1ページでわかる韓国情報

韓国は2015年からいろいろ変わりました。その中から韓国社会の今がうかがえるおもしろいものをまとめてみました。その背景には、韓国ならではの事情が隠れていたりしますので、それも一緒にご説明します。

● ポイント：引き上げになってもそこまで高くない兵士の給料！


韓国はみなさんご存じの通り「徴兵制」です。徴兵制によって、軍人になっている人を「兵士」と呼び、兵士にも給料が与えられます。
兵士の中で一番下の「二等兵」が約13万ウォン、兵士の中では一番上の「兵長」が約17万ウォンです。日本円でいうと約15000円です。
兵士は兵営の中で暮らす内務生活をするので、お金の使い道は主に「公衆電話」と「おやつ」です。ただ、20代前半の青春真っ盛りを軍隊で過ごす代価としてはあまりにも安すぎると思わずにはいられません。


● ポイント：上がった最低賃金でも、ハンバーガーセット1つしか買えない韓国の物価！


韓国は最低賃金が地域に関係なく全国一律です。2015年から5580ウォンになりました。日本円でいうと約560円です。
韓国のマックのセットメニューが400円〜500円なので、韓国の物価を考えるときびしい賃金です。
ちなみに、日本の最低賃金では、日本のマックのセットメニューが2個くらい買えますよね。


● ポイント：有害媒体に対する韓国の国レベルの懸念！


韓国でいう「有害媒体」とは、主に「エッチなコンテンツ」のことです。上の画像のような遮断措置は2015年以前からのものですが、それに加えて、青少年に販売するスマホにも措置を施すようになりました。未成年者のスマホには、特定のコンテンツをブロックするためのアプリを義務的にインストールすることになるのだそうです。
ちなみに、韓国では海外の成人向けサイトがほぼ接続制限されています。国レベルの規制です。それほど今の韓国では敏感な問題です。