四季ラビオリ

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1月に買った“ゴルフストーリー”ですが、先日クリアしました。
なのでザッと遊んだ感想を描いてみようと思います。

○　世界観

お金がドルで表示されていることもあり、アメリカとかの世界観なのかなぁと。
そのため、日本人にとってはそんなにしっくりこない表現もチラホラ見られます。
ゲーム内では時折アメリカンジョークのようなものも見受けられるのですが、これを楽しめるかどうかで、けっこう印象が変わるかもしれません。
俺はその手のジョークはハマりませんでしたが、まぁ“そんなもの”と受け入れれば悪くないかなと。

○　RPGとしてどうなのか

ゴルフとRPGを融合させたゲームなのですが、これは想像していたよりも面白かったです。
モグラや鳥がいる場所にボールを打ち込んでしまうと、別な場所に持っていかれるところとかも、普通のゴルフゲームにはない部分で楽しめました。

それと謎解きの要素とゴルフとのバランスが取れている点が素晴らしいなと。
序盤は吹き出しが出ている人に話し掛けていけばストーリーが進むようになっていますし、またクエストも行われるのでゴルフの練習も兼ねています。
失敗しても繰り返し挑戦できるので、良い練習になるのです。
苦痛にならない範囲がまた丁度いいというか。

で、最初からわりとサクサク進むので余裕をブッこいていたのですが･･･。
後半に差しかかるあたりで謎解きがけっこう難しくなります。
きちんと人々の話を聞いていかないとクリア出来ないようになっているので、そこが一つのカベかと。
ただ、ちゃんとやればクリア出来るレベルだと思います。

○　全体的な難易度

慣れてしまえば簡単な操作なので、そこまでシビアじゃありません。
きちんとクエストをこなしていけば少しずつ上達する流れになっているので、技術的な面ではそのうちクリア出来るようになっています。
CPUとのマッチプレーに関しても、けっこうCPUがミスをしてくれたりするので、丁寧なプレーを心がければ勝てるようになっています。

また途中で勝ち目がないとなれば、途中でも“やめる”ですぐにリタイアして再挑戦できるので、たいして苦痛になりません。
小学生ぐらいから楽しめる難易度。
本格的なゴルフゲームよりも簡単に遊べる仕様です。
グリーンのピンに当てて、直接チップインやスラムダンクのような形でボールを叩き込めることも多いので、コツを掴めばけっこう強引にいけます。
本来のゴルフゲームではあり得ないような感じの攻めが（笑。
能力の割り振りもこんな感じでマン振りでもクリアは出来ます。



あと大事なポイントとしては、ショットの打ち方は最初に知っておくべきです。
これを知っているのと知らないのでは、間違いなくスコアに大きな差がでます。
クリアを目指すなら必須です。

○　不満に感じた点

ゴルフとRPGが見事に融合しているゴルフストーリーですが、全体的にはあっさりとした印象です。
ゴルフクラブなどのアイテムを集めていくのですが、わりと常識的なアイテムばかり。
ゲームだからもっととんでもない性能のクラブとかもあるかと思っていましたが、まぁどれも無難な内容な点が･･･。
個人的には500ヤードぐらい飛ばせるドライバーや、打ったらピンまで3メートル確定のアイアンとかがあってもよかったかなぁと。

あとストーリーもさほど長くありません。
これは値段的なものを考えれば充分ではあるのですが。
だからサクッと遊びたいときに買うゲームですね。
ちなみに俺がクリアまでに要した時間は31時間でした。
けっこう必死に練習した時間が含まれてコレなので、ウマい人ならもっと短時間でクリア出来ると思います（笑。

と、そんな感じでセールにて1,000円で買ったゴルフストーリーでしたが、思っていた以上に楽しめました。
サクッと気軽にゴルフゲームを楽しみたい人にはお勧めです。



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