ぶきっちょさんが教えます☆簡単セルフジェルネイル

ジェルには「ソークオフジェル」（「ソフトジェル」）と「ハードジェル」とがあります。
その違いについて、ご説明したいと思います。


ソークオフジェル（ソフトジェル）
専用の「リムーバー」（溶剤）で「オフ」する（落とす）ことができるジェルです。

自爪に塗布する際「プライマー」と呼ばれる密着剤を使用しないため、
一般的には爪に優しいと言われています。

もちろん、正しい塗布、「オフ」ができていることは絶対条件ですが。

この「ソークオフジェル」の開発によって、
セルフでジェルネイルをすることが簡単になりました。
溶剤で溶けるため、手軽にジェルネイルを楽しめるようになりました。

仕上がりも柔軟性があり扱いが楽なので、
今ではプロが施術するネイルサロンでも、この「ソークオフジェル」が主流です。
（サロンによって異なります。詳しいことは、担当のネイリストさんにお尋ねくださいね。）


ハードジェル
ジェルネイルが生まれた頃は、ジェルと言えばこの「ハードジェル」でした。
溶剤で溶かすことができないため「オフ」するには専門的な知識と経験が必要になります。

また、塗布する際には「プライマー」（密着剤）が必要なため、
爪に負担がかかるというネイリストさんもおられます。

以前は「プライマー」が酸を使った製品であったため、
自爪に大きな負担がかかるというのが主な理由のようです。

今は、酸が入っていないタイプの「プライマー」が主流になっており、
「ソークオフジェル」を使う場合でも密着がどうしても弱い方は、
「プライマー」と「ソークオフジェル」を使うことで
ジェルの持ちが良くなったと言われる方もおられます。

「ハードジェル」の仕上がりは固く丈夫なため、
長さ出しをするなら「ハードジェル」を使うという方もおられます。

また、ツヤがとても良く長持ちするため「ハードジェル」が好きという方もおられます。
使いづらい点もありますが、根強いファンもたくさんおられます。


セミハードジェル
「ソークオフジェル」と「ハードジェル」の中間として生まれたのが、
「セミハードジェル」です。

一般的には「セミハードジェル」も溶剤で落とすことができ、
なおかつある程度の固さがあるため、2つのジェルの良いとこ取りができると
「セミハードジェル」を好んで使う方も多いです。

わたしも愛用していますが、爪が柔らかい方は試してみる価値ありです。

以前紹介した「ビルダージェル」とか「スカルプティングジェル」と呼ばれる、
長さ出しや爪の補強を目的としたジェルは、この「セミハードジェル」です。

注：「ビルダージェル」の中にも、溶剤で溶かせない「ハードジェル」もあります。
製品説明をよくご覧になって、ご確認くださいね♪


「ソークオフジェル」と「ハードジェル」の最大の違いは
「リムーバー」で「オフ」することができるか、できないかです。

実際に両方のジェルを「リムーバー」で落としてみました。


ピンクの方が「ハードジェル」、ブルーの方が「ソークオフジェル」です。


アルミ箔の上に「コットン」を置き、そこに「リムーバー」を染み込ませ、
それぞれのジェルを乗せました。



そして、そのままアルミを巻いて20分ほど放置しました。
（溶けるまでの時間はジェルメーカーによって異なります。）



開いてみると一目瞭然！
ピンクの方「ハードジェル」は、少しヨレているものの大きな変化はありませんが、
ブルーの方「ソークオフジェル」は、溶けてポロポロになっています。



「ハードジェル」



「ソークオフジェル」



「ハードジェル」の方は、ジェルが薄いはしっこは少しヨレていますが、
溶けるまでには至っていません。「ソークオフジェル」は、
溶けてポロポロになっています。爪の上でも同じことが起こるのです。

わたしが使った「ハードジェル」は「ibd」という老舗メーカーのものです。
ツヤがとても良くて「ハードジェル」特有の固さがありますので、
安心して日常を送れます。長年愛用しております。

ちなみに、「LEDライト」では硬化しません。
わたしは「CCFLライト」で硬化させています。「UVライト」推奨商品です。


どうしてもこだわって「ハードジェル」を使いたい場合は、
よく勉強をしてから使うことをオススメします。
素人は「ソークオフジェル」の方が扱いは断然楽です。

ただ「ハードジェル」の固さとツヤはとても魅力的です(●´ω｀●)
わたしも「ハードジェル」を持っていて、時々使うとその良さを実感します。
わたしの「ハードジェル」の使い方については、また次の機会に詳しくお伝えします。


「ソークオフジェル」と「ハードジェル」、使い分けてみると面白いと思います。
特徴がそれぞれ全く違うので、それらを理解した上で使ってみると
それぞれの良さを、さらに実感できると思いますよ(*^_^*)


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