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2016年07月13日

パーキンソで誤嚥のある父の、嚥下造影検査と嚥下リハビリに立ち会いました。

パーキンソン症候群の父。

以前から、食事のときに、むせるていました。

近頃は、その程度が悪くなっている気がします。


誤嚥の治療を受けたかったのですが、

どうしたらいいのかわかりませんでした。


主治医の先生から、誤嚥の検査が受けられると聞いてはいましたが、

それもどうしたらいいかわかりません。


どうしたらいいのか、

どんな検査や治療が、どこで受けられるのか、

まったくわからず、

手をこまねいていたのですが、

やっと、主治医の先生が、検査を勧めてくれて、

近くの市民病院でできるということがやっとわかりました。


嚥下の様子を見る検査は嚥下造影検査と言います。

口から食べたものが、

どのようにのどを通って行くのか、がわかる検査です。


3種類の形状のものを口に入れてみて、

レントゲンで動画を撮影します。


結果は、予想以上に深刻なものでした。

お医者さんは、

「命にかかわる肺炎をいつ起こしてもおかしくない状態。」

との判断をされました。

(´・ω・`)


口から食べて、誤嚥で肺炎になり、命を落としてしまうのを回避するため、

胃ろう、という方法があります。

もう一つ、声門閉鎖術というものがあります。

すぐにその方法という話にはなりませんでした。


嚥下リハビリ、というリハビリがあって、

それも市民病院で受けられると初めて知りました。


飲み込みの訓練をすることで、

口から食べることをあきらめない方法もあるんです。


それで、早速、嚥下リハビリの予約をして、

嚥下造影検査の翌日、行ってみました。


いろいろな方法で、飲み込みの訓練をしましょうね、

と、次回からのスケジュールも決めました。


でも、その日の午後、

父は発熱し、

血液検査で、炎症数値が高く、

肺炎の初期と診断されました。


今まで、炎症数値が上がり、

抗生物質で下げる、ということが何度かありました。


軽い肺炎を起こしては、

抗生物質で抑えていたのです。


今回も、数値が下がるまでは、

リハビリにも行けません。


もう少し早く、


誤嚥の程度がわかり、

嚥下リハビリが受けられることを教えてもらえれば。

と、思っています。


肺炎の治療が終わっても、

すぐにリハビリを受けたとしても、

効果はすぐには現れません。


パーキンソンや、高齢で、食べ物や飲み物で、

むせてしまうようになったら、

なるべく早く、嚥下(えんげ)造影検査、を受けることをお勧めします。


父は、市民病院の耳鼻咽喉科で受けることができました。

嚥下リハビリは、リハビリテーション科で、

言語療法士の方が、指導してくれます。


うちの父の場合は、

もう、嚥下リハビリは難しいかもしれません。

このままでは、食べられなくなって体力も落ちてしまうので、


まだ歩けるうちに、胃ろうでもなんでもして、

体力をつければ、

今より元気になれます。


胃ろうは、とても遠い話だと思っていましたが、

急に現実味を帯びてきました。


もう一つの、声門閉鎖術というのは、

のどの途中に、呼吸をする穴をあけて、

口からは呼吸をしないようにする手術です。


そうすれば、気管に食べ物や飲み物を誤嚥することなく、

食べたり、飲んだりできます。

ただ、この手術をすると、話すことができなくなります。


父が、この手術に耐えられるか、ということもあります。


永六輔さんが83歳で亡くなりました。

父と同じパーキンソンで、父と同い年です。

死因は肺炎でした。

(´・ω・`)


でも、わたしは、まだ、あきらめたくありません。

本を買って勉強しています。

もっと早く動くべきでした。



嚥下障害のことがよくわかる本 食べる力を取り戻す (健康ライブラリーイラスト版)




50代にしてブログデビュー(^-^; ご指導ご鞭撻のほど。m(__)m

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