ケメのショッピングスペース

ぽん太見つかる！

am11時頃、市役所の環境課から電話があり、
穂高宮城の北の、森の果樹園の近くの方の家の庭に、
朝の6時頃からずっと動かずにいるという。

・・・具合が悪いのか、
車にでも当たって、怪我でもしているのか・・・
…よほど居心地がいい処なのか？
疲れ果てた体を十分に休ませられる・・・
ぽん太が居着いた家は・・・私はてっきり
わらなどが積んであるような農家を想像した

ヤフー地図を見ながら住所を確認するのに時間が掛かってしまった。

朝の6時からだというから・・・と環境課の方も、
すでに動き出した可能性を示唆した。

・・・しかし、どうもその方からの悪い情報は今のところない

電話をかけて、呼び出しているが出ないので、
出掛けてしまったのかと思ったが、
留守電に取り合えずそちらに向かうと言い残して、
車を走らせた。


小洒落たコテージ風の家が点在し始めると、
電話に出れないのは、
外に出て、ぽん太の世話をしているから・・・
ふとそんなイメージが湧いた


ぐるぐる迷いながら、漸くたどり着いたのは、
白いペンキの、ペンションみたいな素敵な家だった。
品のいい白髪の夫人が庭にいた。
こじんまりとした洋風の庭の片隅に、
ぽん太が座ってこっちを見ている。

何て絵になる風景・・・
ぽん太のセンスを見直した。

取り合えず私も疲れたのできょうはここまで


みなさん、ありがとうございました。

仕事中に市役所から連絡が入り、
穂高のたこへいから、有明山神社あたりをうろついていたという。
仕事を終えるとすぐに目撃場所へ向かった。
うろうろしていると、「あの…犬を探している方ですか？」
と親子ずれの発見者が声をかけてくれた。

午後4時ごろ、
有明山神社の下の橋のあたりで、迷っているようすだったという。
びっこを引いていたという・・・
少し後をついてきたので、近寄ろうとすると、
逃げてしまって、捕まえられなかったそうだ。



6時から11時までぐるぐる回ったが、
闇雲に探し、有明山の登山口まで行ったのが馬鹿だった。

こっちが探すより、あっちに探させる方が確実だ。

太鼓を叩こうと思う・・・
動かずに同じ場所から呼びかけた方が、
ぽん太も迷わない

家に帰ると、ドアノブにビニール袋が掛かっている。
誰が何持ってきてくれたのかと思いながら、
ドアを開けようとしたら、鍵がない。
バックをひっくり返してもポケットの中にも、
車の中にもない・・・穂高で寝ろってことか、と
諦めて、取り合えずビニール袋の中身を確認すると、
家の鍵だった。
最高のプレゼント♡

出がけに慌てて落としたようだ。

今日は人の親切が身に染みる日だった。