2015年02月17日
爪の形を整えよう
ジェルネイルを始めるための道具がそろったら、
爪の形を整えて実際にジェルを塗布してみましょう。
一言で爪の形といっても、いろいろな形があります。
大きく分けると、爪の形には5種類くらいあると思います。
それぞれの形で、爪の長さが変わると印象がガラッと変わります。
@ラウンド
爪を真横から見た時に見える、爪のはしっこを
「サイドライン」と言います。
その「サイドライン」がまっすぐ、つまりストレートで、
爪の先端だけ丸みがあり、なおかつ角がない状態、これをラウンドと言います。
「サイドライン」はストレートですが、爪の先端にストレートな部分はありません。
…と言っても、この定義はネイルの検定を受ける際に
作らなくてはいけない形の定義なので、セルフでネイルをする際に、
そこまで神経質に整える必要はないでしょう。
角のない、ゆるやかなカーブ、という感じで大丈夫だと思います。
Aオーバル
簡単に言えば、たまご型です。
爪の先端部分がたまごのように少し尖った丸みを帯びた形です。
指が長く見え、とてもエレガントで美しい形です。
女性らしい指先を演出できます。
わたしも、だいたいオーバルに自分の爪の形を整えています。
ただ、ラウンドやこの後出てくるスクエア、スクエアオフと比べると、
爪の先端部分が細くなるため、強度が弱くなります。
キレイなオーバルを保つには、こまめなケアが必要です。
Bスクエア
サイドラインがまっすぐで、またそこから伸びた爪の先端もまっすぐで、
両端が角になっている形です。
爪の幅がそのまま爪の先端まで伸びているため、
ここに挙げた形の中で一番強度があります。
爪先に加わる力も均等にかかるため、パソコンなどを使うお仕事に向いています。
短めに整えても存在感があり、スタイリッシュな指先を演出できます。
Cスクエアオフ
スクエアの両端の角を少し落とし、丸みをつけた形です。
スクエアは角が立っているため、
髪の毛や服などにひっかかりやすい、という欠点があります。
スクエアだと生活に不具合を感じる場合、
そして、爪の強度もほしいという場合は、
このスクエアオフに整えると、両方のいいとこ取りができます。
左がスクエア、右がスクエアオフです。
角を少し落としているのが分かるでしょうか。
スケアオフが好きな方によると、この少しの差が生活のしやすさにつながるそうです。
Dポイント
爪の先端を極端に尖らせた、しずくのような形です。
個性的なオシャレを演出できます。
ただ、先端がとても細くなるため、強度は極端に落ちます。
ぶつけるなどして、乱暴に指先を扱うと爪を損傷したり、
ケガをする可能性が高い形ですので、向き不向きがあるかもしれませんね。
ご自分の生活様式や好みに合った形に整えましょう♪
実は、次に「キューティクルケア」(「甘皮処理」)のことを書きたかったのですが、
ちょっと前にジェルネイルを交換したばかりのわたしの指に、
処理できる甘皮がなかったので(T_T)そこはまた後で記事にあげます。
実際に、ご自分の爪の長さを整えてみましょう♪
見本には、「チップ」と呼ばれる人工爪でお見せ致します。
まず、「ファイル」や「エメリーボード」を使い、
お好みの長さや形に爪を整えましょう。
その際、ファイル類は、爪に対して直角ではなく、45°斜めにあてて削ります。
直角に当てるのではなくて、45°斜めに傾けます。
爪は、薄く何層にも重なっています。
さらに、爪にはカーブがありますので、ファイルを直角に当ててしまうと、
爪の全ての面、層にファイルを当てることができません。
バリや削り残しができてしまいます。
45°に当てることで、爪の全ての層にファイルをかけることができます。
さらに、爪の一番表面の層を一番長く残すことができるため、
欠けや割れに強くなります。ファイルは、往復がけするのではなく、
右から左と決めたら、ずっと右から左に、一方方向にかけます。
次に、「サンディング」です。
最近は、「サンディング」が必要ない「ベースジェル」が主流になりつつあります。
爪を「サンディング」することで、爪が薄くなるのを嫌う消費者のニーズに合わせて、
「ノンサンディングベースジェル」が多く販売されています。
ただ、正しく「サンディング」すれば、気になるほど爪を薄くしてしまうことはありません。
「サンディング」することで、爪の表面積が大きくなり、
マジックテープのように爪と「ベースジェル」がしっかりと噛み合い、
「ベースジェル」の定着が抜群に良くなります。
なかなかジェルが長持ちしない方は、正しい「サンディング」をすることをオススメします。
ちょっと見にくいのですが…
「ラウンド」型のクリアチップです。
これを「サンディング」すると…
こんな感じになります。
この時、絶対に力を入れ過ぎないようにしましょう!
力を入れてしまうと、自爪を削りすぎてしまい、自爪が薄くなってしまいます。
自爪が薄くなりすぎると、ジェルネイルの施術自体ができなくなってしまいますので、
決して力を入れ過ぎないようにしましょう。
ごく軽く、爪の表面がうっすらと曇る程度にバフを入れていきましょう。
バフを入れると、細かい「ダスト」が出ますので、
「ダストブラシ」でそれをしっかりと払います。
100均で売っているような安いものでも大丈夫です。
わたしも安いものも並行して使っています。
安いものは複数個買っておくと、洗面所に1個台所に1個と置いておいて、
爪の裏をキレイにするのに便利です♪
(後日記事にする)「キューティクルケア」、
その後、ファイル類で爪を整える「ファイリング」、
そして「スポンジファイル」を使った「サンディング」「バッフィング」(←同じ意味です)、
これらをまとめて、「プレパレーション」とか
「プリパレーション」と言います。
「準備」とか「用意」という意味です。
「プレパレーション」がすんだら、いよいよジェルの塗布です!!
次の記事で、ジェルの塗布の仕方を書きたいと思います(*^_^*)
こんなダストブラシがあったら、気分がアガること間違いなし(●≧艸≦)
↓
ダイヤモンドダストブラシ
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