2022年07月03日
Kramer チューニングの崩れはブリッジではなく「ナット」だった!!
またまたやってきました!!ブリッジおたくジジィのブログ!!
さてさて今回の改造は気になって気になってしかたないシンクロナイズトレモロ装着のKramerだ、Wilkinson楕円ネジ穴を取り付けてもチューニングが狂う代物だ、これに2支点ブリッジを取り付ければ絶対にチューニングが狂う事が無くなるはずだ、と以前から考えていたもののもし間違ったら取り返しのつかない事になる(FernandesSSH-40での取付で苦い体験済み)
このギターはネジ穴間隔が54mm(一般的なギターは56mm)なので微妙な差ではあるがアンカーの穴を開ける場合、今まで取り付けていた6本のネジの範囲の僅か外側に穴の中心点を付けなければならない、そのうえ今までのネジは細いが今回はスタッドボルトでアンカーの中心に来るようにしないといけないので僅か下側をマーキングする、大体のマーキングを彫刻刀で彫る(出たー彫刻刀の一刀彫!!)何で彫刻刀で彫るかというとドリルの刃が誘導されない為、そのままでは必ず今まで空いていたネジ穴に吸い込まれるからだ、アバウトながら彫刻刀でアンカー位の太さの穴を掘っておけばドリルの刃はそちらに導かれないはず、はず、はず、とは理想じゃないの?と思われるが「理想を現実に」とどこかのCM口上のようだがこれが効果ありなのだ...
正面から見て左の穴を開ける「ああ怖かった!!冷や汗ものだよ」思惑通りの穴を開けることが出来た(と思う)次に右側のアンカー、これはブリッジを付けてみてビニールテープで貼って裏から見た感じでブロックは大体中心にあるか?斜めになっていないかと試行錯誤の繰り返しでようやくマーキングを付けた、定規で測ってみて曲がっていないかとかね、
しかしかKramerってピックアップが斜めに付いていて錯覚を起こしやすいのだ、真直ぐでも斜めのようで斜めでも真直ぐのように見えるのだ「トリックに惑わされてはいけない、錯覚だぁ」と膝をつねる!!街のリペアマンにもビビられお断りされた行為、それは「スタッドボルト・アンカー穴開けの技!!」用意周到に考え抜いた方法で、と、おもむろに彫刻刀を取り出しおおよそのマーキングを彫り始める、そしてドリルの刃!!真直ぐになるように地面に段ボールを敷きその上から一直線に挿し進める、ドリルの刃には深さが分かるようにビニールテープを巻くのだ!!しかし何故か裏のスプリング室まで貫通してしまった?こんなのは失敗とは言えない、
なにしろドリルの刃はほぼ真直ぐに刺さっている!!貫通しようがそんな事は問題ない、自分には平衡感覚というものがあるのだろうなと思う感慨深い一コマだ(自画自賛!!)
そして完成!!ブロックが穴の真ん中になるのが理想だったがボディよりは離れているし、一弦側と六弦側とも外れそうになっていない「弦落ち」はみられない!!私は乗り越えたのだぁ、神の領域にはいったぁ.....
2支点ブリッジに交換したからにはもうチューニングの狂いはないだろうとたかをくくっていたが、アーミングをすると狂う、おかしい?「何故なんだスティーブ?」アームフォルダーがホディに接触していて元に戻らないという現象なのでは?紙一重位なのだが彫刻刀で僅かに削る事にした、削った後にグリスも塗ってみたが状況は変わらない?(グリスがボディに付かないという事はボディに接触していない!!)
どのブリッジを装着してもチューニングが狂うのは「ナット」に問題があると結論付けた、「ロックナット」を付けてみよう!!しかしこのギターはFenderではないヘッドは真直ぐではなく角度が付いているのだ、カッコイイと満足していたがそこが落とし穴!!ヘッドに角度が付いているので取り付けても弦がビビる、ネットで売られているものはほとんどFenderに取付前提のものでKramerには合わない、
ナットの交換にGraphtechを使う事にした、Kramerに付いていたナットはプラスチック製のようだ今回取り付けるものは「NUBONE LC-6010-10キブソンタイプ弦溝加工済」というもの、何かこれもプラスチックじゃないの?と疑いを持ったが何でも交換すると違う楽器になるとの事で興味があったのだ、でもチューニングは狂わなくなるのだろうか?と一抹の不安がよぎるが、もうこれに頼るしかなさそうだし、これが最後だ、これで改善がみられないなら楽器としては成立しないただのくず!!
今までのナットをお好み焼きのへら状のシール剥がしに使うものなのかは不明だが役に立ちそうなのでこれで叩いて外しGraphtech製のナットを接着、一晩置いて次の日、弦を張る「やっぱり狂うやん」と又次の日ギターを手に取りアーミングを試みる「だんだんよくなる法華の太鼓!!」とはこの事だ、何か弦の狂いがなくなってきた(馴染んできたという事か?)
結果としてはブリッジが悪いと思っていたが悪いのは「ナットだったのだぁ」Kramerに付いていた安物プラスチック製のナットがいけなかったのだ、やっと謎が解けた、すがすがしい気持ちになった、Squier by Fender(スクワイアー フェンダー)Standard Stratcasterは勉強の為の教材として購入した事となった、お陰でアンカー取付、弦落ちの確認、ナットの良し悪しetc、勉強になったねぇ(もう中風に...)
私の所有しているトレモロアーム付のギターとしてはピカイチに出来上がりました、アームを使うとチューニングが狂うギターはまだありますが、もしかしたらそれも「ナット」が原因かもしれない?
さてさて今回の改造は気になって気になってしかたないシンクロナイズトレモロ装着のKramerだ、Wilkinson楕円ネジ穴を取り付けてもチューニングが狂う代物だ、これに2支点ブリッジを取り付ければ絶対にチューニングが狂う事が無くなるはずだ、と以前から考えていたもののもし間違ったら取り返しのつかない事になる(FernandesSSH-40での取付で苦い体験済み)
このギターはネジ穴間隔が54mm(一般的なギターは56mm)なので微妙な差ではあるがアンカーの穴を開ける場合、今まで取り付けていた6本のネジの範囲の僅か外側に穴の中心点を付けなければならない、そのうえ今までのネジは細いが今回はスタッドボルトでアンカーの中心に来るようにしないといけないので僅か下側をマーキングする、大体のマーキングを彫刻刀で彫る(出たー彫刻刀の一刀彫!!)何で彫刻刀で彫るかというとドリルの刃が誘導されない為、そのままでは必ず今まで空いていたネジ穴に吸い込まれるからだ、アバウトながら彫刻刀でアンカー位の太さの穴を掘っておけばドリルの刃はそちらに導かれないはず、はず、はず、とは理想じゃないの?と思われるが「理想を現実に」とどこかのCM口上のようだがこれが効果ありなのだ...
正面から見て左の穴を開ける「ああ怖かった!!冷や汗ものだよ」思惑通りの穴を開けることが出来た(と思う)次に右側のアンカー、これはブリッジを付けてみてビニールテープで貼って裏から見た感じでブロックは大体中心にあるか?斜めになっていないかと試行錯誤の繰り返しでようやくマーキングを付けた、定規で測ってみて曲がっていないかとかね、
しかしかKramerってピックアップが斜めに付いていて錯覚を起こしやすいのだ、真直ぐでも斜めのようで斜めでも真直ぐのように見えるのだ「トリックに惑わされてはいけない、錯覚だぁ」と膝をつねる!!街のリペアマンにもビビられお断りされた行為、それは「スタッドボルト・アンカー穴開けの技!!」用意周到に考え抜いた方法で、と、おもむろに彫刻刀を取り出しおおよそのマーキングを彫り始める、そしてドリルの刃!!真直ぐになるように地面に段ボールを敷きその上から一直線に挿し進める、ドリルの刃には深さが分かるようにビニールテープを巻くのだ!!しかし何故か裏のスプリング室まで貫通してしまった?こんなのは失敗とは言えない、
なにしろドリルの刃はほぼ真直ぐに刺さっている!!貫通しようがそんな事は問題ない、自分には平衡感覚というものがあるのだろうなと思う感慨深い一コマだ(自画自賛!!)
そして完成!!ブロックが穴の真ん中になるのが理想だったがボディよりは離れているし、一弦側と六弦側とも外れそうになっていない「弦落ち」はみられない!!私は乗り越えたのだぁ、神の領域にはいったぁ.....
2支点ブリッジに交換したからにはもうチューニングの狂いはないだろうとたかをくくっていたが、アーミングをすると狂う、おかしい?「何故なんだスティーブ?」アームフォルダーがホディに接触していて元に戻らないという現象なのでは?紙一重位なのだが彫刻刀で僅かに削る事にした、削った後にグリスも塗ってみたが状況は変わらない?(グリスがボディに付かないという事はボディに接触していない!!)
どのブリッジを装着してもチューニングが狂うのは「ナット」に問題があると結論付けた、「ロックナット」を付けてみよう!!しかしこのギターはFenderではないヘッドは真直ぐではなく角度が付いているのだ、カッコイイと満足していたがそこが落とし穴!!ヘッドに角度が付いているので取り付けても弦がビビる、ネットで売られているものはほとんどFenderに取付前提のものでKramerには合わない、
ナットの交換にGraphtechを使う事にした、Kramerに付いていたナットはプラスチック製のようだ今回取り付けるものは「NUBONE LC-6010-10キブソンタイプ弦溝加工済」というもの、何かこれもプラスチックじゃないの?と疑いを持ったが何でも交換すると違う楽器になるとの事で興味があったのだ、でもチューニングは狂わなくなるのだろうか?と一抹の不安がよぎるが、もうこれに頼るしかなさそうだし、これが最後だ、これで改善がみられないなら楽器としては成立しないただのくず!!
今までのナットをお好み焼きのへら状のシール剥がしに使うものなのかは不明だが役に立ちそうなのでこれで叩いて外しGraphtech製のナットを接着、一晩置いて次の日、弦を張る「やっぱり狂うやん」と又次の日ギターを手に取りアーミングを試みる「だんだんよくなる法華の太鼓!!」とはこの事だ、何か弦の狂いがなくなってきた(馴染んできたという事か?)
結果としてはブリッジが悪いと思っていたが悪いのは「ナットだったのだぁ」Kramerに付いていた安物プラスチック製のナットがいけなかったのだ、やっと謎が解けた、すがすがしい気持ちになった、Squier by Fender(スクワイアー フェンダー)Standard Stratcasterは勉強の為の教材として購入した事となった、お陰でアンカー取付、弦落ちの確認、ナットの良し悪しetc、勉強になったねぇ(もう中風に...)
私の所有しているトレモロアーム付のギターとしてはピカイチに出来上がりました、アームを使うとチューニングが狂うギターはまだありますが、もしかしたらそれも「ナット」が原因かもしれない?
Wilkinson WVS50IIK 弦ピッチ10.5mm スチールサドル2点支持タイプ トレモロブリッジユニット アッセンブリー フルスチールブロック付 価格:8,179円 |
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