四季ラビオリ

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　きょうは、きのうTwitterにて「全店舗閉店」で話題になっていたこちらの記事について。

全店舗閉店して会社を清算することに決めました

　俺が知らないだけで、世の中でこういう決断をしている経営者の方はたくさんいるのだと思いますが･･･。
直にこういうのを見ると、すでに現時点で「死に体」というか「立て直し不可」の状況なんだと分かります。
いつ事態が収束するか誰も分からない。
そして収束したとしても、前のように営業できるというという保障はどこにもない。
そもそも普通の世の中であったとしても、商売をやっていくのは厳しいですしね。
その上にコロナ禍がきてしまった今。
辛いけど、こういう決断をせざるを得ないのでしょう。



　それにしても･･･。
会社や店を立ち上げるなんてのは、気が遠くなるような作業。
そして、それから安定して経営を続ける状態にまで持って行くのも、これまた大変。
そのとんでもない苦労がコロナ禍により、あっさりと無に帰してしまうという･･･。
唯々、無情です。
　
　というか、こういうのを見ていると、現時点で家族や会社などたくさんの物を抱えている人って、本当に大変な状況なのでしょうね。
逆に俺のような何も持っていない人間は、世の中がこれだけ大変な状況になっていても、ダメージは無いに等しいです。
これは全国出外出自粛が強く求められた直後あたりから、度々感じていました。
世の中が普通なら、その何も持っていないことにより葬式など親戚の集まる場で、いつも肩身の狭さを感じていました。
でも、今はその持っていないことがある意味プラスになっているという皮肉（苦笑。
この現実を踏まえると、これまでの価値観が揺らいできます。
要は「これまで頑張ってきた人間」ほど、コロナ禍でダメージを受けているわけです。
しかも店を続けようとすれば、借金という追撃ダメージまであるのです。
逆に俺のように４０年以上、自分のことしか考えてこず、適当に生きてきた人間はノーダメージ。
無力だからこそ失うものがない無敵の人。
つい２ヶ月ぐらいまでお世話になったバイト先の社長や奥さんのことを思うと、なんとも胸が痛みます。
あまりに理不尽すぎると思いますから。

　３月あたりからコロナ禍が本格化し、いずれこういう会社や店が増えるとは思っていましたが･･･。
先のことを考えれば、この時点で損切りをするしかないのかもしれません。
俺もここ数ヶ月、通っていたお気に入りのカフェがあったのですが、もうそのお店が無くなることも本気で覚悟しておかなければならないのだと思うと、ますます気分が落ち込んできます。
　

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