2017年10月05日
悔しい!家庭菜園のぱっくり割れトマトの原因と対策は?
家庭菜園でトマトを育てていたら、いつのまにかトマトがぱっくりと割れてしまっていたと言うことはありませんか?
美味しく育てたトマトが割れてしまうなんてショックですよね。
管理人も何回も同じような経験をしてその度に悔しい思いをしています。
特に、明日頃収穫だなって思っていたトマトに限って割れている時はもう悔しさは倍増です。
何が原因で、どのようにしたらぱっくり割れトマトを予防することが出来るのでしょうか。
主な原因は水分量の急激な変化
土が乾燥している状態で、大量の雨が降ったりしてトマトが大量の水を吸った時、水分量に耐えられなくなって皮が割れてしまうことがあります。
実に日差しがよく当たっている場合、皮が硬くなってしまい、トマトの果肉が大きくなっていく時に耐えられなくなって破れてしまうそうです。
袋掛けなどをして、日差しを遮ってトマトを育てるということも可能ではありますが、そうすると色付きが悪くなってしまいます。
他にはトマトの株が疲れていても割れてしまう確率は高いといいます。
とりあえず、トマトが割れる理由でもっとも多いのが、水分過多ということなので、急激に水を吸っても実が割れないように、土をある程度湿らしてあることも大切なようです。
もしくはトマトに雨が当たらない様に対策をすることです。
実割れを少しでも防ぐための対策
実割れを少しでも防ぐためにはまずはトマトが吸う水分量を減らすことになります。
これは畝作りの段階で黒マルチをかけることで可能です。
黒マルチ以外にもわらや草マルチでも大丈夫。
草マルチというのは黒マルチの変わりにわらや草を株元に置いておくことを言います。
もちろん、植物性のマルチは黒マルチよりは水分の吸収は多いでしょうが、そのままよりは良いと思います。
個人的には畑の有機物を増やすためにこちらを使用しています。
黒マルチだと黒マルチの下の生えた草を取るのが大変で……。
その点植物性のマルチだったら、草やらわらを寄せ付けて草を取ってまた買わせておくだけで良いので黒マルチよりは個人的には楽ですね。
植物系マルチの難点は見た目の悪さです。
黒マルチと植物性マルチは好みが分かれるので、どっちもやってみて自分にあったマルチを選択するのが一番ですよ。
ビニールハウスを小さくしたようなトマトの雨よけハウスというものも市販されています。
ホームセンターで売っていないということも多いでしょうから、どうしても欲しいという人は通販がおすすめですが、レビューを読むと不満点なども多いので、どうしても水分を少なくして栽培したいという方にだけおススメします。
トマトの株疲れは真夏、特にお盆明けが多いです。
トマトの適温というのはだいたい昼間が25度から30度くらいで、31度以上はトマトも大変疲れやすくなるとのこと。
この時はトマトに生えている実を全て収穫して、休ませてあげると復活することがありますが、地域によってはお盆が明けるともうすぐトマトが終わりというところもあるので、収穫を最後までするためにもそのままでも良いと思います。
トマトの実を全部取るのは嫌だけど疲労を回復させたいという場合はトマトの疲労を軽減させるような資材を使うのがおすすめです。
HB-101や万田酵素といったものが該当しますが、効果を実感できないと言う方も少なくないので、使う時は効果がなくてもいいや程度の気持ちで使うと良いでしょう。
個人的には植物のサプリメントとしてHB-101を使っていますが、疲労回復というよりは耐寒性や耐暑性を高めたり、植物のバランスを整える効果のほうが高いように感じます。
そのため、植物が疲労をしている時は無理をさせず、休ませた方が無難でしょう。
まとめ
特に完熟に近い状態で水分をたくさん吸ってしまった時は簡単に割れてしまいます。
プロの農家でもある程度は実割れは想定して作っているのだそう。
ぱっくり割れしたトマトも土や虫がついていなければ、きれいなので食べることが出来ます。
そういうトマトが多く収穫出来たという場合は煮込んでしまってソースを作るのがおすすめです。
トマトソースを作れば、ラタトゥイユやパスタなどに簡単に変化させることが出来ます。
トマトの雨よけに興味がある方は以下のサイトが参考になるのではないでしょうか?
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