四季ラビオリ

こちらのニュース。

教頭と校長がやらかしています。
教頭は懲戒免職になって当然ですが、自分から見るとこれが不思議でしょうがない。
飲酒運転して発覚した場合、全て失うのは明白。
バカでもわかる理屈です。
それなのに・・・


教頭という立場なら、ある程度、安定した給料をもらっていて
このまま定年まで勤め上げれば、万々歳なはず。
それなのにお酒が我慢できなかった為に、人生終了。



昨今、飲酒運転に対しての取り組みや罰則が厳しくなっています。
その上で飲酒運転する人間というのは自信家で
「自分は事故などおこさない」という考えがあります。
そして飲酒運転が常習化。
この教頭もそうだったのでしょう。



しかし・・・お酒なんて家で好きなだけ飲めばいいじゃないですか。
少しの我慢できないだけで懲戒免職。
学校の先生をやっていた場合など、単に仕事を失うだけではないです。
今まで教えてきた子供たちに対しても、裏切りだと思います。
教え子たちがこのニュース知ったら
「俺らこんな先生から学んでいたのか・・・」
と失望するのは間違いありません。



実は自分はこの経験がありまして。
中学校時代にお世話になった先生が、卒業してから13年後、逮捕されました。
教え子の家を訪問した際。通帳を勝手に持ち出し、郵便局で３０万円引き下ろして
捕まったのです。
ユーモアで人気のある先生でした。
捕まった時には５０歳でしたが、すでに先生は辞めていて無職で・・・
信頼していた先生に裏切られるというのは悲しい。



この教頭も今頃、自分のバカさ加減に後悔していることでしょう。
立場や信頼を全て失い、今後も生きていかなければいけないのですから。



教師も人間です。
羽目を外したい時もあるのはわかります。
しかし立場上、背負っているものは非常に大きいと思います。
学んだ生徒にとっては、卒業してもずっと先生だったことは変わりません。
これを忘れないでほしいものです。