2018年11月29日
十把一絡げズ 第12回 「弥生時代」
こんにちは、酒保です。
今回は弥生時代がテーマです。
弥生時代といえば農耕が始まったというイメージが強いですが、縄文時代との境があいまいとなっているというのは先の記事の通りです。
しかし、それ以外にとても大きな出来事があります。
それは、「歴史上はじめて日本のことが文章で記録された」ということです。邪馬台国や卑弥呼については以降の記事に譲りますが、それらの話や当時の日本の様子についての話などが中国の歴史書「魏志」の倭人伝には記されています。
その正確性については棚上げしますが、私はこの書が記されたのが日本の歴史の始まりではないか、とも考えています。
そして、その書にも書かれ、考古学でも肯定している通り、弥生時代は争いが始まった歴史でもあります。農耕ができる場所をめぐる争いは、今後どんどん激しさを増していきます。だんだんと日本の形が出来上がっていく時代です。
このころは覚えることが多くありませんが、みなさんよく覚えている時代でもあります。ということは、ここは点取り問題ではなく、落としてはいけない問題が出題される時代という考え方もできます。
そのあたりを念頭に置いて、中学1年生の最初のころに覚えたことを思い出してみてください。
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