先日、久しぶりにこちらの会社の名前を目にしました。
土屋鞄製作所。
今から約12年前。
今は高校3年生の長男の入学準備で、ランドセルは何にしようと考えていた時に、ネットで知った土屋鞄さんのランドセル。
私の地元には、直営店がないので、ネットで買うのは迷いましたが、とっても丁寧で素敵なHPで、どんどん土屋鞄さんのランドセルがいい!!という気持ちが強くなっていき、注文しました。
届くのを待つ間、たまたま、東京に遊びに行く機会があり、せっかくだから、工房を見に行こう!ということで、西新井の本店にお邪魔し、製作の様子を見学させていただきました。既に発注済だったのですが、店内に飾ってあったランドセルを背負わせていただいたりしました。
懐かしい思い出です。
↑本店にお邪魔した時の写真。2009年です。
うちの子が小さすぎてランドセルが大きく見えます。
でも、からだにしっかり馴染む構造になっているので、一度も、ランドセルが重いとか痛いとか言ったことはなかったですね。
9年前に購入し、6年間、雨の日も風の日も雪の日もカバーなしで使ったランドセルは、今でも革がつややかで、「あと6年いけるのでは?」と思うほどです。
懐かしいランドセルを、押し入れから出してきました。軽量クラリーノの黒。体の小さな息子に、少しでも軽いランドセルをと思って、ワクワクドキドキしながら選んだことを思い出します。
ぴーっと横に傷が入ってますが、革の艶やかさは、6年間背負って、そのあと5年半経過してもそのままです…。
もちろん、ベルトのしなやかさもそのまま。柔らかい触り心地です。
私が子どもの頃、同級生の男の子たちのランドセルは、4年生頃には、ところどころ黒色がはげて茶色くなっていて、ぺしゃんこにつぶれていました。
背中の白い部分は、すれて灰色になっていますが、触ってみるとまだすべすべでなめらかなまま。クッションもふわふわのままです…。
そして金具の部分も、今もなお、スルッと回転してカチャっとしっかり固定。
購入当時の土屋鞄さんのランドセルのHPで、6年間安心して使えるという写真が出ていた記憶がありますが、本当にその通りでした。
そうそう。なぜ、久しぶりに土屋鞄さんの名前を目にしたかというと、
私が毎年、発売日前からカウントダウンしながらワクワクして待っているほぼ日手帳の2021年のカバーに、土屋鞄さんのカバーがラインナップされていたのです。
思わず、うわ〜!と声をあげてしまいました。
長男のランドセルを買ったとき、今は発売されてないようなのですが、当時、「こども鞄」というそれはそれはおしゃれでカワイイ鞄も発売されていて、どうしても欲しくて、レッスンバッグと靴入れを購入したのでした。今現在も私は、レッスンバッグを仕事で銀行に行く用の鞄に使っていて、靴入れは、学校に用事があっていくときのスリッパ入れとして使っていて、その持ち手部分から革の良さを知ってるつもりなので、夢のようなコラボだ!!と思いました。
↑これが当時売られていた、こども鞄。素敵ですよね〜。
習い事などに、中学生くらいまで使っていました。
ちなみに、次男は、これの藍色のをもっていました。
このほか、ペンケースも発売されていて、いつか買うぞ〜と思っているうちに、なくなってしまいました。残念。
そんなこんなで、久しぶりに土屋鞄さんのHPを開き、ランドセルなど一通り見てみました。相変わらず素敵なHPだなぁと思いました。
流行にとらわれず、良いものを長く作り続けている土屋鞄さん。今度は私のお財布とかが欲しくなってきました…。