四季ラビオリ

代行も呼ばず、かにみそのアパートまで5分ほど歩く

元カノはえらい陽気で・・・

アパートの駐車場に着くと、「じゃあね」と。

「代行も呼んでないし、どうやって帰るの？」と聞くと

泣き出して抱きついてきました。


「！？」

「うえ〜ん、なんですぐ仙台に帰るんだよ〜」

「君と別れて、ここに用がなくなってしまったから・・」

「後、1年か2年ぐらい居ろよ〜」

「むちゃくちゃ言うなよ・・」


もう夜も遅いので、駐車場でこのまま会話するのもまずいと思い部屋へ

話を聞くと、こんなにすぐに帰るとは思わなかったと・・・

別れてから一週間で、秋田を去る事を決意

普段の行動は遅いですが、こういうのは早かった。

精神的に辛くて、逃げ出したかった訳です。

元カノいわく、新聞でパート募集を見て、もしかしてと思い
元職場の同僚へメールで連絡して、自分が辞めるのを知った。

自分のメアドも電話番号も消去してしまったので、連絡のとりようがない。

今日ここに来てインターホン押すのも、もの凄く緊張したと・・
別な女が出てきたらどうしようと・・・


自分はこの話を聞いて、新しい彼女いるなんて、そんな事ぜったいにありえないし
どんだけ自分を過大評価しているのかと・・・

しかも、この時点で後9日で、この土地を去る・・・

仕事も辞めて、アパートも引き払い
ありとあらゆる手続きが完了しているわけです。


本当に変わった女やで・・・(´Д⊂


その後も話をし、まずどうしようもないので
秋田に来たときは会いましょうで、ヨリを戻しました。


宮城と秋田では遠距離恋愛です。


今後そうそう頻繁に秋田に来れる状態ではない。

盛り上がった気持ちで「頻繁に来るね」と約束しても
それが守れない事は、簡単に想像つきます。

会ってなければ、人の心は離れるものだと自分は思います。

一緒に暮らせれば良いけど、それは相手に子供がいる以上
容易な事ではなく・・・

それぞれの場所で、それぞれの生活に流されれば・・・
今後の事考えると、難しい気持ちです。

元カノが会いに来てくれなければ、自分からは会いに行く事もないまま
秋田を離れていたので、悲しい気持ちだったと思います。

こんだけ好きでいてくれる女性がいる事は、ブ男な自分にとっては
ありがたいですが、今は別れが辛いです。

最後の30日の夜は泣くと思います。

夢追って破れた。

何もない部屋で5年間の日々を思い返して・・・

彼女とも、そうそう会えない事にも・・・


人生とは予想しない事が起こるものだなと痛感している
今日この頃です。