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2014年06月08日

全仏オープンテニスから個人的な意見






ただいま、男子の決勝が行われています。

ジョコビッチ、ファーストセット先取です。

昨日の女子シングルス決勝はシャラポワの5度目のグランドスラム制覇でした。

シャラポワの経験、強気のでた素晴らしい結果です。

ちなみに、男子ダブルスはというと

ベネトー/ロガーバセリン(フランス)が
グラノラーズ/ロペス(スペイン)
を下し優勝です。

フランスペアの優勝でした。

女子ダブルスは

セイ/ペンが
エラーニ/ビンチ
を下しての優勝です。

さて、最近のテニスの傾向を、あくまで私個人的な意見を書きます。
ちょっと、勝手で偏った見方かもしれないです。

私はテニスの進化とラケットの進化というのはリンクしていると思っています。

なぜ、男子決勝のときにこのブログを書いているのか…。

単純に、ちょっと飽きてしまうからです。
テニスコーチがそれじゃいかんよ、という意見、その通りなんです。

ただ、飽きてしまいます。

ジョコビッチ、ナダル今現在、体力的な面、メンタル的な面、技術的な面
総合的に見て、世界ナンバー1、2の二人です。

ただ、最初から最後まで二人とも同じような感じに見えてしまいます。
もちろん、細かい点で相違はあり、ところどころ、要所要所でスーパーショットはあります。

全ての選手が似通ったプレースタイルなんです。
きっと現代のテニスの完成された形なんでしょう。

サーブ&ボレーヤー、ストローカーなんて表現があまりなくなってきていて
正直、ワクワク感はありません。

昔の話なんて出すのもどうかと思いますが
サンプラス対アガシ
フェデラー対ナダル
ワクワクして見入ってました。
当然、対照的なプレースタイルの二人の戦いには感動がありました。

今のテニスは、うーん、凄いね、考えられないフットワークだね…で終わってしまうんです。

そんな中、錦織はワクワクをくれます。日本人ってのもあるでしょうが、感動もします。


それに伴って、以前から紹介しているラケット。
今、書いたようにテニスプレーが似通っているのと同様にラケットも似通ってきています。

前に書いたピュアドライブというラケットのスペック(黄金スペックなんて言われましたが)
このスペックに似通ったラケットがたくさんあります。

細かく見れば
ちょっと面が小さい・・・98インチ(ピュアドライブは100)
ちょっと軽め・・・295グラム(ピュアドライブは300)
ちょっと薄め・・・24ミリ(ピュアドライブは26ミリ)

という差です。

打った感じなんかも確かに違うんですが、スペックは似通っていて
以前のように88インチとか125インチなんてラケットはあまりなくなってしまいました。

フェデラーだって98なのか99なのか大きめのラケットに移行している時代ですからね。

そういった意味でトミックなんかは将来違ったテニスをしてくれるんじゃないかと期待はしていましたが
今のところ…って感じですね。

と、まぁ、今のテニスを否定するわけではないですし、皆さんには今のテニスを教えていくので研究は続けます。
さて、決勝どうなったかなぁ〜。
では。


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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