2020年06月09日
6月9日は「超人ロックの日」
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今年に入って400冊以上のマンガ本を処分しました。
長い間、蔵王の祖母の家の屋根裏にしまっていた大量のマンガ本はもちろんのこと、この先もずっと保管しておきたかったマンガ本もいくつか処分しました。
もう俺のような独り身の場合、死んだら丸々邪魔な荷物でしかなくなりますから。
最近ますます腹をくくるようになりましたよ(笑。
と、そんな感じで、今年は昔から保管していた古いマンガ本を率先して処分しょうと思い、あるマンガを久しぶりに読んだのですが・・・。
読んだらそのあまりの面白さに捨てられなくなりました。
そのマンガは「超人ロック」
きょうは6月9日で「超人ロックの日」ということもあり、このマンガのことを書かせていただきます。
商業誌での連載は1977年と、もう40年以上前からの作品。
俺が古本屋などで単行本をちょこちょこ買い集めるようになったのは、高校時代で今から25年ほど前でした。
「永遠の時を生きる最強のエスパー」である主人公ロックの設定に、当時から無能だった俺は惹かれてように思います。
ほんと、この読んでいた当時はアホで「超能力が使えたら」なんてバイト中に考えたりしていましたし(笑。
で、最初は少年キングで連載していた、当時の単行本をバラバラに見つけたら買っていく形でした。
これでも充分に面白かったのですが、ハマったのがCOMIC BURGERから発売されていた全19巻の単行本シリーズ。
それまでバラバラに読んでいたのが、これを読んだことで時系列や多くの登場人物の繋がりが分かり、更に面白さが増しました。
超人ロックって何十年〜何百年にわたる話なので、ある巻では少年だった子どもが、別な巻では大人になって所帯を持っていたりします。
更にはその子の子孫が別な巻でロックと出会い・・・的な話があり、ここらへん繋がりが分かっていると読む楽しみが増します。
「ああ、あのときのあの人の子どもが・・・・・・」とか。
また主人公のロックの生き様が、非常にかっこ良く決してブレないところが好きです。
人間やエスパーが争うことの愚かさや、権力に固執する人間の醜さ。
それに対してロックが宇宙最強のエスパーでありながらも、どうすることも出来ない現実や、大切な人を失う悲劇を味わったり。
強いから「はいはいドカーン」とかで単純に敵を片付けていくようなストーリーではなく、強大な力を持つからこその苦悩や悲哀を見事に表現しています。
こう言った部分が多くの読者の心を捉え、40年以上も続く作品になっているのでしょう。
と、そんな超人ロック。
面白いことは分かっていたのですが、今回は仕方なく売りに出そうと考えていました。
冊数が多いし、持っている単行本のサイズが大きく場所を取るため。
若い頃に何十回も読み返しましたし、30代ぐらいでも再び読み返しました。
んで、もう40年以上も前の作品。
さすがにいま読み返したら古さが目に付き、「もういいや」となると思ったのですが・・・。
少年キング時代の単行本を一冊ずつ読み返すと、そのストーリーの計算され尽くしている構成力、演出力、更にそれを表現する絵の秀麗な筆致が極まっていると感じました。
この当時、聖悠紀先生も若くて漫画家として脂が乗りに乗っていたのでしょう。
単行本1巻の充実度が尋常じゃないのです。
まるで名作映画を一本を見たかのような感動。
これ、昭和の時代に少年キングで連載していたころ、もし自分が単行本で買っていたら、一巻買う度に夢のような時間を味わっていたと思います。
また、なんでこのように今さら面白く感じたのかといえば、ストーリーも決して古くないということでした。
むしろ、2020年の現代がようやくこの超人ロックの世界に近づいてきたというか。
むろん、中には『コンピューター」という単語とかも出て、そこら辺の古さはあったりもします。
でも、昨今話題になるというか、皆さんがお世話になっているAI(人工知能)のことについても予見していたようなストーリーがあり・・・。
だからいま見ても古くないというか、時代がようやく追いついた感があります。
というか、これから人類が宇宙に進出して暮らす時代が来るかもしれないことを考えると、超人ロックは更に先の時代のことまで触れています。
なので、現代の10代20代の子たちが見ても楽しめるんじゃないかと思います。
と、長々と力説してきましたが、実際に超人ロックを読んでもらえないことには、この面白さは1ミリも伝わらないことは分かっています。
だからもし少しでも興味を持った方がいたら、読んでいただきたいです。
一番のお勧めは、少年キング時代に連載されていたシリーズ全巻。
最初の方は絵柄に古さがありますが、ストーリーはこのころからすでにしっかりしています。
途中からは絵柄も完成され美しく、ストーリーが充実して面白さが最高潮に。
そしてそれが最後まで持続します。
少年キング時代の単行本は、ブックオフでも110円ぐらいでキレイな状態で売っていたりします。
ほぼ1巻完結形式のため(例外もあります)、その巻から読んでも楽しめると思います。
ちょっと読んでみようかなという方は是非。
#超人ロックの日
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応援ありがとうございます↓
今年に入って400冊以上のマンガ本を処分しました。
長い間、蔵王の祖母の家の屋根裏にしまっていた大量のマンガ本はもちろんのこと、この先もずっと保管しておきたかったマンガ本もいくつか処分しました。
もう俺のような独り身の場合、死んだら丸々邪魔な荷物でしかなくなりますから。
最近ますます腹をくくるようになりましたよ(笑。
と、そんな感じで、今年は昔から保管していた古いマンガ本を率先して処分しょうと思い、あるマンガを久しぶりに読んだのですが・・・。
読んだらそのあまりの面白さに捨てられなくなりました。
そのマンガは「超人ロック」
きょうは6月9日で「超人ロックの日」ということもあり、このマンガのことを書かせていただきます。
商業誌での連載は1977年と、もう40年以上前からの作品。
俺が古本屋などで単行本をちょこちょこ買い集めるようになったのは、高校時代で今から25年ほど前でした。
「永遠の時を生きる最強のエスパー」である主人公ロックの設定に、当時から無能だった俺は惹かれてように思います。
ほんと、この読んでいた当時はアホで「超能力が使えたら」なんてバイト中に考えたりしていましたし(笑。
で、最初は少年キングで連載していた、当時の単行本をバラバラに見つけたら買っていく形でした。
これでも充分に面白かったのですが、ハマったのがCOMIC BURGERから発売されていた全19巻の単行本シリーズ。
それまでバラバラに読んでいたのが、これを読んだことで時系列や多くの登場人物の繋がりが分かり、更に面白さが増しました。
超人ロックって何十年〜何百年にわたる話なので、ある巻では少年だった子どもが、別な巻では大人になって所帯を持っていたりします。
更にはその子の子孫が別な巻でロックと出会い・・・的な話があり、ここらへん繋がりが分かっていると読む楽しみが増します。
「ああ、あのときのあの人の子どもが・・・・・・」とか。
また主人公のロックの生き様が、非常にかっこ良く決してブレないところが好きです。
人間やエスパーが争うことの愚かさや、権力に固執する人間の醜さ。
それに対してロックが宇宙最強のエスパーでありながらも、どうすることも出来ない現実や、大切な人を失う悲劇を味わったり。
強いから「はいはいドカーン」とかで単純に敵を片付けていくようなストーリーではなく、強大な力を持つからこその苦悩や悲哀を見事に表現しています。
こう言った部分が多くの読者の心を捉え、40年以上も続く作品になっているのでしょう。
と、そんな超人ロック。
面白いことは分かっていたのですが、今回は仕方なく売りに出そうと考えていました。
冊数が多いし、持っている単行本のサイズが大きく場所を取るため。
若い頃に何十回も読み返しましたし、30代ぐらいでも再び読み返しました。
んで、もう40年以上も前の作品。
さすがにいま読み返したら古さが目に付き、「もういいや」となると思ったのですが・・・。
少年キング時代の単行本を一冊ずつ読み返すと、そのストーリーの計算され尽くしている構成力、演出力、更にそれを表現する絵の秀麗な筆致が極まっていると感じました。
この当時、聖悠紀先生も若くて漫画家として脂が乗りに乗っていたのでしょう。
単行本1巻の充実度が尋常じゃないのです。
まるで名作映画を一本を見たかのような感動。
これ、昭和の時代に少年キングで連載していたころ、もし自分が単行本で買っていたら、一巻買う度に夢のような時間を味わっていたと思います。
また、なんでこのように今さら面白く感じたのかといえば、ストーリーも決して古くないということでした。
むしろ、2020年の現代がようやくこの超人ロックの世界に近づいてきたというか。
むろん、中には『コンピューター」という単語とかも出て、そこら辺の古さはあったりもします。
でも、昨今話題になるというか、皆さんがお世話になっているAI(人工知能)のことについても予見していたようなストーリーがあり・・・。
だからいま見ても古くないというか、時代がようやく追いついた感があります。
というか、これから人類が宇宙に進出して暮らす時代が来るかもしれないことを考えると、超人ロックは更に先の時代のことまで触れています。
なので、現代の10代20代の子たちが見ても楽しめるんじゃないかと思います。
と、長々と力説してきましたが、実際に超人ロックを読んでもらえないことには、この面白さは1ミリも伝わらないことは分かっています。
だからもし少しでも興味を持った方がいたら、読んでいただきたいです。
一番のお勧めは、少年キング時代に連載されていたシリーズ全巻。
最初の方は絵柄に古さがありますが、ストーリーはこのころからすでにしっかりしています。
途中からは絵柄も完成され美しく、ストーリーが充実して面白さが最高潮に。
そしてそれが最後まで持続します。
少年キング時代の単行本は、ブックオフでも110円ぐらいでキレイな状態で売っていたりします。
ほぼ1巻完結形式のため(例外もあります)、その巻から読んでも楽しめると思います。
ちょっと読んでみようかなという方は是非。
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