あれもこれも興味ありますねん！

謎めいたトレーラームービーで話題を集めていたゲーム

「DATURA」（ダチュラと読むんだとか。。。）のダウンロード販売が開始されましたので

早速購入してプレイしてみました。

PSストアから購入出来て、価格は1000円でした。


この様な、謎をたくさん振りまいて、話題性を演出するコマーシャル方法は

ゲーム業界でも結構古くからあるやり方ですが、

プレイしてみた感想も、謎のトレーラームービーの雰囲気そのままの空気感で、

これから自分の身に何が起こるのかワクワクドキドキな感じでした。




ちなみに私は、このゲームがPlayStationMove対応タイトルだとは知りませんでした。

プレイし始め、Moveの注意書きみたいなものが表示されたところで初めて知りました。


ちなみに3D対応ゲームでもあります。


プレイし始めたのが仕事終わりの深夜と言う事もあり、

30分程度のプレイのつもりでしたので、3Dはおろか、

Moveも設置していないモニターでのプレイし始めてしまっており、

一瞬迷いはあったものの、そのままプレイを続行しました。


プレイを始めて、まず思い出したのが大昔のゲームMIST(ミスト)でした。


ゲームがスタートする場所などは全然違うんですが、

何となく空気感みたいなものは似ているかな？と。


ちなみに主人公の私は、スタート時点では何者であって、何のために、何をするのか？など

一切は謎のまま、閉鎖感のあるフィールドに放たれます。


理屈みたいなものを考えていては先に進めないし、

またこの世界にのめり込む事も出来ないので、とにかく触れるものは触り、

動かしてみて、操作してみて、、、

そんな感じで、この寂しい雰囲気漂う世界で冒険を始めます。

その辺りまでは悪くないゲームだと思います。


つまり、もの凄く新しいゲームとは言えないけれど、

コンセプト的には悪くないゲームだと言えると思うのです。


しかし、５分もプレイをすると、結構嫌気がさしてくる部分があります。

それは、この様なゲームの命題であると思うのですが、

直感的にプレイヤーの感じる、「こうしたい」とか「あそこに行きたい」と言う欲求に対して、

あまりにそれが出来なさ過ぎて、ゲームをスタートして、すぐに大きなストレスを感じるからです。


それでも、それがゲームの雰囲気と若干マッチしている部分もあり、

何とか自分を騙してプレイを続ける事が出来るのですが、

今時珍しいと思えるほど操作性が悪く、実際にゲーム内で正解となる様な行動でさえ、

操作性の悪さ故に思い通りにならず、やはり大きなストレスになるのです。


確かに私は、まだMoveではプレイしておらず、操作性が悪いと言い切るのは

早計かもしれませんが、逆にMoveでプレイできる人の割合から考えても

例えMoveなら思い通りにプレイ出来たとしても問題は大きいと言えるでしょう。


また、Moveでプレイする前にこのレビューを書き始める気になったのは、

Moveでプレイする以前にゲーム中の操作に関する表示等に問題があるのは明らかで

Moveでプレイしても大きな変化は得られないと判断できる状況だったからです。


更に言えば、予定調和的なプレイシーンが結構あるのですが、

結果としてそうなる為にプレイを強要される部分が結構しつこく、

やはりプレイヤーとしては、没入感を削がれるプレイでしかなかったりするのです。


この手のゲームの性質上、詳しく説明するのは避けますが、

単純にムービーで良いと思えるシーンが結構あります。


さて、最終的には結構短時間で終了するのですが、何度か遊べる仕組みになっているあたりは

好意をもてるゲームで、販売価格の1000円と言う事も合わせて考えると、

人によっては結構満足出来るのかもしれません。


私の様に古くからたくさんのゲームを経験して来ている人間は

あまり大きな期待を持つのはやめた方が良いと思います。


ではいつもの様に価格で評価しますと、

定価1000円のゲームですが、私なら500円で買えたなら満足と言ったところでしょうか。


◯ゲーム歴の浅い人
◯謎解きゲームの好きな人
◯多くの時間をゲームに奪われたくない人
◯映画好きの人

以上の様な人にはマッチするんじゃないでしょうかね？？




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