四季ラビオリ

＜スポンサーリンク＞





　だいぶ前にとあるラーメン屋さんに行ったときのこと。



そのラーメン屋さんには月2〜3回ペースで通っていたのですが、この日は「これどうぞ」と名刺のようなものを渡されました。
表には「○○店限定　常連様優待カード」とオーナーの名前が。
裏にはトッピングorライス無料と書かれており、とても嬉しくなりました。



　このとき、特に嬉しかったのはトッピングorライスが無料になるというのではなく、常連様ということでこのカードをもらえたこと。
「月2〜3回しか来てないけど、覚えてもらえたんだ」
ということが、俺のような人間にとっては嬉しかったのです。
たいていはこの見た目で、「金もってなさそう」と邪険に扱われることが多いですから（笑。
そんなわけで、「せっかくもらったから、これからもますます通うぞ」と思ったのですが･･･。

　次に行った時のこと。
店員さんに食券を渡す際、前回もらった常連様優待カードも見せようとすると･･･。
先に店員さんから「これどうぞ」と、また常連様優待カードを渡されました。
このとき、
「あ、俺の顔を覚えていてくれたわけじゃなくて、みんなに配っていたんだ」
という真実に気付き涙（笑。
前回嬉しかっただけに、何ともガックリ来てしまいましたね。
こういうのは本当に顔を覚えて配っていたら、効果は何倍にもなると思うだけに。

　とはいえ、その後もこの店が閉店するまで通い続けました。
行きやすい場所にあり、ラーメンはおいしかったので。
ただ、どうしてもたまに思い出してしまうこの出来事。
普段から俺は「常連だぞ！」とアピールするタイプではないですが、常連として覚えてもらえると意外と嬉しいものなのだと分かった出来事でした。


＜スポンサーリンク＞





応援ありがとうございます↓