2011年04月19日
6月E3で発表と噂の任天堂次世代機を考える
このところ、まことしやかに囁かれている、
「任天堂、6月のE3で次世代機を発表へ」
の噂が気になる訳ですが、
その内容にはすこし行き過ぎだと思うものが含まれています。
噂では、
○6インチタッチスクリーン搭載タブレット型コントローラー
○PowerPC系 3コアCPU
○ATI(現AMD)GPU
○Wiiと互換性アリ
○2012年発売
と言う事です。
ここで一番行き過ぎた噂の様に感じられるのは、
間違いなく6インチタッチスクリーン搭載タブレット型コントローラーですね。
いままでも何らかの表示機能が搭載されたコントローラーが無かった訳ではありませんが、
それほど効力を発揮する事はありませんでした。
確かに今回噂になっている様に、6インチもあって、
しかもタッチスクリーンとなれば、全く違ったゲーム体験を実現してくれる気もします。
しかしコストを考えて、本体セットになれば一体いくらのマシンになるのよ?って事になります。
言わずとしれた事ですが、任天堂マシンは、ファミリー層と小学生以下のユーザーが
大きな牽引役になっている訳ですので、販売価格を最低でも2万円後半までに抑える事が
必須の様に思われます。
では、タッチスクリーンコントローラを省いて考えた場合、
噂になっているマシンスペックはコストパフォーマンス的にも、
非常に現実的とも言えるラインだと思います。
本体だけで考えれば2012年には15000円程度で発売出来るスペックでしょう。
そうなると全体で2万円半ば〜2万円後半までを達成するにしても、
1万円〜1万数千円程度の余裕があると考えられますので、
DSの価格を参考に考えても実現は可能なレベルだと思われます。
ただし、これはあくまで実現が可能と言うだけで、現実には少し無理があると思うのです。
コントローラを追加で購入したいと思った場合、1個の購入に対し
1万数千円程度の出費が必要になってくる訳です。
これはプラットフォームとしての成功には大きな障壁になるのは必死です。
また任天堂が、そんな馬鹿なマシンデザインをするとは考えにくいものです。
そんな無謀な事をするよりも、
現状非常に広く浸透している、DSや3DSにBluetooth内臓の
コントローラー化カートリッジを差すなどして、
コントローラ化させる方が、消費者にも任天堂にもメリットが多いと思われます。
Wi-Fiでもコントローラ化は可能だと思いますが、
コントローラ化カートリッジは安価で発売する事が可能ですし、
Bluetoothの方が向いていると思われますので。
と、ここまで書いて全否定してしまうのですが、
DSは指タッチでは操作が困難という設計上の問題があります。
指タッチでの操作が全く無理ではないのですが、
ペンでの操作を前提に設計されているので指では反応しにくいのは事実です。
では全て嘘なのか?って事になりますが、
根本に戻って考えた場合、たとえそのスペックがXboxやPS3以上のスペックを持っていたとしても、
今更任天堂が本当に普通のゲームマシンで勝負をしかけてくる事も考えにくい事であって、
何らかの任天堂らしさが搭載されたマシンである事だけは確かでしょう。
今のWiiで広く支持された、指先だけでなく腕や体を大きく使う事の楽しさを
全て捨ててしまう事も考え難い訳で、
今のWiiリモコンがすべてそのまま使えるという事が前提で
6インチタッチスクリーンコントローラーが採用されてもおかしくはないと思います。
ただし、我々が想像しているよりもコスト的に安く抑えられたものになる事でしょう。
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