2015年12月25日
実家の大掃除でわかったこと。体が不自由でもやりたいことがあれば、ちゃんと行動できる。
年末のおしせまる前に、実家の大掃除に行って来ました。
今回は、1週間泊まり込んで、
換気扇の掃除、冷蔵庫の中の整理と掃除、食品を保存している棚の掃除など
こまごまとした片づけをしました。
また、浴室の壁や天井がカビでよごれ、ペンキも剥げていたので、
掃除とペンキ塗りもしてきました。
父は、大工仕事や、電気の接続、ペンキ塗り、など、
なんでも自分でできる、器用な人でした。
セメントをこねたり、父が切る材木をささえたり、
そんな手伝いを、小さいころから、わたしもしていました。
今は、できることが少なくなりました。
以前なら、自分で修理や掃除をしていたことができないのは、
父にとってはとってもストレスだと思うんですよね。
わたしがペンキを塗ることにしたら、
父は、不自由な手で、ペンキの缶をあけ、
道具のある場所から、筆と刷毛を持ってきて、
ボウルにペンキを入れ、水で薄めて、
わたしに渡してくれました。
そんなこと、できるなんてびっくり。
目的があれば、ゆっくりだけど、いろいろなことができるって、
わたしも母も見直しました。
脚立に上って、お風呂の天井や壁に、ペンキを塗るわたしに、
父は塗り方を指示しながら、ずっと立っていました。
そんなに長い時間立っていることも、普段はないのに。
体が不自由でも、やりたいことには体を動かすことができるんだって、
改めて思いました。
父は、絵も描く人でした。
でも今は描いていません。
リハビリのため、というんじゃなくて、
やりたいことに、挑戦することが、
自然にリハビリになるんですね。
来年は、なにか、そいういうことに挑戦してみたらどうかな。
ね、お父さん。
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