ずぼらさんの簡単家庭菜園

ホームセンターなどからナスの苗を買って植えたのは良いけれど、茄子の花が落ちてしまったという経験はありませんか？

管理人は最初の花だけでなく、いくつかの花も落としてしまい、意気消沈したことがあります。

一体、何故、ナスは花を落として、どうやったら花を落とさずに済むのでしょうか。



調べてみたところナスの花が落ちるには様々な理由があり、とても複雑です。

複雑過ぎて、ナスっていうよりはナス様って感じです。

(1)　気候が合わなかった。

極端に寒かったり、暑かったりすると繊細なナス様は花を落としてしまいます。

他にも日照不足も影響します。

(2)　肥料が足りない

ナス様はとても肥料と水が大好きな大飯食らいのお野菜です。

紫色の花の雄しべが雌しべからピューッと出ているのが、肥料が程よいバランスだということを示しています。

茄子の雄しべが雌しべの中に隠れている時は肥料が不足しているという証拠です。

(3)　肥料が多過ぎる

肥料が足りなくても落ちてしまいますが、肥料が多過ぎても花は落ちてしまいます。

(4)　うまく受粉が出来なかった

通常、ナスは自分で受粉することが出来ますが、まれにうまく受粉が出来ずに花が落ちることがあります。

(5)　ナスが疲れた

たくさんの花をつけたり、たくさんの実をつけたり、気候が暑過ぎたりするとギャル曽根ちゃん並みの食欲をお持ちになるナス様も疲れてしまいます。

そのため、花を落としてしまうことがあります。

(6)　わりかし、生育初期の花は落ちる

わりかし生育初期の花は落ちやすい傾向にあるようです。

管理人のナスの花も生育初期終わり歌詞盛大にボタボタと落ちることが多い気がします。

その度に落胆しますが、株がちゃんと成長すると花が落ちる頻度が減り、収穫出来ています。

(7)　ナスのシーズンが終わった

10月頃に花が落ち始めたら、それは夏、すなわちナス様のシーズンが終わったことを意味します。

来年に期待しましょう。

(8)　水が多過ぎるか

ナス様はデリケートなお野菜であらせられるので、水が多すぎてもお体を壊してしまいます。

(9)　水が足りない

ナス様はデリケートなお体をしておりますので、水が足りなくても繊細なお体を簡単に悪くしてしまいます。


ナス様のお体は大変に繊細です。

そのために出来ることはナス様にとって心地よい環境を整えることですが、露地栽培の場合天気に左右されるのでなかなか出来ることではありません。

肥料も不足だからとやり過ぎてしまえば、お体を壊す元になってしまいます。

そもそも天気が悪い時は肥料の吸収がうまくいきませんから、病気の原因になってしまいます。

管理人の経験で悪いですが、ナスにとって良い気候になれば、自然と花は実になるので、おおらかな気持ちでいることが大切だと思いました。

生育初期に花が落ちるのは仕方がありませんと割り切ることも大切なのではないかと言うことです。

適切な肥料、適切な水、適切な気候の3つがそろえば、嫌でもナスは実をつけて成長をしてくれます。

気になるという場合は黒マルチや草マルチなどで地温を確保し、適切な肥料と水の管理をしましょう。

HB-101 といった資材は効果がないという人もいる反面、植物の耐寒性を高める効果があるという人もいます。

管理もその効果を感じる1人なので、耐寒性を高めたいという人は使ってみるのも良いと思います。



ナスの花が落ちる原因は様々あります。

気候が影響している場合もあるので、その場合は露地栽培ではどうすることもできないことが多いです。

一応、家庭菜園用の2坪サイズのビニールハウスなども売っていますが、暖かくなると自然とナスはちゃんと実をつけるので、大らかに構えることも大切なのかなと思います。

ビニールハウスのメリットは保温が出来ることですが、風や台風に弱いことと日中はしっかりと換気をしないと温度が上がり過ぎて、枯れてしまうというデメリットがあります。

≪送料無料≫プロも愛用の人気植物活力液！全ての植物にオススメ。
植物を超元気にする天然植物活力液「HB-101」公式サイトへ。
植物本来の力を最大限に引き出せます。