四季ラビオリ

誰かな〜と思い、玄関を勢いよく開けると









元彼女が




5秒ぐらい思考停止しました。


もう絶対に会える事もないと思っていたから。


最後はケンカ別れというか、捨てられたも同然だったので。


ヘタレな自分は別れを切り出された時点で、もう諦めたのです。


元彼女は仕事の所為か、痩せてキレイになっていました。


「久しぶり〜　仙台に帰るんだって？」

「うん・・・ああ・・・そうだよ」

と会話を始めてすぐに自分が




泣いてしまいました。



もうこのまま別れの挨拶もせずに去る予定だったから
会えて、とてもうれしかったのです。

自分の頭の中で考えていた事は
最後に彼女の家のポストに手紙入れていこうかな・・・ぐらい

しかし元彼女の気性からいくと

「なんなの！あの男、こんなの入れていきやがって！！」ヽ(`Д´)ﾉ

と読まずに捨てるタイプと思い、どうしようか迷っている時でした。


泣いていると、元彼女が抱きしめてくれました。


「いつまで私を玄関に立たせたままにするの？」と言って
部屋の中にあがろうとしましたが、前にいったように

玄関から部屋まで

エロ本・エロＤＶＤが散乱しております。



「いやああああ、あがらないで〜」と止めましたが
おかまいなしで部屋の中へ



「前から隠しもっているの知っていたから気にしない」って・・




俺が気にするんだよ・・・(´Д⊂



そんな事を思っていると、元彼女が家に電話を始め、終わると



「よし！お別れに飲みにでもいくか」



次に続く