2008年09月13日
京大はついに万能細胞の特許を取った!
京大はついに万能細胞の特許を取った!
京大は今月11日、山中伸弥教授が世界で初めて成功した新型万能細胞の作製方法に関し、て、国内特許を得た。
万能細胞は、その名前の通り、心臓、腎臓、膵臓、皮膚、歯など、どんな組織にも分化できる細胞だ。
既に、大阪大学では、万能細胞からヒトの心筋を作り、心不全患者の治療に成功いている。
京大によると、この新型万能細胞「iPS細胞」に関する特許の成立例は世界初だ。
万能細胞の医療産業で欧米の先手を打つ狙いがありそうだ。
この万能細胞の応用でで、近い将来、どんなグルメもメタボにならずに済むかも知れない!
万能細胞で、出来上がったメタボの改善薬も期待できそうだ!
万能細胞(iPS細胞)は新薬開発や難病治療に役立つと期待され、国際競争が激化している。
今年4月には外資系のバイエル薬品が、山中教授らと同時期に人の万能細胞(iPS細胞)づくりに成功した可能性が浮上した。
京大の松本紘副学長は「国民が特定の権利者に高い医療費を払うことのないように、今後も知的財産を獲得し、研究成果を医療現場に還元していきたい」と話した。
今回認められたのは、2006年12月に京大が国際出願した作製方法のうちの主要部分で、動物の体細胞に4種類の遺伝子を導入すると、さまざまな組織に成長する能力を持たせることができるとする内容だ。
山中教授は人とマウスの万能細胞(iPS細胞)に成功しているが、京大は特許の範囲を「特定の動物には限定されない」と説明している。
各国の特許庁などが審査中の国際特許については「直接の影響はないが、日本の特許庁が認めたことによる間接的な効果が期待できる」としている。
京大は今年6月、産学で京都市に知的財産管理会社を設立している。
今後は製薬企業や研究機関に万能細胞(iPS細胞)作製に関する技術やノウハウを広く利用してもらうとしているが、何ともすばらしいことだ。
東大にも優秀な学者がいるが、ノーベル賞や世界的業績では京大にかなわない。