2012年10月20日
ハードディスクはいつか壊れる! ホームサーバーのススメ
今日も1件、外付けのHDDが急に開けなくなったと出張の依頼がありました。
実は、私、この依頼が一番嫌いなんです。
大抵の場合、何にも出来ないし、
それに依頼主さんの悲しい顔もみるのは嫌ですし、、
メモリーカードとか、メモリスティックなら、結構データを救える事が多いんですが、
HDDが壊れた時なんて、殆ど何も出来る事はありません。
今日もお伺いすると、お母さんが非常に困ったご様子で、
「昨晩まで普通に動いていたハードディスクが急に開かなくなったんです。」
と訴えておられました。
実は、私、この依頼が一番嫌いなんです。
大抵の場合、何にも出来ないし、
それに依頼主さんの悲しい顔もみるのは嫌ですし、、
メモリーカードとか、メモリスティックなら、結構データを救える事が多いんですが、
HDDが壊れた時なんて、殆ど何も出来る事はありません。
今日もお伺いすると、お母さんが非常に困ったご様子で、
「昨晩まで普通に動いていたハードディスクが急に開かなくなったんです。」
と訴えておられました。
まず、電源周りの確認と、USB接続を確認し、何も問題が無い事を確認出来たら
電源を投入。
で、外付けディスクに耳を付けて聞いてみると、
コン、コン、コンと言う金属音。
物理的には軽症な故障ではありますが、
残念ながら私ではどうにも出来ないパターンの奴です。
ハードディスク修復の専門家ではないので分かりませんが、
この500GBの外付けHDDでたぶん費用は10万円程度だと思います。
これでも昔に比べると随分安くなったものです。
藁にもすがる思いで私に依頼してくれたんでしょう。
お母さんは先週末の子供の運動会の写真をはじめ、
過去5年分ぐらいの写真がこの中に入っている事と、
昨晩までは何の問題もなく動いていた事を繰り返し繰り返し話しておられました。
だからこの手のご依頼は本当に苦手なんです。
私としてもお話を聞いているだけでブルーになってきますし、
どうしてあげる事も出来ないので。。。
◯こういった故障を専門に仕事をされている事
◯今回の場合はおそらくデータは救えるだろうが、ひょっとしら専門家でもどうにもならない事がある
◯大体の目安となるデータ復旧価格
等を簡単に説明させて頂いた上で、
「もう下手にこのHDDを起動させない方が良い事」を付け加えて説明しておきました。
一か八かになるが、これまで復旧価格が徐々に安くなった様に
ひょっとしら更に安くなるかもしれないので、
どうせ諦めるなら、もうしばらくこのHDDをキープしておいた方が良いんじゃないか?
って提案もさせて頂きました。
で、最後に、本当にこの状況では余計なお世話と言いますか、
それどころじゃないって言うのは本当のところだと思うのですが、
バックアップの重要性もご説明させて頂きました。
もうPCが身近な存在になって随分な時間が経過しましたので、
みなさんも一度ぐらいHDDの故障で困った経験があるのではないでしょうか?
でも、あまり対策をされていない事が結構多いのもよくある事です。
そんな訳で、今日はサーバーのご提案を改めてしたいと思うのです。
私がオススメするのはDroboと言うサーバーです。
私のクライアントさんには、これまでも何度もご提案し、
何台も導入頂いているので、このマシンが優れている事は良くわかっています。
DroboFSの量販店モデルDroboFSNのパッケージと内容物
サーバーに対し、何を求めているのか?によって、
このDroboと言うサーバーの評価は随分変わってきます。
しかし私は、特に家庭用としては、このDroboは非常に優れていると思うのです。
ただ、今日はこのDroboサーバーのダメな点から簡単に述べていきます。
1)サーバーへのデータの書き込み、サーバーからのデータの読み込み速度が遅い。
2)そこそこ騒音がするマシンで、リビングに設置するには適さない。
(1)の速度に関しては、そのまんまです。ただし、それほど多くPCから一度にアクセスがあったり、
それほど多くのデータを頻繁に出し入れする環境でなければ
大きな問題は起こらないと思います。
サーバーの導入が初めてならば、こんなもんかと思えばそれまでって程度です。
(2)に関してもそのまんまで、まぁそこそこの騒音がします。
進んでリビングには設置したくないほどの騒音を発するのです。
ただ、私はリビングに設置しております。
LANケーブルを他の部屋まで引き回すのが面倒だと言う事もありますが、
私の場合、利用する時にしか電源を投入しませんので、リビングでも問題ないのです。
また最近はゲリラ豪雨と共に落雷も激しい様に思いますので、
そちらの対策にも好都合の様に思っています。
では、どうしてこのサーバーを勧めるか?って言うポイントですが、
このマシンではすべての事において特別な知識は殆ど必要ないのです。
本来サーバーを導入するには専門的な知識が必要だったりします。
導入するサーバーの種類によっても異なりますが、
それこそOSの知識から始まり、レイドに関する知識、ユーザー設定の知識、LANの知識
少し大げさな表現かもしれませんが、だいたいそう言う知識が必要になります。
しかしこのサーバーでは、その様な知識が殆ど必要ありません。
このサーバーマシンを購入し、HDDを数枚挿して電源を投入、
PCを立ちあげてCDでソフトウエアをインストールしたら、はい、出来上がり!
気を付けなければいけないのは、データの冗長性だけ。
冗長性とは、HDDのトラブル下でもデータが保持される事を意味する訳ですが、
簡単な話、サーバーと呼ばれるこのマシンでもHDDが1枚しか挿していなければ、
この1枚のHDDにトラブルが起これば、データがすべて飛んでしまうので、
サーバーを導入した意味がないと言うもの。
最低でも2枚以上、出来れば、4枚とか5枚のHDDを挿して
さらに強固な冗長性を確保したいところ。
さて、メンテナンスも簡単です。
本来のサーバーならば、使用するHDDの容量や型番等に厳しい制限があるため、
メーカーの指定したHDDをメーカーから足元を見られているかの様な価格で
購入する必要があります。
しかしこのDroboでは、難しい事は考えず、SATA規格の3.5インチHDDを買ってきて、
ただ挿入するだけです。
何も気にせず電源が入っている状態で挿すだけです。
あとの設定等はDroboがすべて行なってくれます。
またHDDにトラブルが発生した場合でも
赤ランプで示された故障HDDを引き抜き、新しく用意したHDDを挿すだけです。
こちらも同様、あとはDroboが自動的に復旧作業を行なってくれます。
当然、複数枚のHDDにデータが分散ならび冗長化データと共に保存してくれているので、
データが失われる事はありません。
ほかにもこのDroboの優れた点はあります。
容量に対するアドバンテージです。
普通のサーバーでは、サーバーを導入する時点で、
その必要容量を想定してHDDを準備する必要があります。
また一度動かし始めたサーバーのHDD容量を変更する事は容易ではありません。
時間、手間、費用的にも決して簡単なものではありません。
しかしこのDroboではそれも非常に簡単です。
空きベイがある状況ならば、そこに追加のHDDを挿すだけですし、
空きベイが無い状態でも、一番小さなサイズのHDDを引き抜き、
新しく用意した大きなサイズのHDDを挿入するだけです。
この時ももちろん必要な設定等はマシンが自動的に行なってくれます。
いかがでしょうか?
先にも書いた通り、サーバーと言うものに何を求めるのか?は人によって異なりますので、
このDroboに対しても人によって評価が異なる事と思います。
しかし少なくとも簡単に導入&運用する家庭用サーバーとしては
他のメーカーのどんなマシンにもない魅力があります。
撮影したデジタルカメラやビデオのデータを失いたくない人は
なるべく早く導入された方が良いと思います。
Drobo オススメですよ!^^
ネットワーク上で運用し、複数のPCからアクセスさせたい時は「Drobo FS」。
一台のPCにUSB3.0(or Thunderbolt)接続させて運用させるだけで十分ならば「Drobo 5D」。
#Drobo FSにはFSNと言う量販店モデルもあります。
#バックアップソフトが付属していない事を除けば性能は全く同様で、しかも安価です。
国際産業技術株式会社(日本総代理店) Drobo公式サイト
http://www.drobo-jp.com/
楽天市場リンク
「Drobo FS」 検索結果ページへのリンク
「Drobo 5D」 検索結果ページへのリンク
Amazonリンク
「Drobo FS」 検索結果ページへのリンク
「Drobo 5D」 検索結果ページへのリンク
本日の”ちなみに。。。”
DroboFSNに1TBのHDDを4枚差して運用を始めるとするなら、
ザックリした価格ですが、
本体43000円+1TB HDD(1台6000円x4台)24000円=67000円程度といったところでしょうか?
もちろん自宅に余っている3.5インチHDDがあるならそれを流用する事も可能です。
電源を投入。
で、外付けディスクに耳を付けて聞いてみると、
コン、コン、コンと言う金属音。
物理的には軽症な故障ではありますが、
残念ながら私ではどうにも出来ないパターンの奴です。
ハードディスク修復の専門家ではないので分かりませんが、
この500GBの外付けHDDでたぶん費用は10万円程度だと思います。
これでも昔に比べると随分安くなったものです。
藁にもすがる思いで私に依頼してくれたんでしょう。
お母さんは先週末の子供の運動会の写真をはじめ、
過去5年分ぐらいの写真がこの中に入っている事と、
昨晩までは何の問題もなく動いていた事を繰り返し繰り返し話しておられました。
だからこの手のご依頼は本当に苦手なんです。
私としてもお話を聞いているだけでブルーになってきますし、
どうしてあげる事も出来ないので。。。
◯こういった故障を専門に仕事をされている事
◯今回の場合はおそらくデータは救えるだろうが、ひょっとしら専門家でもどうにもならない事がある
◯大体の目安となるデータ復旧価格
等を簡単に説明させて頂いた上で、
「もう下手にこのHDDを起動させない方が良い事」を付け加えて説明しておきました。
一か八かになるが、これまで復旧価格が徐々に安くなった様に
ひょっとしら更に安くなるかもしれないので、
どうせ諦めるなら、もうしばらくこのHDDをキープしておいた方が良いんじゃないか?
って提案もさせて頂きました。
で、最後に、本当にこの状況では余計なお世話と言いますか、
それどころじゃないって言うのは本当のところだと思うのですが、
バックアップの重要性もご説明させて頂きました。
もうPCが身近な存在になって随分な時間が経過しましたので、
みなさんも一度ぐらいHDDの故障で困った経験があるのではないでしょうか?
でも、あまり対策をされていない事が結構多いのもよくある事です。
そんな訳で、今日はサーバーのご提案を改めてしたいと思うのです。
私がオススメするのはDroboと言うサーバーです。
私のクライアントさんには、これまでも何度もご提案し、
何台も導入頂いているので、このマシンが優れている事は良くわかっています。
DroboFSの量販店モデルDroboFSNのパッケージと内容物
サーバーに対し、何を求めているのか?によって、
このDroboと言うサーバーの評価は随分変わってきます。
しかし私は、特に家庭用としては、このDroboは非常に優れていると思うのです。
ただ、今日はこのDroboサーバーのダメな点から簡単に述べていきます。
1)サーバーへのデータの書き込み、サーバーからのデータの読み込み速度が遅い。
2)そこそこ騒音がするマシンで、リビングに設置するには適さない。
(1)の速度に関しては、そのまんまです。ただし、それほど多くPCから一度にアクセスがあったり、
それほど多くのデータを頻繁に出し入れする環境でなければ
大きな問題は起こらないと思います。
サーバーの導入が初めてならば、こんなもんかと思えばそれまでって程度です。
(2)に関してもそのまんまで、まぁそこそこの騒音がします。
進んでリビングには設置したくないほどの騒音を発するのです。
ただ、私はリビングに設置しております。
LANケーブルを他の部屋まで引き回すのが面倒だと言う事もありますが、
私の場合、利用する時にしか電源を投入しませんので、リビングでも問題ないのです。
また最近はゲリラ豪雨と共に落雷も激しい様に思いますので、
そちらの対策にも好都合の様に思っています。
では、どうしてこのサーバーを勧めるか?って言うポイントですが、
このマシンではすべての事において特別な知識は殆ど必要ないのです。
本来サーバーを導入するには専門的な知識が必要だったりします。
導入するサーバーの種類によっても異なりますが、
それこそOSの知識から始まり、レイドに関する知識、ユーザー設定の知識、LANの知識
少し大げさな表現かもしれませんが、だいたいそう言う知識が必要になります。
しかしこのサーバーでは、その様な知識が殆ど必要ありません。
このサーバーマシンを購入し、HDDを数枚挿して電源を投入、
PCを立ちあげてCDでソフトウエアをインストールしたら、はい、出来上がり!
気を付けなければいけないのは、データの冗長性だけ。
冗長性とは、HDDのトラブル下でもデータが保持される事を意味する訳ですが、
簡単な話、サーバーと呼ばれるこのマシンでもHDDが1枚しか挿していなければ、
この1枚のHDDにトラブルが起これば、データがすべて飛んでしまうので、
サーバーを導入した意味がないと言うもの。
最低でも2枚以上、出来れば、4枚とか5枚のHDDを挿して
さらに強固な冗長性を確保したいところ。
さて、メンテナンスも簡単です。
本来のサーバーならば、使用するHDDの容量や型番等に厳しい制限があるため、
メーカーの指定したHDDをメーカーから足元を見られているかの様な価格で
購入する必要があります。
しかしこのDroboでは、難しい事は考えず、SATA規格の3.5インチHDDを買ってきて、
ただ挿入するだけです。
何も気にせず電源が入っている状態で挿すだけです。
あとの設定等はDroboがすべて行なってくれます。
またHDDにトラブルが発生した場合でも
赤ランプで示された故障HDDを引き抜き、新しく用意したHDDを挿すだけです。
こちらも同様、あとはDroboが自動的に復旧作業を行なってくれます。
当然、複数枚のHDDにデータが分散ならび冗長化データと共に保存してくれているので、
データが失われる事はありません。
ほかにもこのDroboの優れた点はあります。
容量に対するアドバンテージです。
普通のサーバーでは、サーバーを導入する時点で、
その必要容量を想定してHDDを準備する必要があります。
また一度動かし始めたサーバーのHDD容量を変更する事は容易ではありません。
時間、手間、費用的にも決して簡単なものではありません。
しかしこのDroboではそれも非常に簡単です。
空きベイがある状況ならば、そこに追加のHDDを挿すだけですし、
空きベイが無い状態でも、一番小さなサイズのHDDを引き抜き、
新しく用意した大きなサイズのHDDを挿入するだけです。
この時ももちろん必要な設定等はマシンが自動的に行なってくれます。
いかがでしょうか?
先にも書いた通り、サーバーと言うものに何を求めるのか?は人によって異なりますので、
このDroboに対しても人によって評価が異なる事と思います。
しかし少なくとも簡単に導入&運用する家庭用サーバーとしては
他のメーカーのどんなマシンにもない魅力があります。
撮影したデジタルカメラやビデオのデータを失いたくない人は
なるべく早く導入された方が良いと思います。
Drobo オススメですよ!^^
ネットワーク上で運用し、複数のPCからアクセスさせたい時は「Drobo FS」。
一台のPCにUSB3.0(or Thunderbolt)接続させて運用させるだけで十分ならば「Drobo 5D」。
#Drobo FSにはFSNと言う量販店モデルもあります。
#バックアップソフトが付属していない事を除けば性能は全く同様で、しかも安価です。
国際産業技術株式会社(日本総代理店) Drobo公式サイト
http://www.drobo-jp.com/
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本日の”ちなみに。。。”
DroboFSNに1TBのHDDを4枚差して運用を始めるとするなら、
ザックリした価格ですが、
本体43000円+1TB HDD(1台6000円x4台)24000円=67000円程度といったところでしょうか?
もちろん自宅に余っている3.5インチHDDがあるならそれを流用する事も可能です。
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