2014年11月05日
韓国、なぜ刑務所を出たら豆腐を食べさせる?
韓国のドラマ・映画などで、刑務所から出所した人に豆腐を食べさせるシーンを見ることができます。韓国ならではの習慣だそうですが、これはなぜでしょうか。諸説ありますが、主なものを三つまとめてみました。 |
1.栄養を補充するための豆腐
▲韓国の在来市場で豆腐を買ったら豆腐をそのままビニール袋に入れてくれます。このまま持っていって、刑務所から出所した人に食べさせます。
昔は刑務所の食事の質がよくなかったそうです。刑務所に長く入っていた人は栄養失調になることも多かったとか。それで、刑務所から出所した人に、たんぱく質も多く値段もお手頃な豆腐を食べさせることで、栄養を補充させたことが、今まで習慣として残っています。
2.回復食としての豆腐
▲韓国の在来市場ではこのように豆腐が販売されています。
ダイエットや健康管理の方法として断食をすることがありますよね。この断食後にいきなり大量に食事をしたり、食べたかった肉類など消化器に負担がかかるものを食べたりすると、体調を壊すこともあるそうです。なので、断食を終わらせ、通常の食事に戻る前に「回復食」として消化にいいものを食べます。
これと同じように、刑務所から出所した人が、食べたかったものをいきなり食べ過ぎたりして、逆に体を壊すこともあったそうです。そこで、回復食として豆腐を食べさせたのが、今まで習慣として残っています。
3.新しいスタートのための豆腐
▲真っ白な豆腐を食べて身も心も真っ白!
真っ白な豆腐を食べることで、二度と罪を犯さないで「真っ白」に生きていこうという象徴的な意味で、刑務所から出所した人に豆腐を食べさせたそうです。それが今まで習慣として残っています。
タグ:韓国では常識
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これからもよろしくお願いいたします。
記事の写真のような「非包装豆腐」が特に問題になっているようですね。細菌が100万匹以上は腐敗が始まる検出量であるという記事も目にしました。韓国在来市場の非包装豆腐の衛生管理基準が今までなかったそうですね。本当に残念です。
確かに「生食」は気が進みそうにありません。韓国在来市場の作りたての豆腐の味が大好きな私としては、豆腐が安心して味わえるように、早く改善してほしいです。
他のブログではなかなか無い面白い情報ですね、以前のおねしょの話も面白かったです。
更新を楽しみにしています。
韓国の消費者市民の会が市販されている包装豆腐20製品と非包装豆腐9製品を購入して検査したら
例えばホームプラスのPB商品'有機農豆腐チゲ/チヂミ兼用'から
g当たり610万匹の細菌が検出されたそうです。これってかなりの量だと思います。
他にも、ロッテデパートで販売中の'江陵草堂豆腐'でg当たり50匹の大腸菌群が検出されたり
伝統文化市場で販売する非包装豆腐製品8個のうち7つの製品ではg当たり250匹から最大3,200匹の大腸菌群が検出されており、3つの製品ではg当たり30匹から最大450匹までの大腸菌が検出されたとのこと。
加熱せずに食べたらお腹壊すんじゃないでしょうか。