2017年10月11日
家庭菜園で収穫したトマトが酸っぱい理由と甘くする方法
甘いトマトを食べたいと思って家庭菜園を始めたのに、収穫してみたらとても酸っぱくて驚いたという方も少なくないようです。
しかし、家庭菜園で甘いトマトを収穫している方も多いのは事実。
この差はなんで、どうやったら甘いトマトを収穫することが出来るのでしょうか。
家庭菜園のトマトが酸っぱい理由
(1) まだ完熟していない。
完熟していないトマトは酸っぱいものが多いです。
常温で放置しておけば完熟して甘くなります。
(2) 肥料が足りなかった。
適切な肥料をやらないとトマトは酸っぱくなります。
過去に管理にはトマトにあまり肥料をやらずに育てたら、酸っぱくもならずに無味無臭なトマトが出来上がったことがあります。
トマトは基本的に痩せた乾いた土地で育つ野菜なので、肥料も水も控えましょうと書かれていることがあります。
しかし、甘いトマトを食べたい時は甘いトマトを収穫出来る品種を選び、それなりの量の肥料をあげないといけません。
管理人の経験では普通のミニトマトよりもちょっと必要な肥料の量が多いような感じがしました。
あまりまき過ぎてしまうと、肥料過多になってしまい、これもまたトマトにとっては良くないので、様子を見ながら肥料をあげて下さい。
(3) 味の素となるリン酸がうまく吸収されていない。
果菜類の味の素はリン酸です。
しかしこのリン酸は吸収され辛くなることがあります。
理由は土の中でリン酸が別のものとくっついてしまい、植物が吸収し辛い形になるからです。
そういう時に活躍するのが菌類なのですが、土の中で菌があまり活躍しないとますます吸収され辛くなります。
(4) トマトの実全体に栄養が行き渡っていない
トマトも大きくなって、たくさんの実がつくとどうしても均等に栄養が行き渡らずに偏ってしまいます。
そのため、中には酸っぱいトマトも出来てしまいます。
どうしても甘いトマトが収穫したいという場合は育ちが悪いものや形が悪い実はどんどん採らないといけません。
ただ、酸っぱいトマトも料理に使えるので、管理人はもったいなくて出来ません。
(5) 天候が悪い
曇りがちだったり寒かったりすると、どうしてもトマトの味は落ちてしまいます。
甘いトマトの作り方
(1) 甘いトマトが育つと謳っている品種を選ぶ
甘いトマトが育つと謳っている品種でも適切な肥料をまかないと甘くはなりませんが、他のトマトよりは甘みが強い傾向にあります。
(2) リン酸入りの肥料を使う
有機栽培をしたいからと油かすだけで育てていると味を良くするリン酸が不足するので、リン酸が豊富な骨粉や鶏フンを使いましょう。
(3) 堆肥を撒く時にもみがらくん炭や炭も一緒にまく。
もみがらくん炭も炭も菌類のすみかになって、リン酸と別のものがくっついた時、引き離してくれます。
そして、植物にリン酸が吸収されるのを助けてくれます。
(4) 完熟させる
甘いトマトを食べるためには完熟させることが必要です。
完熟させると割れやすいという欠点がありますが、あと少しで完熟という時に収穫して、常温で保存しても大丈夫です。
(5) 水はぎりぎり控える
水がたくさんあると味がぼやけて、甘みが薄くなります。
そのため、水はよっぽど暑い時じゃない限りは週に1回程度で大丈夫です。
よっぽど暑い時であったとしても、週に2回程度やっておけば OK。
(6) 木酢液など資材をまく
曇りがちの日や寒い日だとどうしてもトマト肥料吸収する能力が落ちてしまうので、木酢液などの資材は肥料吸収能力を高めます。
管理人はHB-101を使っています。
主観ですが、こちらは肥料吸収効果を高める以外にも耐寒性も高めるように感じます。
まとめ
トマトが酸っぱいのには色々な原因があります。
おいしいトマトを収穫するためには試行錯誤が大切なので、色々と試してみて下さい。
トマトが酸っぱくて困るという時は砂糖とレモン汁につけておやつにするという方法もあります。
意外に思われるかもしれませんがとても美味しいですよ。
世界ではトマトをフルーツとして食べている国もあるので、是非作ってみて下さい。
他にはトマトソースを作るという方法もあります。
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