2009年05月17日
良医、何でも鑑定団?はあるか?
良医、何でも鑑定団?はあるか?
良医を見つけるのは、大変難しい。
特に、個人の開業医で内科、小児科、整形外科、皮膚科、婦人科、
等々と看板に書いてあれば、本当に得意な分野はわからない。
個々の開業医の中にも有能な医師もいることは確かだ。
現在の制度では、医師免許さえ取れば、研修医制度はあるものの、
どの診療科を標榜してもかまわない。
但し、麻酔科の標榜には条件があるようだ。
国公や民間病院では、それぞれの診療の医者が担当しているから、
専門外の医師に出くわす危険はあまりない。
しかし、ほとんどの大病院には、研修指定病院だ。
なので、運が悪いと研修医のところに回されるかも知れない!?。
お断りしておくが、一部の研修医はかなり有能で知識も新しいのを身につけている。
医師に必要なことは、学力、経験、人格などの他に、非営利的なことも大切だ。
良医の条件の内で、取りあえず、分かりやすいのは、
学力で医師の出身大学が、大いに参考になる。
大学医学部をあえてランク化すると、ランク1は、旧帝国大学、
防衛医大、自治医大、筑波大学(元国立教育大学)位だろう。
ランク2は、これら以外の国立大学、
ランク3は都道府県のに県立大学などの公立大学、
ランク4は旧設私立大学、ランク5は、新設医大だろう。
ただし慶応の医学部は、私立ではあるが、ランク1に入る。
ここで、お断りしておくが、当然ながら、
個々の医師には出身医学部を問わず例外はある。
つまり、ランク5でも少数の医師はランク1と同格の学力をもち、
ランク1の少数の医師はランク5の群の上位に入るかも知れない。
医師の学力判定は各医学部の入学試験の難易度も参考になる。
卒後に受験する医師国家試験の人数でも分かる。
各医学部入試の難易度は誰でも知っている。
卒業時の学力は卒後の現役国試受験者数/6年生在籍者数(%)でも推定できる。
例えば一学年100名いて、100名が、そのまま6年まで進学し、
100名が卒業試験に合格し、100名が卒業とともに医師国試に合格すれば、
少なくとも、その時点で学力に問題はない。
逆に、医学部に100名が入学し、留年者が多くて、
6年生が150名などということもある。
この150名の内で100名が卒試に合格し、この全員が医師国試を受験し、
例えば75人しか合格しなかったとしたら、その医学部学生の平均的学力は、
前述の例に比べて明らかに低いと推定される。
卒試の難易度などは、各大学医学部で決めているので、
卒試の合格率や成績からは、医学生の学力の比較は出来ない。
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