ちょっといいこと〜主婦の幸せさがし

NHK『ハートネットTV』で

戦後70周年特別番組を放映していました。

４５分の番組を見ていて、

過呼吸になりそうなほど、

胸が苦しくなりました。

ナチスは、ユダヤ人の大量殺戮の前、

精神・身体障がい者の殺戮をしていました。

病院や精神病院に入院している患者、一人ひとりを、

治る見込みがあるか、働くことができるか、

などの項目で判別し、

数人の幹部の判断で、

社会の役に立たないとみなされた患者は、

精神病院と思われていた施設に搬送され、

その日のうちに、ガス室で殺害されたそうです。

その数２０万人！！！

(._.)



先日、我が家にマイナンバーが届きました。

このマイナンバーは、将来、健康保険証との連動も計画されていると聞きました。

ナチスが精神・身体障がい者を殺戮していた時代。

もし、このマイナンバーのようなものが存在し、機能していたら、

精神・身体障がいで入院中の人を選別することは、

たやすいことだったでしょう。



入院中のひとがいなくなったら、

通院履歴のある人が選別されるでしょう。


さらに、高齢者は年齢で選別でき、

病気・けがなどで入院通院が多い人。

医療費をたくさん使って、働けない人・・・。


条件を入力しさえすれば、

段階的に、社会の役に立たない人間の選別ができてしまいます。


マイナンバーとナチスによる大量殺戮。

なぜか、わたしの中で、結びついてしまいました。


マイナンバーの見切り発車。

その怖さ。

マイナンバーはこういうことだけにしか使わない。

そういうしばりが必要なのではないか、

そんなことが、頭をよぎりました。