2017年11月15日
野菜をたっぷり摂れるミルフィーユ鍋♪ 切り分け方と詰め方のコツ
いよいよ本格的に鍋料理の季節がやってきました!
うちがひと冬に何度も繰り返し食べるほど大好物なのは、ミルフィーユ鍋です。
ミルフィーユ鍋が美味しいと思っている人は多いようですが、けっこう「切り分けるのが面倒くさい」「綺麗に詰められない」という話を聞きます。
確かに私も最初の頃は全然上手く詰められず、イライラしていました
他の人に作ってもらったなら、味さえよければ見栄えはどうでもいいのです。
でも自分が作るとどうしても気になってしまい^^;
上手く詰められないのとすごく手間がかかるのがストレスで、しばらくの間は滅多に作らなかったんですよ。
ところがある日、ちょっと頭を切り替えてみたら、とても楽に作れてしまいました。
そこで今日は、「インスタ映えするほどではないけれど、自宅で食べる分にはじゅうぶん綺麗に見える」という、ちょっと微妙なレベルの切り方と詰め方をご紹介します。
白菜の葉もバラ肉も切らずに重ねる
初めて作った時、仕上がりの写真(映像だったかな)を見ただけで作り方は知らなかったので、最初から白菜の葉もバラ肉も4~5センチに切り分けてから重ねてしまいました。
これだとあまりにも作業が大変すぎ><
楽をしながら綺麗に作るには、白菜の葉も一枚そのまま、バラ肉も買ってきたそのままで重ねていきます。
好みにもよりますが、バラ肉はちょっと厚めの方が重ねやすくて見栄えも良くなります。
重ね方のコツ
あまり重ねると切り分けづらいので、4~5枚ずつ重ねます。
白菜の芯を切り落とし、洗う時は葉をバラバラにしてしまうより、出来るだけ元の順番(元の形)を保っておいた方が、その後の作業がやりやすいです。
順番を保つと、途中には内側の小さな葉よりさらに小さな葉も混ざっているとは思いますが、それは構わず、あくまで素の形のまま順番に重ねていきます。
切り分ける順番
4~5枚ずつ重ねたセットができましたよね。
まずは、一番外側の葉(一番大きい葉)のグループから切り分けます。
鍋の高さに合わせて切りますが、だいたい4等分か5等分くらいになるのではないでしょうか。
仮に4等分に切り分けたとします。
次のグループは、最初のグループより葉が短いはずです。
ですからまた4等分にしてしまうと高さが合わなくなるため、「4等分」にはこだわらず、最初のグループと同じ長さで切り分けてください。
そうすると「3等分+余り」になると思いますが、その半端分はお皿やザルなどに入れて、一度スルーします。
こうして、全部を同じ高さに切り分けます。
一番内側の葉は小さくなりすぎたり、肉がもう残ってなくて重ねられなかったりもします。
その場合は適当な長さに切り分け、これもスルー組として皿やザルなどに入れておきます。
鍋への詰め方
鍋の外側から詰めていきますが、最初に詰めるのは芯のある厚い方からだと楽です。
柔らかい葉の部分からだと、ヘナヘナとして倒れやすいので。
私は縦横関係なしに、方向を考えずに詰めてしまうのですが、本当は外側から渦巻き状に内側に向けて詰めていくと、見栄えが綺麗です。
お客様に出す時はそうします(笑)
加熱すると白菜が柔らかく小さくなるのでギュウギュウと詰めますが、あまり詰め過ぎると味が染み込みにくいと言われています。
うちはギュウギュウに詰めますし、染み込みが悪いと思ったことはないですけどね。
さっきスルーした余り物は?
切り分けている途中で皿やザルに入れておいた余りは、隙間の穴埋め用に使います。
それでも余ってしまった分は、綺麗に詰めたミルフィーユ鍋も残り少なくなってきた時、第二弾として投入します。
この時はもう綺麗に詰めるのは無理だしそれだけの分量がないので、普通の鍋料理に野菜を入れるのと同じく、ポンッと入れるだけです。
詰め終ったあと
お好きなスープを入れて煮込んでください。
うちは鶏がらスープ、コンソメ、塩鍋の素などがお気に入りです。
香辛料が好きな人は、これに黒こしょうをガリガリ入れると、とても美味しいですよ~
ミルフィーユ鍋の時は、カレーやキムチなどの濃いスープはあまり使いませんが、これはお好みで良いと思います。
最後は〆のラーメンを入れて食べ、それでも汁が余ったら翌日の朝ご飯は雑炊にして、一滴残らず食べ尽くします
まとめとポイント
・葉や肉は重ねてから切り分ける
・葉を洗う時、できるだけ最初の形を崩さない
・白菜の元の形のまま、外側の葉から順番に肉を重ねていく
・最初に外側の一番大きい葉のグループを鍋の高さに合わせて切る
・次のグループは、最初のグループの長さに合わせて切る
・余った部分は取り分けておき、隙間埋めと第二弾投入用に使う
・見栄えを良くするなら、外側から渦巻き状か、中心から放射線状に
・バラ肉はしっかり厚い方が、重ねやすくて見栄えが綺麗
途中途中の小さな葉も、何も考えずにとにかく元の順番で重ねていいと思うと、几帳面な人でもちょっと気楽。
半端が出た分は穴埋め要員、または第二弾用と考えると、さらに気楽になります。
私は最初、そこを考えすぎて、頭を悩ませてしまったのです(笑)
最近、また野菜の価格が高騰していてびっくりします。
でも白菜だけ、安くなっているんですよね~
去年は冬の間中ずっと高くて鍋好きにとっては大打撃でしたが、今年はたくさん食べられるのでしょうか。
ミルフィーユ鍋も切るのと詰めるのに苦労しなければとても簡単な一品ですし、野菜不足の心配がないメニューなので、ぜひお試しください♪
タグ:ミルフィーユ鍋
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