2016年04月12日
足のアーチと過回内、過回外
足の悩みは、足のアーチを補正するとよくなることが多いようです。
私もオーダーインソールを使うようになってから、よくなっているように思います。
この足の状況というのは千差万別で、数種類のパターン化が不可能という話もあります。
私が良く書いている「中立位」を、何も補正せずに実現できる人は、1割程度、
回内の人は7割程度、残り2割が回外になっていると言われています。
正常範囲内の回内、回外はまだいいのですが、これが過剰になる「過回内」「過回外」の足を持つ人は、足の悩みやトラブルをかかえていることが多いです。さらに腰や肩にまで影響が出てしまいます。
そもそも、人の足は回内、回外を起こしやすいです。これは、カカトの骨(踵骨)の接地面が丸くなっているためで、そのために内側か外側のどちらかに倒れやすくなっています。
内側に倒れると回内、外側に倒れると回外、というわけです。
過回内
回内は土踏まずが崩れてしまって、内側に倒れる状況になります。
そもそも土踏まずがあっても、それを支える骨がありません。骨がないため、荷重がかかるといわゆる「偏平足」の状態になります。ちなみに、私は普通に立っていても偏平足です(T_T)
土踏まずがなくなってしまうということは、衝撃を吸収する機能を失うことになり長時間立ちっぱなしだったり、長時間歩いたり走ったりといった運動で疲れやすくなります。(特にひざの内側の筋肉が疲れやすい傾向にあるようです)
これが続くと、外反母趾が進行したり、足底筋膜炎を発症する場合がある、などあまり良くありません。
過回外
回外している、という状況は後ろから見てアキレス腱が外側に傾いているので見るとわかります。
回外の足を持つ人は、柔軟性が悪く指の付け根やカカトに負担がかかりやすいです。柔軟性がないということは、足が固いということでアキレス腱も硬くなりやすいので足底に負担が集中してしまい足底筋膜炎を発症する可能性が高くなります。生まれつきアキレス腱が短い人もいるようです。
柔軟性がなく足が固いので衝撃をうまく吸収、緩和できずにシンスプリント(脛が痛くなる)を発症する場合もあります。
回外の足を持つ人は、ハイアーチや内反小趾を起こしやすいようです。
対策
過回内・過回外とも、足の骨が正常位置を保てていない状態にあります。足の骨が正常位置を保てないと、それを補正するためにヒザ、腰、肩、首等を使って補正しようとするため、全身に影響が出てきます。
これらは、足にあった硬めのインソール(中敷き)を使用することで改善することが多いです。
過回内の場合、土踏まずがなくなっていく方向にあるのでアーチのサポートをしっかりさせること、過回外の場合、ハイアーチ気味の場合が多いのでアーチに合わせたインソールを使うことで足のトラブルを回避できる可能性があります。
足にフィットする靴を選ぶことは重要ですが、靴を選んだら次はインソールにも目を向けてみましょう。
インソールの効果を実感すると、靴選びも変わってきますよ。
広島大学と共同開発した本格派歩行補整インソール
なお、素人判断は厳禁です。足のトラブルは、まずはお医者様に相談すべきです。
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私もオーダーインソールを使うようになってから、よくなっているように思います。
この足の状況というのは千差万別で、数種類のパターン化が不可能という話もあります。
私が良く書いている「中立位」を、何も補正せずに実現できる人は、1割程度、
回内の人は7割程度、残り2割が回外になっていると言われています。
正常範囲内の回内、回外はまだいいのですが、これが過剰になる「過回内」「過回外」の足を持つ人は、足の悩みやトラブルをかかえていることが多いです。さらに腰や肩にまで影響が出てしまいます。
そもそも、人の足は回内、回外を起こしやすいです。これは、カカトの骨(踵骨)の接地面が丸くなっているためで、そのために内側か外側のどちらかに倒れやすくなっています。
内側に倒れると回内、外側に倒れると回外、というわけです。
過回内
回内は土踏まずが崩れてしまって、内側に倒れる状況になります。
そもそも土踏まずがあっても、それを支える骨がありません。骨がないため、荷重がかかるといわゆる「偏平足」の状態になります。ちなみに、私は普通に立っていても偏平足です(T_T)
土踏まずがなくなってしまうということは、衝撃を吸収する機能を失うことになり長時間立ちっぱなしだったり、長時間歩いたり走ったりといった運動で疲れやすくなります。(特にひざの内側の筋肉が疲れやすい傾向にあるようです)
これが続くと、外反母趾が進行したり、足底筋膜炎を発症する場合がある、などあまり良くありません。
過回外
回外している、という状況は後ろから見てアキレス腱が外側に傾いているので見るとわかります。
回外の足を持つ人は、柔軟性が悪く指の付け根やカカトに負担がかかりやすいです。柔軟性がないということは、足が固いということでアキレス腱も硬くなりやすいので足底に負担が集中してしまい足底筋膜炎を発症する可能性が高くなります。生まれつきアキレス腱が短い人もいるようです。
柔軟性がなく足が固いので衝撃をうまく吸収、緩和できずにシンスプリント(脛が痛くなる)を発症する場合もあります。
回外の足を持つ人は、ハイアーチや内反小趾を起こしやすいようです。
対策
過回内・過回外とも、足の骨が正常位置を保てていない状態にあります。足の骨が正常位置を保てないと、それを補正するためにヒザ、腰、肩、首等を使って補正しようとするため、全身に影響が出てきます。
これらは、足にあった硬めのインソール(中敷き)を使用することで改善することが多いです。
過回内の場合、土踏まずがなくなっていく方向にあるのでアーチのサポートをしっかりさせること、過回外の場合、ハイアーチ気味の場合が多いのでアーチに合わせたインソールを使うことで足のトラブルを回避できる可能性があります。
足にフィットする靴を選ぶことは重要ですが、靴を選んだら次はインソールにも目を向けてみましょう。
インソールの効果を実感すると、靴選びも変わってきますよ。
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