あれもこれも興味ありますねん！

９月１６日〜１９日にかけて開催された東京ゲームショウ２０１０ですが、

ニュースによると、過去最多の入場者数だったとか。。。

景気の悪い日本においては、良いニュースである事は間違いないですね。


しかし、今の東京ゲームショウに、

本当に開催意義があるのかどうか、私にはわかりません。

むしろ甚だ疑問にさえ思える訳です。


日本最大のゲームショウと言えど、

必ず業界が仰天する様なニュースをリリースする必要はないでしょう。

グループ内での再編などによりその立場が微妙であるのは理解できますが、

それでもホームでの開催と言えるべきショウにソニーから何のサプライズ的な発表がないのは、

やはり寂しいものです。

そして何と言っても、日本最大規模のゲームショウでありながら、

任天堂が不在の状況を放置し続けている業界にも、失望を通り越した

虚構の「日本最大ゲームショウ」を感じずにはいられません。


また開催時期も再考する必要はないでしょうか？

この時期での開催には、クリスマス・お年玉商戦に向けたアピールの要素が強いと思われます。

しかし、実際ショウでは発売が目前に迫ったタイトルのお試しプレイではなく、

ビッグなサプライズ発表に注目が集まるもの。

５月にアメリカのE３があって、９月に東京では、そう内容の違うプレスリリースを行えと言うのが、

無理と言うものの様な気がします。

そう考えれば、何もこの時期でなくても、、、　と思ったりします。

コスプレの人達にとっても、この暑さは厳しいものしょうしｗ



更に言えば、ショウのスケジュール的な進行を含めた運営や、出展に関する費用など、

本当に適正なものになっているのかどうかも疑問です。

真に有効なマスコミ向け発表が出来ているならば、

これほどもショウに合わせたプライベートな発表会が開かれる訳がないと思うのです。


過去最多の入場者数だったショウに水をさす気はありませんが、

誰がメインで、何をしたい場であるのか整理して

今後の運営を考えていかなければ、

人は集まっても意味のないショウと化し、

そして再び人の集まらないショウへと戻っていってしまうのでは？と心配しています。


また、数少ない主要産業の１つの主導権を海外に持って行かれる事は、

何としても阻止してもらいたいものです。