久木野謙司の私の健康法(製薬会社の元MR)

　今（4月から）、賃上げに伴う価格転嫁に対する、消費不振が起きているのはないか？
　最近、株価が下がっている。理由は、色々あり、一概には言えないだろう。しかし、4月を境に値段を上げた企業も多いだろう。賃上げは、内部留保を取り崩す事で、一時的には払っているだろう。しかし、企業としては利益を上げなければいけないから、価格を上げずに、黙って見ている訳にはいかないだろう。だから、4月から円安も重なり、更にインフレになり、消費不振が起きているのではないだろうか。
　自分は、インフレターゲットを2％にして、ただインフレにすれば、経済が好循環になるという考えには、否定的だ。インフレターゲット2％にして、量的緩和政策や財政出動をしていれば、価格が2％上がっても、賃金は物価ほど上がらないだろうと思っていた。ただ、自分が想定していたよりは、賃金が上がっているとは感じている。デフレは、経済であってはいけないから、何とかして防ぐ必要があると思っている。しかし、インフレターゲットは0％か0.1％でいいと思っている。そうした中で、規制緩和や信頼・安心できる政治により、消費を上向かせればいいと思っている。
　このまま、赤字国債残高を日銀が買い入れる事により増やし続ければ、今は国民の金融資産が膨大にあるので一定までで済んでいるが、もし人口減少が顕著になり、更に国民の金融資産が減少傾向になれば、極端な円安によるインフレになってしまうのではないか。
　そして、赤字国債残高を増やし続けて、円安によるインフレを続けるか、それとも、赤字国債残高を増やさないかの選択を迫られ、結局、赤字国債残高を増やさない決断をするだろう。
　今の日本の政治家は、もし、赤字国債が全額チャラになったら、「チャラになったのだから、では、また新規に赤字国債を発行して、予算を無駄遣いします」となるだろう。如何に、少ない予算で、自分のお金のようにコストパフォーマンスを考え、大切に使う感覚が欠如しているのだろう。予算を使う事で、政治やってますと思っているのだろう、政治家の活動や背中を見せて、国民を元気づけ活気を与える事も政治には必要だと思う。無駄遣いしないで、予算をつくる考えを育成しなければならないだろう。
　赤字国債残高は尋常なくあるが、国民の金融資産は膨大にある。だったら、相続は、夫婦と親子のみにして、兄弟姉妹などでは相続されず、全額国庫や地方自治体に入るようにしたらいいのではないか。また、国民の金融資産に対する、金融資産保有税を、イデコとNISAの非課税枠を除き、年率0.5％か1％位かければ、いいのではないか。もし、金融資産保有税を0.5％か1％位かければ、自然と預金のような低金利のものから、リスクはあるが高配当やキャピタルゲインの高い投資に、シフトするだろう。そうすれば、経済も活性化すると思う。ただ、税金を課すのなら、使い方もより大切に丁寧にすべきだろう。低率の金融資産保有税は、アメリカなど海外にも提案してもいいのではないだろうか。
　私・久木野謙司は、諸葛亮の再来です。慎重極まり無く、誠実極まり無い性格をしていて、とても優しく、とても頭がいいです。自分は、政治関係のブログの投稿で、「投稿する」のボタンを押す時、映画『真夏のオリオン』の（玉木宏さんが演じる）艦長が魚雷発射時のセリフ「撃てぃ！」と必ず言ってしまいます。自分の中の戦いなんでしょうね。
　「撃てぃ！」（映画『真夏のオリオン』の艦長のセリフより）。
　ブログ政党キリスト教自由党党首・久木野謙司