くり子です。
ブログに学生寮の事を書いていたら、次から次へと思い出されるので、もうしばらく寮の話を続けたいと思います。
入寮して最初のお部屋は1回生部屋。
同室のメンバーはA子とB子。
A子は、散財タイプのお嬢様。
B子は、くり子に輪をかけたような締まり屋さん。
A子と一緒にお買い物に行くと、流石のくり子も金銭感覚が狂って浪費家になってしまいます。
手に取る服も、桁が違います。
「ああ、これ!先月のCanCam(ファッション雑誌)に載っていた〜。」などと言いながら、次から次へと購入。
「くり子もこんな服を着てみなよ〜。」と薦めてくれるので、くり子も気が大きくなってつい・・・。
そして、くり子がコンビニなどに買い物に出かける時、「ついでにプリン買って来て〜。」などと頼まれるのですが、品物代金を払ってもらえません。(大した金額じゃないのでわざわざお金のやりとりをしなくても払っておいてくれたらいいじゃん。と思っているだけで、悪気はない。)
しかし、B子が居ると、浪費は注意されるし、人に物を買ってもらったら、その代金を支払うように厳しく注意されます。
・・・なんというか・・・とてもバランスのとれたメンバー構成でした。
B子は、大阪大学に兄がいたので、時々お兄ちゃんのところに泊まりに行きます。
お兄ちゃんはとても妹思いの優しい人らしく、B子が泊まりに行く日は、ハンバーグやチーズケーキを作って待っていてくれたそうです。
お兄ちゃんから貰って帰ってきたお土産を、B子が堪能していると、A子が「私にもちょ〜だい。」と言いました。
B子が断ると、「でも貰ったものでしょ?」と食い下がります。
するとB子、「貰ったものだけど、財布は一緒。私たちの親の財布だからね!」と、ビシッと。
こんな凸凹3人組は、班の落ちこぼれ。
先輩に注意されてばかりです。
ある日のこと、B子が窓の手すりに布団を干していました。
強風が吹いた様で、まさに「布団がふっとんだ!」。
布団はすぐ下の芝生に落ちたのですが、そのエリアは立ち入れません。
寮の周囲は生垣でぐるりと囲ってあり、外から侵入することは出来ないのです。(まあ防犯上、当然ですが)
仕方がないので1階の窓から出て布団を取りに行こうとしているところを先輩に見つかってしまいました。
「また、あなたたちなの?!何てことを!!!」
「布団がふっとんだんですう〜〜〜」
「仕方がないわね。あっちを向いている間にさっさと布団をとりこんでしまいなさい!」
トラブルの常習犯として、目をつけられていたようでした。
タグ:寮生活
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