2014年11月12日
韓国ドラマ、勉強のしすぎで鼻血を出すシーンの謎
よっぽどのことがない限り、人が鼻血を出すのはあまり見かけないと思います。韓国ドラマや映画で、勉強を頑張りすぎて鼻血を出すシーンは、韓国ならではの演出なのか?その真実について、経験談を交えてお話しします。 |
鼻血を出すシーンは演出の方法の一つなのか?
日本では「エッチなことを考えたり見たりして鼻血を出す」シーンがマンガやドラマなどでよく使われています。実際そんなことはないのでしょうが、演出の方法として使われていると思います。では、韓国の「頑張りすぎて鼻血を出す」シーンも演出の方法の一つなのでしょうか。
実は、実際勉強のしすぎで鼻血を出すことがあるんです。つまり、韓国の「鼻血を出す」シーンは、ただの演出技法ではないのです。
じゃ、どれだけ勉強すれば鼻血が出る?
韓国では高校生の時、勉強のしすぎで鼻血を出すクラスメートがいたという話はよく聞く話です。
私は高校を韓国で卒業しました。その当時、早朝登校して、夕方6時くらいまで授業、そして夜の11時まで「自律学習」という名の自習をしていました。こんなやり方でずっと勉強していたら、鼻血を出す人がクラスに数人は出てきます。
(今の韓国の高校ではここまで長い時間学校にいさせません。)
なぜ、鼻血を出すまで勉強する?
大学進学のためです。韓国の高校生は、大学入試のために全力で勉強します。「睡眠時間が4時間なら志望大学に合格、5時間なら落ちる」ということが言われるくらい、休まず勉強するんです。
韓国の大学入試試験である「修学能力試験」の日には、受験生のために各官公署の出勤時間を遅らせる、試験時間に遅れた受験生を警察がパトカーで送る、英語の聴解試験の時間に飛行機など騒音を出すことが禁止されるなど、国家の一大事として受験生最優先の対策が施されます。韓国で「大学進学」がどれだけ重視されているかがわかります。
韓国ドラマよりドラマチックな高校生たち
韓国ではクラスメートが学校で鼻血を出すのを見て「すごい」「うらやましい」と思うこともありますが、私としましては、日本の学校でクラブ活動が高校でも活性化されているのを見ると「うらやましい」です。
体を壊してまで勉強するのは自分の意志でしょうか。それでも勉強が楽しいのでしょうか。韓国の学歴重視の社会の中で、韓国の高校生は鼻血を出して熱演しています。
タグ:韓国ドラマ
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