2017年08月16日
ネットでの評価が低い・評判が悪い商品、本当にダメ商品?
私もそうですが、商品のレビュー記事を書いてる人はたくさんいますよね。
また、口コミサイトでも商品の情報は溢れています。
実際に自分が何かを欲しいと思った時は口コミも参考にして選ぶので助かるのですが、評価の低い商品については気になることもあります。
サラッと表面を読むだけだと「悪い商品」と思い込んでしまい、せっかくの良品を見逃す場合もあります。
口コミやレビューだけに振り回されず、自分でしっかり見極める参考になればと思い、特に美容・健康関連商品を中心にポイントを書いてみます。
比較サイトのワーストランキングや悪い評価
「この商品のこんなところがダメだから買わない方が良い」という情報は、非常に役に立ちます。
ただ、たまに情報が正確ではないことがあります。
何でダメなのかちゃんと理由も書いてあり、もしそれが本当なら避けるべき商品です。
でも実際は違ったとしたら・・・
化粧品の比較サイトで実際にあった話ですが、「○○の成分量を明記していないから信用できない商品」などとワースト1位になってしまった商品、実はレビュアーが見落としてただけで、本当はちゃんと明記されていたりとか。
しかもコスパが良い優秀な商品だったり。
そういう場合はメーカーさんが気の毒だったりしますし、悪い評価を信じて別の商品を買ってしまった人も、もったいないと思います。
個人のつけたランキングや評価は参考程度にとどめておき、複数のサイトで調べた方が良いです。
最終的には自分で徹底的に調べないと、良い商品と巡り会えなかったりしますね。
情報が古い
バージョンアップしている商品も多いです。
「○○」という商品が「○○DX」などと、名前が変わっていること、よくありますよね。
私が一番最近レビュー記事を書いた化粧品も、2か月前にパワーアップしてリニューアルされたばかりです。
記事の情報が古いと、古いバージョンについてのことが書かれていたりします。
ちょうど最近改善されて良くなった部分が古い情報のまま、「○○が配合されてないからダメ」などと低評価の場合もあります。(今は配合されているのに)
購入の参考にしたくて口コミを読む場合は、まず情報の年月を確認した方が良いです。
効果を言い切れない商品は信用できないのか
これも実際にあった話ですが、「商品A(医薬部外品)は『美白できる』と書いてあるけど、商品B(化粧品)は遠回しな言い方で言い切っているわけじゃないから、商品Aの方が効くはず」と書かれている比較サイトを読みました。
確かに効果をハッキリと言い切っている薬用化粧品や医薬部外品の方が、気持ち的に安心ではあります。
でも薬機法の都合上、(個人差はありますが)本当は効果があっても謳えない商品が多く、それが「化粧品」です。
化粧品は広告だとどうしてもぼやけた言い回しになり、人によっては「製品に自信がないのかな・・・」なんて感じてしまうこともあるかと思います。
でも医薬品や医薬部外品は指定表示成分だけ表示すればいいので、そこが欠点でもあります。
全成分が表示されていないので、アレルギーがある方などは注意が必要です。
一方の「化粧品」は、効果は謳えないけれど全成分の表示が義務付けられています。
また、多く含まれている順に表示されているため、分かりやすくもあったりします。
だから、医薬品というだけで良しとしたり、効果を謳えない商品=悪い商品という理屈は成り立ちません。
医薬品でも、欲しい成分が少なかったり、効果が薄いこともあります。
「効果を言い切れる」かどうかより、成分をはじめその他の情報をしっかり見極めることが大切ですね。
【関連記事】
医薬部外品と化粧品の違い 「医薬部外品を選んでおけば間違いない」というわけでもない
レビューサイトのタイトルがネガティブ
一部の分野では、「この商品には効果なし!?」というようなネガティブ系タイトルをよく見かけます。
人って商品選びに迷っている時、失敗談やデメリットも知りたいと思うんですよね。
だからサイトを作る側はそういう意識をくすぐるタイトルをわざとつけているのであって、実際は悪いことなんて書いてなかったりもします。
それは分かっていても、検索するとたまにネガティブ系タイトルが1ページ目にズラッと並んでいる時があり、1つだけならともかく、いくつも並んでいるとさすがに悪いイメージになっちゃって。
「もうその商品は評判悪そうだからいいや」って気持ちになることがあります。
そしてもう内容も見ずに、別の類似商品を検索しにいきたくなります。
それを懸念してか、他の業界のことは知りませんが化粧品業界では、「ネガティブなタイトルつける人とは提携しませんよ」的な注意文も時々見かけます。
ネガティブタイトルで記事を書いて本当にネガティブな内容を教えてくれるなら顧客からしてみれば大助かりなのですが、そうじゃない場合は紛らわしいので、タイトルと内容が剥離しているサイトはなるべく減ってくれると嬉しいですね。
とりあえず、タイトルには惑わされないようにしましょう。
口コミサイトでの悪い評価
化粧品や健康食品の話ですが、人によって合う・合わないがあるので、良い評価をする人もいれば悪い評価をする人もいて当然です。
じゃあどっちを信じればいいの?と思った時は、同じ年代の人を参考にするのが良いです。
アットコスメ(化粧品の口コミサイト)は年代別なので分かりやすいですね。
全年代を通して同じように評価が分かれる場合もあるのですが、けっこう年代で偏っていることも多いです。
特に基礎化粧品やサプリメントなど、即効性が無くジワジワと内側から身体やお肌を作り変えていくようなアイテムは、比較的若い世代で評価されにくいと思います。
若い人も肌トラブルは抱えていますが、なんだかんだいっても細胞が元気ですから、効果が出ていたとしても効果を感じにくいのです。
ファンデーションやポイントメイクなど、表面的な感想なら参考になりますが。
私が紹介してきた商品の中には、「○歳以上の方」などと年齢が指定されている場合もあります。(無料キャンペーンや特別価格の時ですが)
やはり、年代に合った成分というものがありますよね。
年代だけではなく、商品に求めるものの違いでも評価は分かれます。
簡単に使えるものがいい人と、複雑で機能充実の商品がいい人、品質と金額の折り合い・・・、それぞれの条件は挙げたらキリがありません。
属性が自分と少しでも近い人の意見を抽出して読んだ方がいいですね。
最近だとIHの卓上クッキングヒーターを買う際に散々口コミを調べましたが、欲しいと思った商品の口コミに「音がうるさい」という意見がたくさんあり・・・
それでも最終的にはそれを買ったのですが、音がしないわけじゃないけどうちでは全然気になりませんでした(笑)
ネットの世界には有益な情報が星の数ほどありますが鵜呑みにはせず、
情報に振り回されるのではなく、上手く利用する側になりましょう!
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私も必ずといっていいほど口コミを見ますし、けっこう購入の決め手になったりもしますよね。
「好き嫌い」的なものだけではなく、具体的な情報はありがたいです。
自分には合わなかったとしても、「自分は○○だから合わなかったけど、△△の人なら合うかも」などという意見も参考になって好きです。
私も口コミは参考にしています。
良い評価と悪い評価を一通り目を通しますが、
具体的な事が書いてあると分かりやすいですよね。