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高坂圭
フリーランスの放送作家・脚本家、コピーライター として活動し、33年目を迎えました。 最近は、物語プランナーとして、ストーリーの力で ビジネスをアップするクリエイターとしても活動しています。
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posted by fanblog

2023年12月06日

何十回観ても、「秋刀魚の味」


心に染み入る。

僕のベスト1映画です。

人生が、いかに滑稽で

哀しくて切なくて

儚いかを、詩情豊かに

描いてくれる。



この映画を観るたびに、

人は必ず死ぬんだよなぁ、

としみじみ思うのです。



杉村春子の慟哭、

東野英次郎の酔態、

笠智衆の独語、

ユーモアの中に浮かび上がる

血がにじむような孤独、哀切。

うん、人生って瞬く間に

過ぎるよな、と、年を重ねるごとに

迫る、凄まじい映画です。



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小津安二郎の言の葉


なんでもないことは流行に従い、
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う。

         小津安二郎



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2023年12月01日

初めて、朝ドラを、「ブギウギ」


最後まで見ようと思ってる。

昭和歌謡史は僕にとって大事な

ものだし、主役の趣里さんが

どんどん良くなっていくのも

楽しい。

さすがに笠置シヅ子の歌声は無理だが、

愛嬌のある容姿といい、今まであまり

いなかった女優さんのタイプで

好感が持てる。



ストーリーも初めはベタすぎか、と

思ってたが、やはり実話ベースの強み、

登場人物が多彩でいいのだ。



合わせて、「昭和ブギウギ 笠置シヅ子と

服部良一のリズム音曲」 輪島裕介

の本も読んでるので、より深く楽しめる。

しかし趣里さん、33歳には見えないなぁ。

演技の力だなー。





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最期は、一心寺かな。 「遺言未満、」 椎名誠


自分の死について考察した

エッセイ。

椎名さんも79歳なんだね。

いつまでもアウトドアな

イメージだったけど。



一番印象に残ったのは、大阪に

ある一心寺の「お骨佛」

人骨で作られた仏像のことで、

この寺では納骨された骨を

細かく砕き、15〜20万人の骨が

仏さまになる。

10年に1体のペースで作られ、

現在8体。

次は、2027年に開眼されるそうだ。



自分が仏様の一部になるっていいなぁ。

僕の最期はここに納骨してもらおう。



一心寺HP

https://www.isshinji.or.jp/nokotsu.php





遺言未満、 (集英社文庫(日本)) [ 椎名 誠 ]

価格:726円
(2023/12/1 17:06時点)
感想(0件)





2023年11月30日

江戸のエロは、おもろいなぁ。 「春の画 SHUNGA」


スクリーンいっぱいに映し出される

女性器、男性器、陰毛、

あらゆるむつ言の恰好。

一流の絵師たちがその技と

画力を競うように描いた春画の数々は、

大らかでエネルギッシュで多幸感に

満ちていて、いやー朝9時30分から

愉快痛快な気分にさせてもらいました。

まだまだ僕も元気です(笑)。



ずいぶん前から噺家さんたちと

話をしてたんだけど、

やっぱりバレ噺ばかり集めた

「R18裏観山寄席」やろうかな。





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2023年11月29日

逆さま演歌1 「うそ」

演歌をもう一度ぐっとくるものに

するにはどうしたらいいか。

いろいろ考えて、ひらめいた。

歌の主人公を女→男に変えたら、

リアリティ増すのでは。



ということでパート1に選んだのは

この歌。



「うそ」



1   目線ずらして 笑うとき

    おまえの嘘がわかるのさ

    誰かいい奴できたのか できたのか

    ああ半年あまりの恋なのに

    ああ私はあなたに会うために

    きっと生まれてきたのよと

    男があとから泣けるよな

    哀しい嘘のつける女(ひと)



2   おまえ残した悪いくせ

    夜中に電話かけるくせ

    酔って甘えて眠るくせ 眠るくせ

    ああ一緒になる気もないくせに

    ああ挙式はハワイがいいかしら

    お色直しは3回と

    あついくちづけくれながら

    冷たい嘘のつける女



    ああ働き過ぎには気を付けて

    ああお金はそんなにいらないわ

    あなたの身体が一番と

    男がほろりとくるよな

    優しい嘘のつける女







2023年11月25日

今日の名台詞 「恋愛適齢期」より


ジャックニコルソンと本作で
ゴールデングローブ女優賞を
受賞したダイアン・キートン、
熟年同士のロマンティック
コメディー。

二人が初めてベッドインしたときの会話が
いいんです。

「避妊は?」
「更年期よ」
「それは、ツイてる」

何度見ても笑えて泣けて
最高の二人です。



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2023年11月24日

​​​​やっぱりとは思いつつ。 残念な映画3本

​​​​やっぱりとは思いつつ
残念な映画3本

「正欲」
本も途中でやめたぐらいだから、
合わないとは思っていたけど、
水フェチというのがキレイ
過ぎて、僕には甘すぎました。

「首」
率直な感想は「めちゃくちゃなぁ」
歴史に詳しいわけでもないので
時代考証がどうのこうのと細かく
言えないけど、さすがにこれはないなぁ
という場面が多々あり。
とくに首は片手で持ち上げられるほど
軽くないし(笑)。
比喩なんだろうけどね。
でもまぁ、アウトレイジ戦国版と
考えれば、目くじら立てることもないか。
豪華な役者陣、グロ、男色、
異様な信長(これはでも出色)と
これまで観たことのない戦国物であることは
確かだし。

「翔んで埼玉ー琵琶湖より愛を込めてー」
お笑いをこよなく愛する僕としては
コメディ映画は出来るだけ観るように
している。
前作はほとんど笑えなかったので
今回もと思ったが、前よりは面白かったかな。
片岡愛之介と藤原紀香の夫婦が、仮面と
いうキャスティング、頼んだほうも
受けたほうも、偉い!




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2023年11月19日

嗚呼!五味太郎

あと、13年。
こんな人になりたい。
絵本作家、五味太郎。
77歳。
自由なんだよなぁ。


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2023年11月18日

大瀧詠一先生に教わる

新しい音楽ユニットのために
日本のポップスをこの方に
教わる。
これを聴けば、「ブギウギ」の
バックストーリーも全てわかる。
こういう人が小学校の音楽の先生だったら
良かったのになぁ。



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