2016年01月29日
異次元の事を記した本?ヴォイニッチ手稿
こんばんわ、もんじです。
本日は不思議な書物として有名な『ヴォイニッチ手稿』をテーマにしたいと思います。
(※画像はすべてクリックで拡大します)
1912年、イタリアの首都ローマ近郊の大邸宅モンドラゴーネで、ポーランド系アメリカ人の古物商ウィルフリッド・ヴォイニッチによって奇妙な羊皮紙の手稿が発見されました。
ヴォイニッチの発見したこの手稿を、ヴォイニッチの名にちなんで ヴォイニッチ手稿 と呼ばれるようになりました。
ヴォイニッチ手稿は約240ページからなり、様々な植物や人間、薬草、銀河らしきものなどが美しい彩色を施されて描かれています。
そしてその絵について、詳細な説明文らしきものもついています。
一見すると普通の博物書のように見えますが、実はこの本に書かれている文字は一切判読不能な文字なのです。
多くの言語学者が調査を試みたり、戦争時に活躍した暗号解読の天才ウィリアム・フリードマンまで解読に挑戦しましたが、文字の意味は解読されず、内容は不明のままなのです。
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不可思議な謎はまだあります。
本書に描かれた植物のモチーフも地球上に存在しないものばかりなのです。
他にも、数多の渦巻きのようなものが描かれた絵、錬金術の解説をやっているような絵、そして詳細に描かれた植物の根や茎など不可思議な絵がたくさんあります。
さて、このヴォイニッチ手稿ですが、アメリカのアリゾナ大学が実施した羊皮紙の年代測定によれば、羊皮紙自体の製作時期は 1404年〜1438年ごろと判明しました。
しかし書かれている内容については、その時代に描かれたわけではなく不明です。
この不可思議なヴォイニッチ手稿ですが、すべての内容が未知のものばかりというわけではありませんでした。
描かれた植物のうち16種類の植物に関しては、実際に地上にある植物でした。
ただ、この16種類の植物の根や茎の断面図が精密に描かれていたのですが、これほど精密に描くには顕微鏡が必要になると思われます。
しかし、顕微鏡が発明されたのは1590年・・・。
当時は発明されていなかったのではないかと思われます。
ヴォイニッチ手稿には植物だけではなく、天体らしき絵も描かれています。
この絵は肉眼で見える「さんかく座銀河」に似ているような気もします。
しかし、この「さんかく座銀河」だとしても肉眼ではぼんやりとしか見えないので、銀河の形などの詳細は天体望遠鏡がなければ観測できないはずです。
このように不可思議な本ですが、もしかしたらココとは別の世界のことを記した本なのかもしれませんね。
もしこれが解析されたときには、偉大な叡智を手に入れることが出来るかもしれません。
現在、ヴォイニッチ手稿はイェール大学の附属図書館に所蔵されています。
信じるか信じないかはあなた次第です。
P.S.
2011年に「記憶が二つある」という男が2chに現れ、その男がヴォイニッチ手稿の文字が読める!とネットで話題になりました。
その男の話ももちろん興味深く、おもしろいですが、取り巻く住人たちの天才的な考察と発想力に非常に引き込まれます。
ヴォイニッチ手稿に興味がある方はぜひ1度読んでみてください。
「記憶が2つあるんだが」 謎に包まれたヴォイニッチ手稿が読める男の話 | 不思議.net
本日は不思議な書物として有名な『ヴォイニッチ手稿』をテーマにしたいと思います。
(※画像はすべてクリックで拡大します)
浴槽で沐浴する神秘的な女性たち。 |
描かれた奇妙な植物。 |
1912年、イタリアの首都ローマ近郊の大邸宅モンドラゴーネで、ポーランド系アメリカ人の古物商ウィルフリッド・ヴォイニッチによって奇妙な羊皮紙の手稿が発見されました。
ヴォイニッチの発見したこの手稿を、ヴォイニッチの名にちなんで ヴォイニッチ手稿 と呼ばれるようになりました。
ヴォイニッチ手稿は約240ページからなり、様々な植物や人間、薬草、銀河らしきものなどが美しい彩色を施されて描かれています。
そしてその絵について、詳細な説明文らしきものもついています。
一見すると普通の博物書のように見えますが、実はこの本に書かれている文字は一切判読不能な文字なのです。
多くの言語学者が調査を試みたり、戦争時に活躍した暗号解読の天才ウィリアム・フリードマンまで解読に挑戦しましたが、文字の意味は解読されず、内容は不明のままなのです。
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不可思議な謎はまだあります。
本書に描かれた植物のモチーフも地球上に存在しないものばかりなのです。
他にも、数多の渦巻きのようなものが描かれた絵、錬金術の解説をやっているような絵、そして詳細に描かれた植物の根や茎など不可思議な絵がたくさんあります。
ヴォイニッチ手稿に描かれた数々の植物。 |
さて、このヴォイニッチ手稿ですが、アメリカのアリゾナ大学が実施した羊皮紙の年代測定によれば、羊皮紙自体の製作時期は 1404年〜1438年ごろと判明しました。
しかし書かれている内容については、その時代に描かれたわけではなく不明です。
この不可思議なヴォイニッチ手稿ですが、すべての内容が未知のものばかりというわけではありませんでした。
描かれた植物のうち16種類の植物に関しては、実際に地上にある植物でした。
ただ、この16種類の植物の根や茎の断面図が精密に描かれていたのですが、これほど精密に描くには顕微鏡が必要になると思われます。
しかし、顕微鏡が発明されたのは1590年・・・。
当時は発明されていなかったのではないかと思われます。
ヴォイニッチ手稿に描かれたヒマワリらしき植物。 ヒマワリが西欧に持ち込まれたのはコロンブス時代以降。 年代測定の時期とは合わないが果たして・・・。 |
ヴォイニッチ手稿には植物だけではなく、天体らしき絵も描かれています。
天体?のようなものが描かれた絵。 渦巻銀河に似ている。 |
この絵は肉眼で見える「さんかく座銀河」に似ているような気もします。
さんかく座銀河 |
しかし、この「さんかく座銀河」だとしても肉眼ではぼんやりとしか見えないので、銀河の形などの詳細は天体望遠鏡がなければ観測できないはずです。
このように不可思議な本ですが、もしかしたらココとは別の世界のことを記した本なのかもしれませんね。
もしこれが解析されたときには、偉大な叡智を手に入れることが出来るかもしれません。
現在、ヴォイニッチ手稿はイェール大学の附属図書館に所蔵されています。
信じるか信じないかはあなた次第です。
P.S.
2011年に「記憶が二つある」という男が2chに現れ、その男がヴォイニッチ手稿の文字が読める!とネットで話題になりました。
その男の話ももちろん興味深く、おもしろいですが、取り巻く住人たちの天才的な考察と発想力に非常に引き込まれます。
ヴォイニッチ手稿に興味がある方はぜひ1度読んでみてください。
「記憶が2つあるんだが」 謎に包まれたヴォイニッチ手稿が読める男の話 | 不思議.net
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タグ:書物
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