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2023年11月07日

須佐能袁神社(すさのおじんじゃ) 福岡県久留米市草野町

今回は 福岡県久留米市草野町にある 
「須佐能袁神社」(すさのおじんじゃ)に
嫁さんと ちょっとぶら旅 行ってきました!

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まずビックリしたのが 鳥居の社額に
龍が施されていました
めちゃめちゃカッコいい社額でした

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そしてこの太鼓橋
一見 普通の太鼓橋なんですが その角度たるや半端なかったです
雨の日とか 気をつけないと絶対滑るレベルでした

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境内は すごく綺麗に清掃されています
太鼓橋から見る紅葉も すごく綺麗でした
ここは 秋にまた来たい所ですね〜

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桜門の手前に鎮座する 2体の狛犬
そのデカさたるや こちらもビックリします
多分 子供だったら背中に乗ってると思います

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ふらっと立ち寄った神社でしたが その立派な桜門を見て
「ここ なんか違う... 多分 すごい所かも...」っと嫁さんに言ってました
帰って調べたんですが ここの神社は すごく昔から存在し
桜門と本殿は 県の文化財に指定されていました
造りと彫刻を眺めていると 時間を忘れるくらい見惚れてしまいます

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主神が素戔鳴尊(すさのおのみこと)
右の座に天照大御神(あまてらすおおみかみ)
左の座に菅原道真公(すがわらのみちざねこう)の三座を祀っています

1197年に筑後在国司草野太郎永平が建立したもので
草野家代々の神社として大事にされてきたそうです
1588(天生16)年 豊臣秀吉九州平定のさい
草野家が亡びるとともに草野風流も絶えますが
その後1828(文政11)年に再興
昭和37年人員難でふたたび途絶えますが
昭和55年 20年ぶりに復活したそうです

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神殿の裏側には 「杜の小路」の看板を見つけました
お堀だったのかな? 神社を取り囲むように道が続いていました
木漏れ日が優しく差し込み 良い雰囲気でした

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お末社の1つに「月読社」がありました
そう!あの月読命が祀られています
月読命が祀られている社は珍しいですね〜
さすが「須佐能袁神社」ですね〜

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あと興味深いお末社「粟嶋神社」
ここは「医療・温泉・酒」の神様が祀られています
温泉とお酒が大好きな自分は そりゃ〜もちろんお参りします

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「これからもおいしいおさけがのめますように」

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っと振り向くと 嫁さんも熱心にお参りしていました
嫁さんはこの前の定期検診で「軽い骨粗しょう症」と
診断されてしまいました
医療の神様って事で お願いしたそうです...






現在の社殿・楼門は明治19年(1886年)に完成
社殿・楼門に施された見事な彫刻は必見ですよ〜
昭和32年には本殿・拝殿・楼門が県文化財に指定されました
ぜひ1度 木に彫られた動物たちの今にも動き出しそうな
生き生きとした表情を見に行ってください!


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2023年10月05日

上色見熊野座神社 異世界への入り口と呼ばれた場所 熊本県阿蘇 

今回は 熊本県阿蘇郡高森町にある 
異世界への入り口と呼ばれた場所
「上色見熊野座神社」に
嫁さんと ちょっとぶら旅 行ってきました!

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実はこの場所「ゴリパラ見聞録」という福岡では有名な番組があり
そこで訪れた場所なんです
今回は 「ゴリパラ見聞録」が大好きな自分の 聖地巡礼って感じです

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鳥居をくぐると大きな狛犬が迎えてくれました
ちゃんと「阿吽」してました

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少し石段を上がった所に 手水舎がありました
めちゃめちゃ水が綺麗で冷たかったです

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神殿に続く参道には 97基の石灯籠が並び
それを囲むように大きな杉林が広がっています

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「異世界への入り口」とSNSで話題にもなりましたね〜
どこまでも続く石段と この杉林をみると
本当に異世界に吸い込まれそうになります

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長い長い石段を登った先に見えてきた神殿
上色見地区にある四大熊野座神社の1つ
国産みの神 イザナギノミコト・イザナミノミコトを祀るお社です

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無事にお参りもできたので 帰ろうかな〜っと思ったら
神殿の裏にも山道がありました
心臓破りの石段を登ってきたんですが なんとここは中間地点
神殿の後方の山には 道が存在していました

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健般龍命(たけいわたつみのみこと)に追われた鬼八法師が
山ひだを蹴破って逃げたとされる大風穴「穿戸岩」(うげといわ)があります
もちろんゴリパラの3人も行ってます

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大穴に近づくにつれて 荘厳な空気に包まれて
何かに引き寄せられている感じがしました

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巨大な岩山を大きな風穴が貫いている事から
どんな困難な目標でも必ず達成できる象徴として
「合格・必勝」のご利益があるとされています

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近年 その神秘的な雰囲気と熊本県出身の漫画家
緑川ゆき先生のアニメ映画「蛍火の杜へ」の
舞台となった事で注目が集まり 連日多くの方が訪れているそうです





大風穴「穿戸岩」(うげといわ)までは結構歩きますので
歩きやすい靴で行かれるのが良いと思います
お近くに行った際には ぜひ訪ねられてみてはいかがでしょうか?


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2023年09月02日

白川水源 「名水百選」に選ばれた神秘の水 熊本県 阿蘇

今回は 熊本県阿蘇郡南阿蘇にある 
神秘の水「白川水源」に
嫁さんと ちょっとぶら旅 行ってきました!

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水源の入り口には 鳥居がありました
初めて訪れたんですが 神社があるとは思っていませんでした
鳥居からだと水源までは200mくらいですが
近くを流れる川のせせらぎを聴きながら歩くと
結構 すぐ着きます

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売店やトイレもありますが 道中に見つけた「水晶館」
様々な水晶が展示されているとの事
帰りに行ってみたいと思います

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水源手前の橋を渡ると石畳スレスレに水がありました
水があるかわからないくらい透き通っていて
めちゃめちゃ綺麗でした

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そして めちゃめちゃ冷たかったです
この日は暑かったんで よりそう感じたのかも

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水源手前に受付があり 横に販売機があります
環境保全協力金として 高校生以上100円がかかります
中学生以下は無料です
受付から入ってすぐに「水汲み場」があります
このエリアには ちょっと注意が必要です
白川水源の水は 飲料水としてそのまま飲めますが
手ですくって直接飲むのはダメです
水はひしゃく・じょうごを使って汲んでください
また ペットボトルやカメラなども
入れたりつけたりしないでください
白川水源の水の硬度は83mg/ℓとの事
中硬水なんで 飲みにくいかな〜っと思ったんですが
まろやかな口当たりで 体に溶け込んでいく感じがしました

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古くから水に対する信仰があったようで
水源地横の白川吉見神社に「みつはのめ神」という水神様が祀られています
白川吉見神社には 高森草部吉見神社の主神である国龍神も祀られていますが
おそらく水神信仰の方が古いと思われます

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入り口の物産館では「水まんじゅう」が販売されています
めちゃめちゃプルプルで 甘くて おいしかったです
日持ちがしないので ぜひここに来たら食べてみてください





神社で参拝した後に もう1度「湧水」を見て帰りましたが
ホント神秘的で ず〜っと見てられますね〜
近くに駐車場もありますので アクセスしやすいと思います
ぜひ 1度 この湧水を見て来てはいかがでしょうか?



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2023年07月30日

七夕神社 好きな人と行ってみてください! 福岡県 小郡市

今回は 福岡県小郡市にある 
媛社神社 通称「七夕神社」に
嫁さんと ちょっとぶら旅 行ってきました!

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祭神は 織女神(しょくじょしん)と媛社神(ひめこそしん)
正式名称は媛社神社で 地元では親しみを込めて「七夕さん」と呼ばれています
その歴史は古く8世紀頃に記された「肥前国風土記」にも登場しているほどの古社です
以来1300年にわたって地元の氏神として信仰
この地では織物が盛んで「棚機津女(たなばたつめ)」という織物の女神を信仰
この信仰と中国より伝わった七夕物語が混然して
棚機(七夕)神社として親しまれるようになったと言われています

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実際に七夕伝説に類似する点も多く
「媛社(ひめこそ)神社」から「宝満川」という川を挟んで反対側に
牽牛(彦星のこと)をお祀りする「老松宮」というお宮が存在しています

媛社(ひめこそ)神社には、女性の織女神が祀られ
老松宮には男性の牽牛が祀られている
そして2人を隔てるように間を流れる宝満川…

まさに七夕伝説ですよね〜

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毎年8月6日〜8月7日には『七夕神社の夏まつり』が開催されます
なんと 全国から寄せられた色とりどりの短冊が笹竹に飾り付けられます
七夕神社っと言われるだけありますね〜
普段は静かなこの場所も 祭りの時だけは深夜まで賑やかな声がするそうです

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平成25年10月に七夕神社は
プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットとして
「恋人の聖地プロジェクト」に選定されました
全国で123番目 県下4番目の選定です
翌年4月には 神社境内に「恋人の聖地」銘板が設置されました

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顔抜きパネルがあると どうしても顔を入れたくなる夫婦
誰もいないので iphoneを動画にして固定して
なんとか顔抜き写真が撮れました

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境内には藤棚もあり 藤の季節には綺麗な藤が見れるんでしょうね〜






すごく静かで 落ち着ける場所です
ぜひ1度 好きな人と訪れてみてはいかがでしょうか?




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2023年06月30日

7000株の紫陽花が咲き誇る 千光寺 あじさい寺 福岡県 久留米市

今回は 福岡県久留米市山本町にある 
千光寺 通称「あじさい寺」に
嫁さんと ちょっとぶら旅 行ってきました!

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耳納北麓の山辺道(旧日田街道)沿いに
宮園地区から山閧の入ったところにあり
開山は建久3年(1192)草野永平が
臨済宗開祖の栄西禅師(千光国師)を招いて創建し
応永27年(1420)除災のため 後小松天皇から
「龍護山」の山号の勅額を賜ったといわれています
境内には北朝銘のある梵鐘(県指定文化財)・草野永経・永平・重永や
田中忠政らの供養塔があり
寺裏には征西将軍懐良親王の廟や墓塔の所在も伝承される名刹です

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色とりどり 約7,000株のあじさいが咲き誇ります
毎年6月には「あじさい祭り」が開催されます

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自分たちが訪れたの日は 祭りが開催されてすぐだったので
満開とまではいきませんでしたが それでも見応えはありましたよ


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あじさいの種類は 40〜50種類ほどだそうです
珍しい色のあじさいが発見できます
また ハート型のあじさいが隠れているそうです
ぜひ 探してみてください

ちなみに ハート型のあじさいは幸せを呼ぶそうですよ〜

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あじさいを守る「守り神」かな...

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実は「あじさい寺」の愛称で親しまれるようになったのは
つい最近のことみたいです
約40年前から裏庭などにあじさいを植え始め
年々あじさいが増えていき 今や7000株

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昔懐かし「自撮り棒」を持ってきて正解でした
ただ 周りの人たちからジロジロ見られてまして...
ちょっと恥ずかしかったです

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琵琶の木が植えられていました
美味しそうに実がなっていました
琵琶の木と紫陽花も 良い絵になってました

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最後に嫁さんに 千と千尋の神隠しの「千」になってもらいました
でも なんか違うな〜




祭り期間中は 午前8時から午後6時まで
期間中は入園料が必要になります
高校生以上 300円 小中学生 100円
駐車場は約70台完備されていますので
車でも安心です
自分たちは ちょうどお昼に行ったので
ちょっと待ちましたけど

紫陽花が咲く時期は今しかありませんので
興味ある方は ぜひ1度 見に行かれてはいかがでしょうか?



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2023年06月04日

巨瀬の三滝「調音の滝」「魚返りの滝」「斧渕の滝」に行ってきた! 福岡県うきは市

今回は 福岡県うきは市にある 巨瀬の三滝
「調音の滝」「魚返りの滝」「斧渕の滝」に
嫁さんと ちょっとぶら旅 行ってきました!

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「調音の滝」は うきは市から八女市星野村に向かう途中にあります
夏には「そうめん流し」や「プール」があって 家族で賑わっています
正式には「調音の滝公園」となっているみたいですね〜

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んで 滝を見る前に ここに来たら必ず見るものがあります
それが 公園の池で鯉たちと一緒に泳ぐ「チョウザメ」です
これは2011年に「まちおこし」に取り組んでいる
「うきは市チョウザメ研究チーム」が5匹を放流し 飼育を始めたものなんだそう
でも 鯉と一緒で大丈夫かな〜っと思った人も多いはず
でも 安心してください!「チョウザメ」って言ってますが
「チョウザメ」は「サメ」の仲間ではないそうです

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滝の横にはお社があり お地蔵様が見守っていました
嫁さんと2人でお参りをして 滝をバックに嫁さんをパシャリ

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耳納連山の主峰「鷹取山」に源を発し 花柳は巨瀬川となります
滝の高さは27m 幅は9mだそうです
滝の水は崖上より「イロハ」と言う文字を描くように落下し
別名「いろは滝」とも言われているそうです
天保年間 久留米藩主「有馬頼永」公の奥方「晴雲院」が
領内の巡遊の折 立ち寄られ 水が流音余韻を残して
天然のメロディーを奏でるように聞こえる事から
「音の調べ」すなわち「調音の滝」と命名されたとされています

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さてさて ここ調音の滝公園には「調音の滝」だけではなく
「魚返りの滝」「斧渕の滝」「三重(みしけ)の滝」などの滝もあります
しかし その滝を見に行くためには急な勾配の坂を
ひたすら登らなければなりません
嫁さんは多分いかないだろうな〜っと思い 軽い気持ちで聞きました
「ちょっと 行ってみる?」っと...  すると嫁さんは
「いいよ〜」っと
この急な勾配を登っていく事を 知ってか知らずかそんな返答をするもんだから
行かなくてはいけにないことになっちゃいまいた

まずは「魚帰りの滝」まで700m
こちらは なんとかヒーコラしながら登り切りました!

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ちなみに 駐車スペースは4.5台くらいですが
繁忙期は 停められる事は難しいでしょう...
立札が見えますので ここからちょっと降りていきます

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狭い岩間に流れ込む水は とても透き通っていて
めちゃめちゃ綺麗でした

流れ落ちる激しさに どんな魚も昇ることが
困難な滝のためこのような 名前がつけられたと言われています

確かに こんだけ勢いよく流れてきちゃっては
魚は絶対に昇れませんね〜

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さて「斧渕の滝」までは ここからまだまだ登らないといけませんでした
何度も心が折れそうになり「もう引き返す?」っと何度も嫁さんに確認しましたが
「ここまできたから..」っと まるでアスリートの顔つきで言ってくる嫁さん
やっとの事で つきました!

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でも この滝を見て「やっぱり来てよかった〜」っと思いました
その迫力は まさに圧巻! そして言わずもがな綺麗な水
神秘的な場所で どこかに「シシ神」様がいる雰囲気です
この透き通った水が 様々な川を経て
やがて 筑後川に流れ込み 有明海に出ていくんですね〜



「調音の滝」は夏遊びに行くには とても良いところです
「チョウザメ」を見に ぜひ1度 行ってみてはいかがでしょうか?


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2023年05月02日

八女福島のトンネル藤(バルビゾンのトンネル藤)八女伝統工芸館 福岡県八女市

今回は 福岡県八女市にある「八女福島のトンネル藤」に
ちょっと嫁さんと綺麗な藤を見に行きました
車を止めた場所が「八女伝統工芸館」の駐車場でしたので
ついでに八女の伝統工芸品も見てきました!

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まずは お目当ての「藤」からですね〜
福岡県八女市で藤と言うと みなさん黒木町の
「黒木の大藤」っとお答えになるんじゃないでしょうか?
まあ 自分もそう答えるんですが
この「八女福島のトンネル藤」も見所だと個人的には思います
全長は510m 国道沿いの歩道に それはそれは見事な藤棚があります

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ちょっと時期的に遅かったのか すでに終わりかけの藤棚でしたが
所々 綺麗な藤の花が垂れ下がっていましたね〜
んで なんで自分が このトンネル藤を「バルビゾンのトンネル藤」と
言ってるかと言うと この藤のトンネルがある歩道と並行して
国道が走っているんですが この国道の名前こそ
「バルビゾンの道」なんです
「バルビゾンの道」なんて 誰かが勝手に呼んでるんでしょう?
っと思ったそこのあなた
ちゃんと地図上にも(グーグルマップにも)「バルビゾンの道」と明記されています
この道は 筑後市から八女市にかけて繋がっている道なんですが
この道 実は昔 鉄道が走っていた所なんです

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「矢部線」と言う路線だったそうなんですが
筑後市の羽犬塚駅から 旧八女郡の黒木町まで汽車が通っていたそうです
1945(昭和20)年に日本の鉄道では終戦後初めて開通した
記念すべき路線だったのですが利用者の減少などによって
1985(昭和60)年に廃線になってしまいました
その矢部線が廃線になって その線路跡の大半が道路化され
今でいう「バルビゾンの道」になったというわけなんですね〜
ここには「筑後福島駅」があったそうなんですが 今では公園として整備され
憩いの場所として利用されています
では なぜ「バルビゾン」の道という名前になったのか...
それは 我が故郷 久留米市出身の坂本繁二郎と関係があるんです!
坂本繁二郎は1885(明治15)年に久留米市に生まれ10歳になると絵を学び
高等小学校(現在の中学1年・2年に相当する)に上がる頃には
絵の腕前は相当なものとなり「神童」と持てはやされたといいます
そんな坂本は20歳で上京し本格的に絵を学び
34歳でフランスに渡って世界の巨匠に師事するも
魅せられたのは名だたる巨匠たちの絵ではなくフランスの自然でした
坂本がフランスの地で身につけた画法で描いた絵は
本場の画家たちから高く評価されたと言います
3年後に帰国した後は 郷里の久留米へ戻って制作をつづけ
44歳の時に八女市へアトリエを構え ここを以降の製作拠点としました
でも なぜ八女を選んだのか
それはフランス留学の際に訪れた「バルビゾン」の風景と
八女の風景が通じるところを感じたためだったようで
坂本は八女のことを 「東洋のバルビゾン」と呼び
八女の地をこよなく愛していたそうです
八女で描いた作品たちで多くの賞を受賞した坂本繁二郎は
洋画界の巨匠と呼ばれることとなります
こうしたことを背景に 旧矢部線跡の道路は
坂本繁二郎の功績を称え「バルビゾンの道」と名付けられました

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実は この全長510mのトンネル藤の支柱には
矢部線で使用されていた線路を加工して使用されています
昔と今とが融合しているって事が すごく素敵だな〜っと
しみじみ思いますね〜
公園内には 当時の踏切や線路が残されています
どれだけ矢部線が愛されていたのかがわかりますね〜
来年は 満開の時に見に来ようと思います!

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さて 車を止めた駐車場は「八女伝統工芸館」と言う
八女地域の伝統工芸品を展示・紹介し伝統技術の伝承と地場産業の発展を目的に
1986年(昭和61年)に建設されました
まず敷地内で一際目を引く でっかい石灯籠
高さはなんと10m ここのシンボル的存在です
石灯籠では 日本一なんだそうです!
すごいですよね〜

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こちらは なんとも風情があって良いですよね〜
「八女八景水車」と呼ばれていて ずべて石で出来ています
そう!この水車も石なんです
石で出来ているのに ゆっくりとスムーズに動いていました...

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館内にお邪魔します!入館料も無料とのことです

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館内には 様々な工芸品が展示されていました
このヘビなんて 今にも動き出しそうですよね〜

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市民に惜しまれながら廃止になった旧国鉄矢部線への愛着を後世に残すため
館内をレールが突き抜けている演出があります
館内からそとに出れば 当時の線路と枕木が見れます

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この演出はたまらんですね〜

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また 当時の矢部線の写真や時刻表や運賃表などもあり
歴史を感じる事ができました!

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外の石灯籠も日本一なんですが もう1つ日本一のものがあります
それが こちらの仏壇です!
高さ6.5m 幅3.8m 奥行き2.5m 重量は なんと2トン
トントントントン仏壇2トン  です

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制作費はなんと3500万円
ちなみに 真ん中の所(神様が立つ所?)は嫁さんが
立っても入れるくらいの大きさでした!

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また 別館に「八女民俗資料館」がありましたので ちょっとお邪魔しました
こちらには からくり人形が展示されていました

「八女福島の燈籠人形」は毎年秋分の日を含めた3日間
福島八幡宮で行われるからくり人形公演です
昭和32年(1957)「八女福島の燈籠人形保存会」が結成され
県指定無形文化財を経て 昭和52年(1977)に
国指定重要無形民俗文化財に指定されました
延享元年(1744)の放生会から奉納するようになったといわれており
明和9年(1772)元福島大庄屋松延甚左衛門によりからくりの技術が伝えられ
現在の「からくり人形」の基礎が出来ました
3層2階建の釘や鎹を1本も使用しない屋台が期間中だけ組み立てられ
囃子にあわせてからくり人形芝居が上演されます
ここでは この屋台を原寸大で複製し展示しています
1度見てみたいものですね〜

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また「寄ってかんの〜」って言う看板にひかれ
ちょっと立ち寄った所は「手すき和紙資料館」
九州で最も古い歴史と伝統のある八女手すき和紙
ここでは 和紙づくりの実演見学のほかに葉書やしおりやうちわなど
つくる体験を小さなお子様から大人まで楽しむことができます
実際に中で和紙を作っておられました
様々なわしの商品が並んでいましたが こちらの施設は
撮影は禁止とのことで 興味ある方は行ってみてください

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同じ敷地内には「観光物産館 ときめき」と言う施設があり
八女市の情報収集発信基地として
八女奥八女の物産や観光情報を提供されています

物産販売スペース「直売所ときめき」では
八女・黒木・立花・上陽・矢部・星野の6エリアの物産
八女茶・地酒・醤油・酢・銘菓・農産加工品等を販売されていました





ここに来れば 八女の全てがわかる!っと言ってもいいくらい
充実した施設ですので 興味ある方は
1度ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
また トンネル藤も綺麗なので そちらもぜひ!
今度は 満開の頃に行ってみたいです


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2023年04月05日

大善寺玉垂宮 日本三大火祭りの1つがここに!? 福岡県久留米市大善寺町

今回は 福岡県久留米市大善寺町にある「大善寺玉垂宮」に
ちょっと嫁さんとぶら旅行ってきました

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目の前には大善寺川(筑後川の支流・別名は広川)が流れています
時折聞こえる 西鉄電車が鉄橋を通る時のゴトンゴトンと言う音が
自分は好きでしたね〜

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平成6年(1994年)に国の重要無形民俗文化財に指定された
日本三大火祭りの一つである「鬼夜」が行われる玉垂宮は
玉垂命・八幡大神・住吉大神が祀られています
神功皇后の三韓出兵に大功のあった藤大臣(高良大明神・玉垂命とも称す)が
ここで没したと言われ 天武天皇のころ672年(白鳳元)三池長者師直が
玉垂宮の古跡に法相宗の僧安泰をして祭神を祀らせ
そばに1宇の精舎を開基して御廟院高法寺と号したのに始まるといわれます
後に天台宗となり 814年(弘仁5)殿堂・楼門・回廊など新たに建立し
善美を尽くしたので「大善寺」に改められました

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鬼夜(おによ)とは仁徳天皇56年(368年)1月7日
藤大臣(玉垂命)が勅命により当地を荒し
人民を苦しめていた賊徒・肥前国水上の桜桃沈輪(ゆすらちんりん)を
闇夜に松明を照らして探し出し
首を討ち取り焼却したのが始まりだと言われています
毎年1月7日の夜に行う追儺の祭事で 1600年余りの伝統があり
松明六本が境内を巡る火祭りです

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また 境内には「佐野神」「生目八幡宮」「大善寺旧庫裡」「傘橋記念塔」など
様々な重要な建物があります





「鬼夜」はめちゃめちゃ迫力があって そして熱いです
ぜひ1度 松明に飛び乗る若者の勇姿をご覧になってみてはいかがでしょうか?


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2023年03月08日

青木天満宮 今年初めの運試し!? 福岡県久留米市

今回は 福岡県久留米市城島町にある「青木天満宮」に
ちょっと嫁さんとぶら旅行ってきました

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石鳥居の右側から境内につながる道を進むと車を駐車できるスペースがあります
駐車場があるのは すごく助かりますよね〜
すごく静かな場所にある ここ「青木天満宮」
正安2年(1300)に創建され 古くは老松宮とも呼ばれ
社格郷社で青木之荘総鎮守 学問文化の神様として崇敬されています
特に天明5年(1785)の大飢饉のおりには 火清鳴弦祈祷にて
此の地が難から救われたことにより 災難除けの神様としても
信仰されているんです

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参道を進むと見えてくるのが「うめきとうろう」
天明5年(1785)に奉納された石灯篭で
飢饉・疫病等の大きな不幸が訪れるときうめくと言われています
平成3年(1991)大型台風来襲の折にもうめき声をあげたとか...

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また そのちょっと先にあるのが「縁(えにし)の橋」
寛政2年(1790)奉納された石橋の縁を残したもの
南から北へ渡ると縁結びが 北から南へ渡ると縁切りが成就すると言われています

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嫁さんは 縁を結ぶために橋を渡りました
んで 縁切りの例に(禁煙・禁酒)と書かれているではありませんか!?
なので 禁酒をさせるために嫁さんが強制的に
自分を北から南へと 橋を渡らせました

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このブログを ビール片手に書いているのは
ここだけの話ですけどね〜

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他にも 色々と見どころがありました
ちゃんと立札で説明してあるので 助かりましたね〜

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天満宮って事もあり やはり牛の銅像がありました
御祭神主祭神は 菅原道真公
相殿神は住吉大神・八幡大神

一の宮の南方田園に囲まれた老松茂る場所に
1300年当村の領主 堀右京進が
天満宮を勧請したのがはじまりだとか...
太宰府天満宮にいう牛には 頭が良くなるようにと
牛の頭を撫でまわしますが 自分は最近40肩で肩を撫でました

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そして 拝殿の右側にはカッコイイ「獅子の子落とし」の像がありました
この日は 快晴で青空と獅子がめちゃめちゃカッコ良かったです
 
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2月の初め頃に訪れたんですが 境内に咲いた梅の花が
春の訪れを感じさせましたね〜

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参拝も終わり 本殿裏側に回り込むと
何やら石の神額がありました
「老松宮」とおそらく「天満宮」だと思われます
1300年に天満宮を勧請し その後 社号を老松宮とし
寛永年間には久留米藩有馬氏より社領200石の寄進を受け
1868年 天満宮と改称されました
つまりこの神額は その時代の神楽って事...
歴史を感じざるを得ません

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また境内にはお末社がありました
太郎磨社・若宮宮・玉垂宮(高良社)の
三柱の神様がいらっしゃいます
太郎麿社は耳や鼻の神様なんだとか...
ご利益があるかもしれませんね〜

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そのお隣には「萬壽稲荷社」がありました
こちらも参拝させていただきました

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さて 先ほどの「獅子の子落とし」の像の横にある
弁財天様にお参りしたいと思います!
これまで数々のくぐり鳥居をくぐってきた自分
ここのくぐり鳥居は そこまで小さなものではありませんでしたので
自慢のビール腹が地面につく事なく 通れました

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弁財天様にお願いするのは もちろん「財」ですよね〜
「お金持ちになりますように!」っと
子どもが考えそうなお願いをする自分

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随神門のそばに「1個10円」と書かれた箱が目につきました
なんでも「運玉」と呼ばれていて これを随神門のそばにある
池の真ん中に石でできた窪みがあり そこに投げ入れることで
今の運がわかるそうです

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1個入ると小運 2個入ると中運 3個入ると大運
5個以上で開運成就になるそうです

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何回やるか迷いましたが 1発勝負ってことで
1個購入しました!
まずは 嫁さんから...そして

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自分が投げました!
さてさて 2人の運はどうなったのか!?
良かったらこちらの動画をご覧くださいませ





とても静かなところです
みなさんも 自分の「運」を試しに
ぜひ1度 行ってみてはいかがでしょうか?


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2023年02月02日

久留米城 天守閣がないのに続100名城に選ばれた訳!? 入城から400年 篠山神社に 嫁さんと ちょっとぶらっと行ってきた 福岡県久留米市

今回は 福岡県久留米市にある
久留米城跡 と 篠山神社 に
ちょっと嫁さんとぶら旅行ってきました

まあ ぶら旅と言っても全然地元なんですけどね〜...
仕事やプレイベートでは近くまで行くんですが
小さい時に行ったっきりだったので
嫁さんと新年早々行ってみよう!って事でやって来ました

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本丸南面にある冠木御門(かぶきごもん)から入りました
ここには門はありませんが 立派な石垣が残されていました
本丸の正門から左曲がりになっているため
ここで敵兵の流れを止め 弓矢で倒していたんだとか
ただ 右利きの城兵は弓を構えると心臓を守れないので
一説には防御には不利だったとも言われています...

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スロープ状の坂を登っていくと 右手に見えてくるのが
大きい鳥居です
その神額には「篠山神社」と書いてありました
幕末・明治維新により久留米では大きな混乱が起き
不安定な政情からの一早い回復を願い
明治10年 地域の復興と安寧を願って建てられました

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境内は春は桜 秋は紅葉の名所で
何と言っても 見事な石垣とお濠の落ち着いたたたずまいに
約49本の桜が彩りを添え 小高い城跡一帯が
淡い桃色に染まる景色は圧巻です

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明治10年に建てられた時は
「笹原神社」(ささはら)と呼ばれていましたが
明治12年に「篠山神社」(ささやま)と
呼び名を変え 今に至っています
御祭神は歴代の久留米藩主 地元パワーがいただけそうです!
初代の 有馬豊氏(とようじ)を初め
7代目 有馬頼徸(よりゆき)
10代目 有馬頼永(よりとう)
11代目 有馬頼咸(よりしげ)
15代目 有馬頼寧(よりやす)
の5柱が祀られています

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ご利益は 学問・縁結びとされています
おみくじも招き猫みくじ・開運みくじ・恋文みくじと
色々とありました
ただ 自分としては開運をもっと押して欲しいです(笑)
っと言うのも 馬好きな方なら「有馬」と聞いてピン!とくるはず
そう12月最後のG1「有馬記念」は 日本中央競馬会の理事長を務めた
御祭神の1柱「有馬頼寧」の功績からきているんです! 

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さて お参りもすませ境内を散策してみます
拝殿の西側に回ると 何やら石でできたオブジェが...
立札には「芭蕉句碑」と書かれていて
どうやら松尾芭蕉の句が石に刻まれているとの事

 まず頼む 椎の木もあり 夏木立
(訳)
 夏の日差しも夕立も遮ってくれる大きな椎の木もあるなあ この幻住庵の木立には

ただ 松尾芭蕉は1度も九州に来たことはありません
自分もてっきり この久留米城で松尾芭蕉が詠んだ句だとばかり思っていましたが
どうやらそうではないらしい...
松尾芭蕉は『奥の細道』の旅の後 今度は九州へ下る途中の大阪で客死しました
師の遺志を継ぐために 松尾芭蕉の高弟たちが
次々に九州を訪れ 松尾芭蕉を弔うため各地に塚を建立し供養したらしい
だから 松尾芭蕉の句碑は「塚」と呼ばれる訳なんですね〜

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それから北側に進むと「千松庵」と言うお屋敷がありました
石橋徳次郎・石橋正二郎兄弟が 母 まつ子のために寄贈したもの
茶道の先達者 千利休の「千」と まつ子の「松」をとり
千松庵と名付けられました

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ひっそりとたたずむお屋敷は 当時の雰囲気が感じられますね〜

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そのお隣には 砲弾型のオブジェ
薩摩藩士であり 日清・日露戦争で指揮を執り
日本に勝利をもたらした「海の東郷」「東洋のネルソン」と呼ばれた男
東郷平八郎の旧書斎を再現したとの事...

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なぜ ここ篠山神社に東郷旧書斎があるのかと言うと
東京の麹町にあった東郷平八郎氏の書斎を
家屋改築の際に久留米市出身の実業家・小倉敬止氏が譲り受け
その後大正15年6月に久留米市に寄附され
昭和35年 有馬記念館の新築と同時に
書斎は久留米城本丸跡に移転再建されたそう...

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境内の西側には 雄大な一級河川「筑後川」が流れています
当時 久留米城の北側はこの筑後川が流れていたので
天然のお堀で城を守っていたのだそう...

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筑後川がお堀だなんて 半端ないですよね〜

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それから北側に歩くと「乾櫓跡」がありました
実は久留米城の本丸は 7つの三重櫓を二重の多門櫓で取り囲んでいるです

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篠山神社内の有馬記念館には 木造の本丸御殿が再現されています
また久留米工業大学が3D映像を制作されています

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久留米市の公式チャンネルで紹介されていますので
良かったら見てみてください
この7つの三重櫓を二重の多門櫓で取り囲み
さらに 2階建の櫓が全ての櫓を通路のように繋いでいるんです!
こんな構造したお城は全国でも類を見ません
天守閣がないのに「続日本100名城」に入れたのは
この日本一の櫓があったからかも知れませんね〜...

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また 境内には たくさんのお末社がありました
この「大乗院稲荷神社」は 有馬豊氏公が丹波国から
久留米の地に入られた時に この稲荷神社もお遷されたもの

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それからこれ!これを見ると嫁さんはすぐに口ずさむ
「呪怨」のテーマソングなんですが
久留米城跡には2つの井戸があります
元々は3つあったそうなんですが 今は2つ
もう1つは 有馬記念館の前にありますが囲いがしてあります
やっぱり覗き込むと ちょっと怖いですね〜

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その横には 篠根神社(ささがね)があり
島原の乱で犠牲になった藩士を祀ってありました

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とにかく 数え切れないほどの碑がありました
中には漢文で書かれた碑や もはや朽ちて読めない碑も...
時代を感じさせられましたね〜

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境内の東側には「月見櫓跡」があります
ほとんどの櫓には 干支の方位の名が付けられていますが
この櫓には「月見」とあります
おそらく この櫓から見る月がとても綺麗だったんでしょうね〜

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今は 久留米大学医学部のグラウンドがとても綺麗に見えます
ただ 柵かなんかしないと ちょっとえすかった(怖かった)です...

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いわゆる たまひゅんポイントです

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ここでちょっとだけ 久留米城のお話をしたいと思います...
室町時代(戦国)時の土豪が 笹原(ささはら)城と称した
砦を築いたのが始まりとされています
筑後川の側の笹が生えた原っぱに築かれた事が城名の由来とか...
その後 争い事の度に城主が入れ替わったとされています
四方を巨大な勢力に囲まれていた土地だったので無理もありませんでした

安土桃山時代(戦国末期)豊臣秀吉が九州を平定すると
毛利元就の9男 毛利秀包が久留米城の城主となり
砦程度の城から ちゃんとした城へと改築しました
実は 毛利秀包は熱心なキリスト信者で
城下町には教会もあったそうです
ちなみに 3男の「小早川隆景」の養子になったので
名前を「小早川秀包」と変えました
社会のテストの時 先生が
「毛利秀包」「小早川秀包」どちらでも正解だぞ〜っと言った記憶
ありませんか?

その後1600年 天下分け目の戦い「関ヶ原の戦い」で
西軍に付いていた秀包は戦に負けてしまい 改易に...
そんな秀包を祀った神社がここにはあります

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改易になった秀包は「小早川」を名乗るのが恥ずかしくなり
元の「毛利」に名を戻し 山口県でその生涯をとじます

その後の久留米城は 筑後の国主・田中吉政が城を担い
二男の吉信が城主となりますが あととり問題で筑後柳川藩田中氏は改易
それに輪をかけ 1615年 一国一城令により廃城が決定し
城はどんどん荒れ果てていきました
そんな時 丹波の国 福知山城主の有馬豊氏が城主に任命され
廃城同然の久留米城を改築 城下町を整備させ
4代藩主 有馬頼元の頃までの約70年の月日をかけ完成させました
余談ですが 実は久留米は 1871年の廃藩置県で
久留米藩から久留米県になった事があったらしいんです
たった3ヶ月だけでしたけどね〜...
同年に三潴県に編入しましたが その時の県庁が「久留米」だったとか
その後 1876年 福岡県の一部となり
1889年 明治22年 市政施工により久留米市が誕生しました

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有馬家の家紋は複数あるみたいですが 1番有名なのは「りんどう」ですね〜
自分も昔 地元のラグビークラブ「りんどうヤングラガーズ」に所属してました

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これは地元ならではだと思いますが
自分も嫁さんも 久留米城の事を篠山城と言ってました
こちらの案内板には「久留米城跡」と書かれていますが
近くの道路標識には「篠山城跡」と標記されています
これは 明治時代 城が壊されるまでは「久留米城」と呼ばれていて
その後 篠山神社が建造され 篠山神社にあったお城...
って事で「篠山城」とも呼ばれるようになったそうです
多分 久留米っ子なら「篠山城」がしっくりくるかな〜

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久留米城で最大の疑問はやっぱり なぜ天守閣を作らなかったのか!?ですかね...
これは 白の改造時 徳川家康が天下統一を成し遂げ
泰平の世になっていたので 敵襲から守る天守閣は必要がなかったので
造られなかったとか...
ただ 一説には「武家諸法度」や「一国一城令」が発令されていたので
幕府には逆らいませんよ〜っと言う意思を見せたかったのかも
特段「武家諸法度」には天守閣は作るな!とは書いてなかったみたいなので...

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1874年 廃城令により城が解体され 石垣も解体されそうになったんですが
地元の人たちが嘆願したのか 石垣の解体は阻止できました!
今でもこうして当時の石垣を見る事ができるのは 本当にありがたいです

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そんな歴史に酔いしれる夫には気にも留めず
お堀を見たい!っと階段を降り始めた嫁さん
探検心と冒険心に満ち溢れた嫁さんを持つと 大変ですよ〜
しかし 注意書きがされていてお堀の中には入られないとの事
なぜ お堀の中に入りたいのかと聞いたところ
あの石垣を登ってみたいんだってさ〜

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何とかなだめて駐車場に戻ってきた嫁さんと自分
気がついたら嫁さん 月見櫓の石垣を登ってました

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横から見ると まあまあな角度です
「行けそうな気がする!」っと意気揚々な嫁さん

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「お前が行けるなら 俺も行ける!」っと張り合う夫
まあ 似た者同時と言うか お馬鹿な夫婦と言うか
良い子は真似しないでね






自分は歴史好きだし 久留米っ子なんで 久留米城の話は好きです
久留米城は令和4年で 有馬豊氏が入城して ちょうど400年でした
それを記念して様々な式典が行われました
自分は地元の消防団に所属していますが
久留米消防有馬梯子隊の梯子乗りの演技も披露されました
この歳になって 久留米城跡と篠山神社を嫁さんと散策して
久留米に生まれて良かったな〜っと思いました



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