久木野謙司の私の健康法(製薬会社の元MR)

　積極財政を主張する政治家がいる。彼らは、国民から何とかして欲しいと言われたら、赤字国債残高を更に増やしてでもいいから、お金を（無駄遣いでもいいから）使えばいいと思っているのだろう。
　しかし、今現在、日本には尋常でない赤字国債残高がある。確かに、国民には膨大な金融資産がある。しかし、彼らのお金は、日本国のモノではない。もし、更に赤字国債残高を増やし続け、人口減少が顕著になり、更に国民の金融資産残高が減り始めたら、極端な円安になりハイパーインフレになってしまうだろう。そうしたら必ず、赤字国債残高を更に増やし円安を放置しハイパーインフレになるか、又は赤字国債残高を増やさないかの2択を選ばなければならなくなるだろう。ただ、アメリカみたいに移民が多く、人口が増え続ける場合は、赤字国債残高がある程度増えても、それ程問題にはならないだろうが、日本は異なる。
　結局、2択の内、赤字国債残高を増やさない決断をしなければならなくなるだろう。そういった、後ろ向きの赤字国債残高を増やす事が出来ないので増やさない状況では、日本に今より更に、弱者の切り捨て・放置が頻発し、国民全部ではないが、阿鼻叫喚の世界に日本はなってしまうだろう。そして、そんな世界では、では誰がお金を持っている？お金を持っている高齢者から、色々制度を変えてでも分捕れという世界になってしまうだろう。そんな世界は、優しさがなく荒んでいるだろう。
　積極財政を主張する政治家は、予算を使う事で国民に貢献する事より、より少ない予算で効率的にパフォーマンスを高める事に努力すべきだと思う。コロナ禍の時は、よく政治家は国民から何とかして欲しいと言われたのだろう。ワクチン接種でも、他の支援金でも無駄遣いが多かった。ワクチン接種会場でも、三回目の頃はガラガラで、予算が回って来るから、派遣社員やアルバイトなどを無駄に雇用している感じだった。自分はブログ上でだが、消費税10%に引き上げるのに苦労した、その増えた税収をコロナ禍だからと無駄遣いするのを苦々しく感じていた。自分は、旅行の支援金給付についても、使わない人が損をするので、変な施策だと思っていた。そんな予算の使い方しか思いつかないのかと感じていた。
　積極財政を主張する政治家に必要なのは、予算をばら撒く事でなく、国民を今は赤字国債残高が高く、将来の若者の為にも、自分も律するから、みんなで頑張ろうと熱く語りリードする事ではないだろうか。積極財政を主張する政治家は、大切な子孫がいないのかと感じてしまう。もし、国家予算が破綻に近い状態になったら、子孫が日本に居づらくなってしまうのではと危惧しないのかと感じてしまう。
　大事なのは、残高を増やせない中で、より無駄がなく高いパフォーマンスを考え、自分のお金のように大事に予算を使う事ではないのだろうか。積極財政にすれば、確実に一時的には景気は良くなる、しかし、続けていると極端な円安の後のハイパーインフレが起こり、財政拡大出来なく後ろ向きの国家運営になり、国民生活に大打撃を受けるだろう。自分は、将来の若者に少しでもいいから、いい世の中を残したいと思うので、投稿しました。国政と地方の選挙では、期日前投票をして、投票日前に、投票先をブログで公開します。
　ブログ政党キリスト教自由党党首・久木野謙司