アウトプット・ジャックからのガリに人生を思う!! : 還暦ッズ研究所

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2019年12月15日

アウトプット・ジャックからのガリに人生を思う!!

一年前になるかなその時はベースがいなかったのでフェンダー・ジャパンのジャズ・ベースとスタインバーガー・スピリットの二本のベースを持っていったんだけどスタインバーガー・スピリットのアウトプット・ジャックにシールド線を差込みアンプに繋いだらバチバチと音がしてスタジオの人が接点復活剤をアウトプット・ジャックに噴きかけてくれたんだけど症状は治まらずフェンダー・ジャパンのジャズ・ベースを使うことになった訳です、スタインバーガー・スピリットはオークションで落札したものだったので本当はこちらを使いたかったのですがガリが酷すぎるので見送った経緯があります、

本日ソフトケースが埃だらけになっていたのでスタインバーガー・スピリットを出してソフトケースの汚れを落としていた、久しぶりにアンプに繋いだのですがガリは直ることなくガリガリバリバリと音を発てる、当たり前ですよねそのまましまっていたのですから、直るはずも無いのです、これはアウトプット・ジャックの交換かなと思いましたが一応裏蓋を開けて中を見てみようとドライバーで蓋を開けナットを外して診て見たのですがネジの緩みも無い、ハンダが取れそうにもなっていない、何も悪いところはなさそう、ウェスで拭いてみたりして再度アンプに繋ぐがやはりガリは出る...中を見てみると小さな筐体に窮屈に配線がされてあり面倒だなと感じるのは私だけではないと思う、

そうだここはアウトプット・ジャック交換ではなく無水アルコール(エタノール)を綿棒に付けて拭いてみたらどうであろうか?と実行に移す、プラス側の先端部分を拭いたが汚れは付かない、しかしマイナス部分の穴の中を綿棒で擦ると綿棒の先が真っ黒になった「これが原因だぁ」マイナスの穴は目に入らない部分なので見落しがちだがこの部分も大切!!

見た目はなんとも無いように見えても悪いところはあるものだ、「あの人は幸せだよね」とかよく言っているおばさん「あいつは金持ちでいいなぁ」とつぶやくそこのおじさん、そう見えてもその人なりに苦労や悩みはあるのだ、隣の芝生が青く見えるってやつ、
こんなことでリペアショップに持ち込まなくて良かった!!何千円かは得した気分です。

スタインバーガー・スピリットのガリが取れたところで次はFernandesのガリをとることにした、このギターはハードオフから買ったギターである、中古品の多くはガリがでるのは当たり前と考えた方が良さそうだ、アウトプットジャックを外してからと思ったが外さなくてもいけるんちゃう?と取り外さずにそのままの状態でエタノールを綿棒に漬けてアウトプットジャックの穴(マイナス側)をゴシゴシと擦る、時々奥にあるプラス側の端子も感触で分かるので綿棒を長く差し込みゴシゴシと磨くように擦る、そしてアンプに繋いだら不快なバチバチ、ガリガリ、の音は無くなり新品同様、接点復活剤はエフェクターに噴きかけ何年かして内部のプラスチックが破損していた経験があるので絶対に使わないと心に決めていた私にとってこのエタノールは本当に有難い、なにしろ別名無水アルコールとの事で使用後は蒸発し消えてしまう、さあ年末だ、皆さんもギターやベースに限らずオーディオ機器や家電製品、アウトプットジャックが付いているもの全ての大掃除じゃ、こっちでゴシゴシ、あっちでゴシゴシ、ガリが出るもの一掃するのだぁ!!

金をかけずにどこにでもあるもので修理を試みる私のブログは素晴らしいと自画自賛するジジイであった、でもノーベル賞は貰えないなぁ....