的要素を盛り込む事も出来るでしょう。
しかしむしろタッチパネル搭載のコントローラーと言う事で心配なのが
コントローラーそのものの重さだとか、連続して使用出来る時間の様な逆風的要素ですね。
そんな逆風的な要素を上回るほどの楽しさを提供出来るのかどうか?
と言う事になりそうです。
(任天堂は、そういう所の上手さは素晴らしいので心配はしていませんが。)
また、SonyがPlayStationMoveを発表した時に世間の多くの人がWiiのパクリだと
揶揄した訳ですが、今回のWii Uはマシン設計が新しいだけで、
コントローラーに何らかの表示パネルを装備させる、そのアイデアそのものは、
昔からあったものです。
最近で言えば、もちろん違いはあるものの
PS3とPSPで行う、リモートコントロールもベクトルとしてはそう違うものとは思えません。
もっと言えば、発表があったばかりのPS VITAとPS3ならば、
Nintendo Wii Uよりも、もっともっと凄い事が出来るのではないか?とさえ思ってしまいます。
と言うか、断言しても良いんではないでしょうか?
絶対に、またソニーにコピーされるとww
厳密にはVITAの発売の方が早いので、そういう状態になったとしても、
どちらがコピーだとか言う話は難しいと思いますが。。。
現実問題として、カジュアルコンソールというイメージをすぐに打ち崩すのは難しいでしょうし、
任天堂が戦う相手は、競合他社ではなく、現状のWiiユーザー、
しかもそのお父さんとお母さんをどう納得させられるか?が普及の鍵になると思います。
今回のマシンが、新型コントローラーだけで、既存の「Wii」に追加する事で
起動させられるのなら、大ブレイクは必死なのだと思いますが、
Wiiリモコン以外の全ては入れ替える事になる訳で、
それなりの費用が発生するのは確実ですからね。
コアゲーマーを取り込む事に必死になり過ぎるのは危険ではないでしょうか?
むしろ既存のWiiユーザーと、そして活発なWiiユーザーは小学生ぐらいのお子さんが多いので、
その「ご両親」や「おじいちゃん・おばあちゃん」に買い替えのための
大義名分のようなものを与える訴求を行った方が良いと思います。
ちなみに価格は35000円〜40000円ぐらいになるのでは??と思います。
大雑把に見積もったところ、本体の製造コストが15000円〜20000円程度。
新型コントローラーも15000円〜20000円程度になるのではないか?と。
新型コントローラーが単独でどの程度のモノなのかが全く不明ですが。
映像生成は本体側との事なので、ハリボテ君ならもっと安くなるんですがね。
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