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2017年03月08日

スピンサーブの回転を理解しよう。

スピンサーブが苦手な方がスピンサーブを打とうとすると、スライスサーブになってしまう...なんてことはよくある話です。

いくら膝を曲げてもトスを後ろ気味に上げても、最終的にボールにしっかりとした回転が掛からないとボールは跳ねてくれません。

まずはしっかりと回転を頭に入れましょう。

単純にスライスサーブの回転はボールを後ろから見たとして

左→右
IMG_2141.JPG

スピンサーブの回転は同様に後ろから見たとして

左下→右上
IMG_2142.JPG

です。

最終的にどんな形であれ下の画像のようにボールに対して左下から右上方向に回転を掛けることができればスピンサーブになります

私の中でこの回転を掛けるには2種類イメージがあります。

まずは王道のスピンサーブとして、しっかりと左下から右上に向かってラケットが抜けていくように打つイメージ。

もう一つは、イレギュラーなスピンサーブでボールの向こう側、つまり反対側を右上から左下に打ちおろすイメージ

???

となりますよね。

あるまでイメージとしてです。

実際にボールの向こう側を擦り下げる(?)なんて打ち方をしてしまったら即地面です。

これはそんなイメージで「打ち下ろす」感じで打っているイレギュラーサーブです。
(クリックするとインスタグラムの動画に飛びます)
クイックキックサーブ

こちらはスロー
キックサーブ、スロー

どちらのイメージがハマるかはそれぞれです。

私は当然イレギュラー型。

王道のスピンサーブのように打とうとすると厚く当たってしまいそうなイメージになります。

もちろん、厚く当ててそれに見合っただけの回転量を生み出せれば良いわけなんですが、進行方向への推進力が強くなりあまりキックしません。

スピンサーブとしてはアリなんですが、横への変化が弱くなってしまいます。

その点、イレギュラー型はボールの後ろをあまり捉えないので厚く当たらず進行方向への推進力が減ります。

その分、回転が負けずに地面を蹴ってくれます

スピードは出ないけどスライスサーブの軌道で入りながらブレーキがかかる感じでキックします。

まぁ、それはキックサーブではない、と言われればそうかもしれませんが、予想しづらく打ちにくいサーブであれば良いのでは?という考えです。

スピンサーブ、キックサーブ、イレギュラーキックサーブ(?)を打ちたい方は回転を理解して上記の回転が掛けられるようにしてみましょう。


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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