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2021年06月27日

IbanezのブリッジFAT10を探して見つけたものは????何と!!

Ibanez Gio に装着されているトレモロブリッジがとても使い勝手がいいのでIbanez350にも取り付けたいと思いショップ、オークションを探したが見つからず、フリマを探したら「Ibanezブリッジ ジャンク トレモロ」の名称で出品されているものを発見した、それは私が探し求めていた「Ibanez FAT10」というトレモロユニット「これは間違いなくFAT10だぁ」しかしよく見ると汚い!!しかし500円、それも送料込み、その上アームの差込口がピカソの絵のように曲がっているようにも見える?絵だったら分かるがこれは写真だ、その上にサドルが一個欠品!!「でもどこを探し回っても見つからなかった部品、安いし落札してみよう」フリマは落札という言葉も質問という言葉もないようだ、初めてのフリマなので戸惑ったがお金を支払えばそれでいいようだ、
Ibanez.1.jpg
ibanez.3.jpg
ibanez.2.jpg
ibanez.4.jpg

届いたものは私が欲しかったIbanezFAT10ではあったものの記載の通りどんびきするような汚い物体だった磨けば綺麗になるかなと「錆落とし」DIYで買った自動車用品の錆落とし消しゴム!!これが役に立った、擦っているとメッキが剥がれ地金が出てくる箇所も、一番の難敵は「溶接された」アーム取付口、なんで溶接までしたのか分からない?
ibanez.5.jpg
ibanes.6.jpg
ibanez.7.jpg
ibanez.8.jpg

溶接したものがサドルの下側まできていて一弦側のサドルが傾いてしまっている、それとアーム取付の継ぎ足した出っ張りに当たっているのもサドルが傾く原因となっている、鑢(やすり)といってもここには無いので爪切りに付いているヤスリをつかう、これで半日掛けてはみ出した溶接物を削った!!

はみ出した溶接物もヤスリで削った効果も有り滑らかになり見た目も汚らしさがなくなった、
ibanez.9.jpg

気が付いたらブリッジ裏の後方にあるアームの固さ調節のイモネジも欠品なのである、でもジャンクだし仕方ない代用できるものを探してみる
ibanez10.jpg

RG350に取り付けフロイドローズからの脱却、シンクロトレモロに変更、使用弦は当初 0.10 0.13 0.17 0.30 0.42 0.52 のLightTop HeavyBottom にしたらチューニングの大変極まりない事、諦め、0.10 0.13 0.17 0.26 0.36 0.46 に変更したらチューニングも大幅にしやすくなった、アーム付きのギターは0.09〜0.42の弦にする事によりもっとスムースに弦交換ができるのではないかと思います
ibanez完成.jpg

蛇足ながら私の所有しているフェンダージャパンと石ロゴマークのフェルナンデスは太い弦に交換してアーム操作をしてもチューニングは狂いません?何なんでしょうか?

取り付けてみて初めて分かったのですが、この出品者は「ねじ込み型のアーム」を使いたくてねじ込み部分を溶接したようです、それでアームを止めるネジがなかったんだと思いました、ここまでやっておいて完成まであと少しだったのに諦めたのでしょうね、部品を替えるだけでいいのにただそれだけの理由で溶接までするとは、溶接の技術もある恐るべし出品者でした

世の中は広いな、こんな事に集中する人もいるんだ、と思ったが私自身もこんな事している、同じ穴の狢(むじな)みんな同類項だったりするのだぁぁぁ
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