長年、守備的MFで、世界的に活躍してきた、パトリック・ヴィエラ。
アーセナルの黄金期を支え、ユベントスでの活躍と、ヴィエラという選手の価値を語る上で素晴らしい活躍をしていた。
しかし、インテルでの移籍でヴィエラのすべてが変わった。
モウリーニョ体制では、ほぼベンチ。
かつての輝きを完全に失ってしまった。
ヴィエラも年も年だし、トップレベルでのプレーはそう長くないはずだとおもう。
そうなると、やはり本人自身、コンスタントにプレーできる機会を求めて、移籍を考えるだろう。
1月の移籍は私はほぼ間違いないと見ていいが、気になるのは移籍先。
アーセナルに戻るという話が最近よく耳にする。
ヴェンゲルも歓迎こそしているものの、
昔とは変わり、若手主体で組むガナーズのコンセプトに
ヴィエラは適合するかどうか分からない。
それに、ヴェンゲルも試合感覚を忘れてしまっているような選手をいくら、義理があっても無駄な支出をしてまで獲得しないだろう。
ヴェンゲルの決断と、ヴィエラの意欲次第だが、来年のW杯に照準を置くなら、ガナーズはやめたほうがいいと思う。
現時点でセスク、デニウソン、ディアビ、ソング、ラムジー、ウィルシャーといった選手が期待通りに活躍しているからだ。(ウィルシャーは例外だが)
そこにヴィエラが入っても事実上3〜4番手になるだろう。
コンスタントに出場機会を求めるのなら、少しランクを落として、チームの看板になれるようなチームに移籍してほしいと思う。
彼がW杯にこだわるのなら・・・。
ビッグクラブにこだわるのならば、可能性としてW杯は厳しく思える。
ドメネク次第だが、意味不明な選考を行うドメネクだからこそ、
ちゃんとした継続的な活躍を見せていないとだめだと思う。
シティらへんにいけば面白いけど・・・
とりあえずインテル退団は現実味が増してきたようですね・・・