Fernandes ZO-3には上位機種に「芸達者」というトレモロブリッジを装着している機種がある、オークションでそれを狙っていたが私の考える落札価格にはなってくれず他の方の手に渡ってしまう!!そこで上位機種の「芸達者」と知らずにZO-3とだけの名称で出品しているものを選ぶ事にした、出品者は楽器には知識のない質屋さんのようだ、落札出来たものの送られてきた商品の梱包に驚き!!一目でギターと分かる新聞紙とプチプチとラップのみの簡易包装!!よくネック折れずに配送できたなぁと感心した、冷や汗がでたよ、楽器に知識が無いとは言え梱包の基本を知らないなという感じがする、悪い評価を見ると同じような梱包で怒っている方がいた
古い弦が付いているので交換しようとペグを回すが緩まない!!以前の所有者は弦の巻き方が逆なのだ?何故?何も理由は無い、ギター初心者なのであろう、とにかく新しい弦に交換だ、とチューニングをしても音が合わない、何で?とホディをまじまじ見るとスタッドボルトのアンカーが抜けそうになっている、
弦を緩めてブリッジを止めているスタッドボルトの取り付けているアンカーの穴が楕円形に広がっているのだ、Ibanezのギター修理の際のトラウマが蘇ってきた....
されにしてもこのZO-3「芸達者」のスタッドボルトは細すぎる、以前別の機種ではアンカー無しのスタッドボルトが直接ボディにねじこんでいるものがあった!!この時のブリッジも同じであったな、ちょっと危険な構造だと思う、ハラハラしながらアームを使うのも考え物ですね、
私の道具箱にスタッドボルトとアンカーがあったはずと探した、1mmくらいの誤差のあるアンカーなのでボディに穴を開けずにハンマーで叩いて何とか入った、片方はまだつかえそうなのでそのままにした、ブリッジは私が個人的に信頼を寄せている余っていた「Wilkinson WVS50IIK」に交換した
弦を再度張ったらそのスタッドボルトがアンカーごと傾いてしまった、何か詰め物が必要だ?頭に浮かんだものは「クイックスティール」!!でもIbanezで失敗している...部屋中見渡し「クリップ」?
これを横に切って楕円の穴に詰める!!いいかも、再度弦を張り試し弾き、おおこれは良い、ブリッジは傾かない!!
でも不安が残るので再度弦を緩めクリップを詰めた隙間のところに「アロンアルファ」を可能な限り流し込んだ、(コンビニで500円位の販売価格)これなら完璧だ!!今のところ不具合は無い
今そこにあるものでギターの修理が出来たらいいな!!ものを目指して...あり得ない修理人生なのである、自分でも考えられない位の修理人生!!こんなのありえるかぁぁぁ、いい加減にしろょと言いたい!!
クイックスティール に頼るのは良くない、乾けば金属等と言っているようだが、乾くとボロボロ(新しくないかもしれないけど)私的にはアロンアルファのほうが信頼性があるように思われる、皆さんはどう思われますか?
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