四季ラビオリ

毎日同じ話で申し訳ないですが、ひっかかるので書きます。

デヴィ夫人がブログで内柴選手を擁護してます。

考え方は人それぞれあると思いますし、納得できる部分もあります。

相手の名前を公表しろは、若い女性だし、事件が事件なだけに相当まずいと思いますが・・・

これが虚偽であったりしたなら別ですが、そうでない限りは心に傷を負っている訳だし
親の立場なら、きちんと処罰をうけてもらわないと、納得いかないでしょう。

若い女性も飲酒をしている点に関しては、強要されたのでなければ
確かに処分をうけるべきだと自分も思います。

未成年ですからね。

いずれにしろ飲酒しているという事実が、話をやっかいにさせています。

お互いにシラフの状態なら、酩酊うんぬんはなくなるのに・・・

コーチでありながら、飲酒を黙認した点は、こういう時に大きく響きます。


自分がデヴィ夫人のお話で思ったのが「オリンピック2連覇」を強調している部分

その部分は自分も、本当に凄い事だと思います。

まずオリンピックに出るだけでも大変だし、更に金を取る。

それを2回やったとなれば、確かに国の英雄でしょう。


しかし、オリンピック2連覇したからといって、女性にこういう事をしてはいけないでしょう。

凄い快挙（とんでもない努力）をしたのはわかりますが、一つのスポーツ（武道）で
頂点をとっただけの事で、何しても許される訳ではありません。


「自分はオリンピックで、金メダル2個とりました、だからその部分も考慮してほしい」

それは関係ないでしょう。

事件をおこしたなら、それに対しては、ありのまま裁きをうけてください。


オリンピック2連覇に対する賞賛や喝采なら、2008年の時点で受けたのですから。

自分にしても、この事件が起こるまでは、内柴さんを立派な柔道家として見ていました。

ほとんどの人がそうだと思います。

お金とかには結びつきませんが、素晴らしい評価をされていたのは間違いありません。

全日本の元代表監督の斉藤　仁さんが言っておられましたが

「金メダルをとってからが一番注目されて、どのような生き方をしているのかを
一番注意しなきゃいけないことじゃないのかなと思います」

こういう事も教えられていたはずですが・・・恩師としては本当に悲しくなりますね。


結局、熊本県が県民栄誉賞取り消しを決定したようです。

失ったものはあまりにも大きい。

単に性欲という話で考えていた自分は、非常にあまかったですが
内柴選手も、自分の立場や責任に対して、軽すぎたのではないかと思う今日この頃です。