2018年12月04日
十把一絡げズ 第18回 「渡来人」
こんにちは、酒保です。
第18回の今回は渡来人です。
渡来人は日本に大きな影響を与えました。
様々なものを日本に伝え、出来事を漢字で記録する仕事なども担っていました。
まだ文字のない時代ですから、渡来人にしかできない仕事でもあったのですね。
弥生時代には、多くの人が大陸から日本を訪れ、混血が進んでいったという説もあります。おそらく、そういった人たちの中に高度な技術をもった人々がいたのでしょう。
何せ、この時代以前にはエジプト文明やインダス文明など、高度な文明が出現しているのですから、農耕や製鉄などもあり得ない技術ではなくなっているはずです。
これら発達した文明から、日本は様々なことを学びながら発展していったのですね。
しかし、外国から教えてもらっているから日本人が劣っているというわけではありません。
もともと、日本(特に東日本)では農耕をしなくてもよいくらいに豊かな自然が存在していたと考えられています。
世界的に見てもかなり高い人口密度を維持できる程度には、採集や狩猟、漁業による食料調達ができていたようです。そういったところから日本の神道が発達していったのかも、などというと話がずれますが、やはり必要のない技術は発達しないということで、発展していないところは恵まれたところ、と考えることができるかもしれませんね。
そのように自然に恵まれた日本、経済発展もよいですが、もとの姿も大切にしていきたいものです。
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